神様を中心とした生活は日本人の誇りを持って生きること

それは神様を中心とした生活からもたらされた

火曜日のテーマは「日本人と日本文化」です。その優れた点を再認識していただき、日本人としての誇りを持ち、またその良さを大切にしていただきたいと思っています。そして、それは神様を中心とした生活によってもたらされたものであることを知っていただきたいと思っています。今日は「何でも調査団」というサイトの「日本についてのアンケート・ランキング」からご紹介したいと思います。「日本の良いところは?」「大切にしたい日本の行事、イベントは?」という調査(複数回答可)で、2013年11月15日から21日に行われ、5,264人から回答を得たそうです。ランキングは以下の通りです。

1位は同率で「治安が良い」「四季がある」

1位は治安が良い。2位は四季がある。3位は生水が飲める。4位は時間に正確(交通や人など)。5位はインフラ(電気、水道、ガスなど)が安定している。6位はトイレがきれい(水洗トイレ)。7位は食べ物の種類が多い。8位は交通手段が発達している。9位は商品の品質が良い。10位は技術が発達している。編集部のコメント。どの選択肢もとても高い回答率で、日本にはいいところがたくさんあると思っている方が多いようです。また、年代が上がるほど「四季がある」の回答率が高く、逆に若い世代は「アニメや漫画などの文化が発達している」と答えています。男女で差が出たのは「トイレ」で、男性49%に対し女性は62%と、女性の方がトイレを重要視していることがわかります。以下は回答者のコメントです。いくつか抜粋してご紹介いたします。

回答者のコメント

◆外国に行った事が何度かありますが、乗り物がいつ来るか分からない、一人で外を歩けない、店員が無愛想、水は飲めないし食事はマズイ、風呂はない、宿泊部屋の雨漏り放ったらかし等々・・・当たり前と思っていた事が実は素晴らしい事だったと気付かされました。◆3月11日の地震の時、電気もガスも止まって、コンビニに食べ物を買いに行きました。陳列棚はほとんど空だったのですが、前に並んでいた方が私の持つカゴを見て、自分が買うものから2つ譲ってくれました。この地域は普段無愛想で有名なところなのですが。◆とある山道で事故を起こした時に、近くの集落の人々が駆けつけてくれて、手当て及び救急車を呼んでくれました。さらに救急車に一緒に乗って病院まで付いて来ていただき、無事を確認したところで帰られました。見ず知らずの私にそこまで!もちろん後日皆様の所に御礼に行きましたが、逆に無事を祝ってご馳走になってしまいました・・・(サイトからの引用は以上です。)

自分の損得ではなく、神様を中心として生きる

私たち日本人にとっては当たり前のことですが、それは日本人が昔から自分の損得ではなく、神様を中心とした生活をして来たからだと思います。今、そのことを意識して取り戻すことが大切ではないでしょうか。それでは今日も聖書の続きを読んで、私が考えたことを書いてみますので、神様を中心とした生活の参考にしてみてください。

新約聖書 ルカの福音書14章1~6節

ある安息日に、食事をしようとして、パリサイ派のある指導者の家に入られたとき、みんながじっとイエスを見つめていた。そこには、イエスの真っ正面に、水腫をわずらっている人がいた。イエスは、律法の専門家、パリサイ人たちに、「安息日に病気を直すことは正しいことですか、それともよくないことですか」と言われた。しかし、彼らは黙っていた。それで、イエスはその人を抱いていやし、帰された。それから、彼らに言われた。「自分の息子や牛が井戸に落ちたのに、安息日だからといって、すぐに引き上げてやらない者があなたがたのうちにいるでしょうか。」 彼らは答えることができなかった。

モーセを通して与えられた神様の言葉

「安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。六日間、働いて、あなたのすべての仕事をしなければならない。しかし七日目は、あなたの神、主の安息である。あなたはどんな仕事もしてはならない。———あなたも、あなたの息子、娘、それにあなたの男奴隷や女奴隷、家畜、また、あなたの町囲みの中にいる在留異国人も———それは主が六日のうちに、天と地と海、またそれらの中にいるすべてのものを造り、七日目に休まれたからである。それゆえ、主は安息日を祝福し、これを聖なるものと宣言された。」 これは旧約聖書の時代に神様がモーセという人を通してイスラエルの人々に与えた戒めの言葉でした。

神様を中心にして生きること

この言葉の正しい解釈は何で、何をすることは許されるが、何をすることは許されないのか。それを判断する律法の専門家と言われる人がいました。これが宗教というものであるとすれば、イエスが言われたことは、宗教のような固定化された教えを守ったり、正しい解釈は何かといったような難しいことではなく、子供でも判断できることではないかと思います。「安息日に病気を直すことは正しいことですか、それともよくないことですか。」 もちろん正しいことだと思います。神様を中心にして生きるというのは、そういうことであって、むしろ宗教のようなことをすることではないと私は思います。