京都の祇園祭とユダヤ人の不思議な関係

山鉾巡礼

京都の祇園祭はユダヤ人と深い関係があることが指摘されています。これもまた古代日本にユダヤ人が渡来したことを示す一つの証拠ではないかと思います。坂東誠著「秦氏の謎とユダヤ人渡来伝説」からご紹介いたします。

京都の祇園祭

毎年、七月十七日は京都の祇園祭のクライマックスとなる日だ。それは山鉾(やまぼこ)巡礼である。

八坂神社

私の友人で祇園のお茶屋のつる居を営む田中利明さんによると、祇園祭というのは東山区祇園にある八坂神社の祭礼で、実はこの「ヤサカ」という名前も、ヘブライ語の意味をもった名前である。

「ヤ」はヘブライ語の神様

「ヤー」というのはヘブライ語で神を意味する言葉であり、ユダヤ人にとっては非常に神聖な言葉だ。(ヘブライ語の「ハレルヤ」の「ヤ」も神を意味しており、「神をほめたたえよ」という意味である。)ユダヤ教の宗教家の間では、余りに恐れ多いので、「ヤ」という言葉を決して口にしない人もいるほどだ。

「サカ」はヘブライ語の小屋

また「サカ」という言葉はヘブライ語で小屋を意味する。イスラエルの民は神殿ができる前は、幕屋というテントのような小屋で礼拝をしていた。そのような小屋を「サカ」という。

神様の場所

つまり「ヤサカ」とはヘブライ語で「神の小屋」となり、神の降臨される場所、もしくは神を礼拝する場所という意味となる。

GionとZion

そのような意味を持つ神社の祭礼の山鉾や神輿(みこし)が、聖書と関連があっても不思議ではない。そしてそのヤサカ(神の小屋)と呼ばれる神社があるのが、祇園(ギオン)というこれまた、ヘブライ語の「シオン」から派生した地名なのである。

「シオン」とはエルサレムのこと

「シオン」というのはエルサレムの丘の名前で、そこはダ・ビンチの絵で有名な「キリストの最後の晩餐」が行われた場所でダビデ王の墓などもある。そもそも「シオン」というのはエルサレムの別名であり、原語のヘブライ語では「ツィオン」というのだ。

七月十七日とは

実は、七月十七日は、「タナフ(旧約聖書)」のなかでも特別な日とされている。それは、ノアの箱舟が洪水のあと、アララテ山の山頂に辿り着いたその日だからだ。ノアの箱舟の話について簡単に説明しよう。

新しい始まり

人類を造られた神が、人間の世界に暴虐がはびこるのを見て怒り、洪水によって人類を滅ぼそうとした。しかし、神は人間の世界にノアという義人を見出されたため、ノアに箱舟を作らせて、大洪水からノアとその家族を救う。そして大洪水の後、水が引きノアの箱舟が、アララテ山頂に辿り着いたのが七月十七日なのである。つまり人類全体にとって新しい始まりの記念日なのだ。

ユダヤ人の記念日

さらにこの話が載っているトラーの巻物を聖典と仰ぐユダヤ人にとっては、特に記念すべき神からの救いの日であった。そのため、この記念すべき日に祭礼を行ったのではないだろうか。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

このように聖書は私たち日本人の信仰のルーツであると考えられます。聖書は神様を中心にして生きようとした人々の記録なのです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として、神様を中心にして生きるために聖書を読んでいただきたいと思っています。とても参考になると思います。

新約聖書 使徒の働き 27章27~34節

十四日目の夜になって、私たちがアドリヤ海を漂っていると、真夜中ごろ、水夫たちは、どこかの陸地に近づいたように感じた。水の深さを測ってみると、四十メートルほどであることがわかった。

少し進んでまた測ると、三十メートルほどであった。どこかで暗礁に乗り上げはしないかと心配して、ともから四つの錨を投げおろし、夜の明けるのを待った。

ところが、水夫たちは船から逃げ出そうとして、へさきから錨を降ろすように見せかけて、小舟を海に降ろしていたので、パウロは百人隊長や兵士たちに、「あの人たちが船にとどまっていなければ、あなたがたも助かりません」と言った。

そこで兵士たちは、小舟の綱を断ち切って、そのまま流れ去るのに任せた。ついに夜の明けかけたころ、パウロは、一同に食事をとることを勧めて、こう言った。「あなたがたは待ちに待って、きょうまで何も食べずに過ごして、十四日になります。

ですから、私はあなたがたに、食事をとることを勧めます。これであなたがたは助かることになるのです。あなたがたの頭から髪一筋も失われることはありません。

元気を出しなさい

パウロの警告に従わずに出帆した船は暴風に翻弄され、助かる見込みはないように思われました。しかし、パウロは立ち上がり、元気を出しなさいと声をかけました。

逃げ出そうとする水夫

船はどこかの陸地に近づいたようでした。暗礁に乗り上げて、船が大破しないように、錨を降ろし、夜の明けるのを待つことにしました。ところが、錨を降ろすと見せかけて、小舟を降ろし、逃げ出そうとする水夫たちの姿がパウロの目に入りました。

パウロに従う人々

パウロは百人隊長や兵士たちに、「あの人たちが逃げれば、あなたがたも助からない」と言いました。今度は百人隊長も兵士たちもパウロの警告に良く従いました。パウロは一同に食事をするようにと勧めました。夜が明ければ、陸に上がらなければなりません。お腹がすいていては力が出ないからでしょう。パウロは全員助かると断言しました。

正しい判断

危機的な状況の中でもパウロは冷静に、客観的に判断しているように思います。また、他の人々もパウロに信頼し、その指示に良く従っているように思います。神様を中心にするなら、このように正しい判断をすることができるのではないでしょうか。それはご利益とか、宗教とは関係のないことだと思います。

日ごろから神様を中心にする

危機的状況になってからではなく、日ごろから神様に思いを向けて祈り、聖書を読み、神様を中心にして生きることが大切ではないかと思います。

いかがでしたでしょうか

参考になりましたら、「いいね!」でお知らせください。また、シェアのご協力もよろしくお願いします。今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

「京都の祇園祭とユダヤ人の不思議な関係」への1件のフィードバック

  1. 日本人の祖先は、失われた十支族の、ミカド族、天皇様のことを、ミカドといいますよね(^^)、つまり、ユダヤ人そのもの、ヤップ天才遺伝子が、ユダヤ人と日本人にしか無い事も偶然にしては、不思議、ユダヤ人を祝福する者は、祝福される、やがてユダヤ人を中心に、世界が丸く治まる日が近い?

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