【日本人と日本文化】「みんなで達成する」日本人の強さ

「日本人の働き方は、働き蜂やアリなどの組織化された勤勉さに譬えられます。しかしわたしから見ると、日本人の連携力はまるで『チューリップ』のようです。」と語るのは日本在住24年(執筆当時)、ハワイ出身のアメリカ人、ルース・ジャーマン・白石さん。彼女の著書「日本人が世界に誇れる33のこと」から紹介します。

番組スタッフとして体験した「日本人の連携力」

先日、ハワイ出身とのことでフジテレビの番組に「ハワイの専門家」として出演することができました。そのとき改めて、日本人特有のすごい「連携力」を体験することができました。

思いをひとつにして

メイクさんにしてもADさんにしても「言わなくても」通じるものがあるのです。土の中のチューリップの球根から芽が出て、葉が太陽に向かって上がっていくプロセス同様、スタッフ一人ひとりが、番組を成功させようという思いでまとまって進んでいく様子を目の当たりにしました。

とてもSweetな支え合い

それぞれのスタッフが「無言」の気遣いをもち、お互いに「相手も尽くしている」ことを前提とした仕事ぶりでした。無駄なおしゃべりをせず、お弁当を食べている同僚にそっとお茶を出したり、ちょっとしたジョークを言いながら励ましたり・・・とてもSweetな支え合いを拝見できた気がします。

日本以外では見たことがない

こういうところこそが日本人の強みの一つであることを、ほとんどの日本人が気づいていないと思います。わたしはこれまで、日本以外のイベントやグループワークにたくさん参加してきましたが、日本人がもつような連携力は見たことがありません。(本からの引用は以上です。)

人として本来あるべき姿

日本人以外にはあまり見られない日本人の連携力。しかし、アメリカ人であるルースさんも素晴らしいと感じるということは、それは人間にとって本来あるべき普遍的な価値を持つ姿だからだと思います。日本人は太古の昔から、そのような人間本来あるべき姿を知っていて、知らず知らずのうちに、そのように生きるのではないかと思います。ひとことで言えば、それは自己中心を退けて、神様の願いや思いを中心にして生きる生き方だと言えると思います。

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。大切なことは神様を中心とした生き方を意識することだと思います。聖書は神様を中心にして生きようとしたイスラエル人の記録であり、日本人の心です。キリスト教の教典としてではなく、神様を中心にして生きる日本人として聖書を読んでみてください。聖書の神様は私たち日本人の神様として読むことが大切だと思います。

新約聖書 ルカによる福音書 2章36~40節

また、アセル族のパヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。彼女は非常に年をとっていた。むすめ時代にとついで、七年間だけ夫と共に住み、その後やもめぐらしをし、八十四歳になっていた。そして宮を離れずに夜も昼も断食と祈とをもって神に仕えていた。この老女も、ちょうどそのとき近寄ってきて、神に感謝をささげ、そしてこの幼な子のことを、エルサレムの救を待ち望んでいるすべての人々に語りきかせた。

両親は主の律法どおりすべての事をすませたので、ガリラヤへむかい、自分の町ナザレに帰った。幼な子は、ますます成長して強くなり、知恵に満ち、そして神の恵みがその上にあった。

ヨセフとマリヤはイエスを連れてエルサレムの神殿に上った

住民登録をするためにベツレヘムというダビデの町に来て滞在していた時に、マリヤは男の子を生み、ユダヤ教の習慣に従って、8日目にその子に割礼をほどこして、イエスと名づけ、モーセの律法によるきよめの期間が過ぎるのを待って、エルサレムの神殿に上りました。それは律法に従って、犠牲の動物をささげるためでした。

神様を中心にして生きる国

そこでシメオンという人が現れて、この幼な子イエスこそメシヤだと語り、続いてアンナという女預言者も現れて、この幼な子イエスのことについて語ったことが記されています。それは「エルサレムの救」と記されています。神様を王として、神様を中心にして生きる国。それが救いということだと思います。

いかがでしたか

参考になりましたら「いいね!」でお知らせください。また、シェアのご協力もよろしくお願いします。今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

本をお求めください

本の表紙Amazonから「日本人の信仰が世界を救う—元キリスト教牧師が語る神の国ニッポン」を出版しています。日本人の高い国民性のルーツは聖書にあること、イエスの教えはキリスト教よりむしろ「日本人の信仰」の中に引き継がれていることが分かります。ぜひ、読んでみてください。

本書の目次

一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

詳しくは書籍情報をご覧ください。