【日本とイスラエル】戦国時代から統一国家へ

書籍「失われた十部族の足跡」

日本とイスラエルに関連する内容について、アビグドール・シャハン著「古代日本に辿り着いたユダヤ人・失われた十部族の足跡~イスラエルの地から日本まで」からご紹介いたします。

織田信長の登場

十六世紀はじめごろ、日本は将軍によって支配されており、彼らは天皇を自分の意のままに動かした。また各地は大名たちが群雄割拠しており、それぞれの領地で好きなように治めていた。このような混沌とした時代が約五十年続いた後、日本の中部に織田信長が登場、日本統一を目指した。

信長の躍進

1560年、二十五歳の時、織田信長は行動を始めた。それから八年後、彼は首都である京都を占領、その一年後には境を支配した。信長自身仏教徒であったにも関わらず、彼の支配下に入ることを拒んだ仏教の僧たち千五百人を殺害し、その寺を焼き払った。

本能寺

織田信長の勢力は天皇も認めることとなり、1577年、彼は朝廷で最も高い官位である右大臣に任命された。1582年、信長は京都の本能寺に滞在しているところを家来である明智光秀に襲撃された。僅かな手勢で攻撃を防ぎきれないと悟った信長はその場で自害したとされる。

豊臣秀吉

さらに明智軍は信長の息子とその軍が籠る城を襲う。息子も、もう明智軍から逃れる術はないと悟り、その場で自刃した。しかしその数日後には明智光秀自身も敵の手に落ちて殺された。その後、政権は織田軍の西日本軍司令官であり、明智光秀を殺した豊臣秀吉の手に渡る。彼は素早く敵たちを駆逐することに成功し、その八年後には日本は一つの国に統一された。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本の文化、伝統、歴史、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を開くとき、そこに古くて新しい発見があることでしょう。

新約聖書 ヨハネによる福音書 19章31~37節

さてユダヤ人たちは、その日が準備の日であったので、安息日に死体を十字架の上に残しておくまいと、(特にその安息日は大事な日であったから)、ピラトに願って、足を折った上で、死体を取りおろすことにした。

そこで兵卒らがきて、イエスと一緒に十字架につけられた初めの者と、もうひとりの者との足を折った。しかし、彼らがイエスのところにきた時、イエスはもう死んでおられたのを見て、その足を折ることはしなかった。

しかし、ひとりの兵卒がやりでそのわきを突きさすと、すぐ血と水とが流れ出た。それを見た者があかしをした。そして、そのあかしは真実である。その人は、自分が真実を語っていることを知っている。それは、あなたがたも信ずるようになるためである。

これらのことが起ったのは、「その骨はくだかれないであろう」との聖書の言葉が、成就するためである。また聖書のほかのところに、「彼らは自分が刺し通した者を見るであろう」とある。

イエスの死

ユダヤ教の安息日は土曜日で、金曜日の日没、午後6時から始まります。この日は準備の日であったというのは、金曜日であったということでしょう。特にこの安息日は過越しの祭りの安息日で、大事な日であったということだと思います。足を折るというのは、わずかに残った命にとどめを刺すということでしょう。しかし、イエスはすでに死んでおり、その必要はなかったと記されています。さらに、そのわきをやりで刺し、血と水が流れ出たとあります。やりはイエスの心臓に達したということだと思います。この記録はイエスの十字架上での死は確実であったということを伝えているのだと思います。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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