【日本近現代史】戦争犯罪宣伝計画(WGIP)(3)

古い教科書

「高校生のためのおもしろ歴史教室」というサイトの「戦争犯罪宣伝計画(WGIP)」から紹介させていただいています。今日はその3回目です。

マスコミの支配

そして日本を占領した1945年9月からサンフランシスコ平和条約が発効する1952年4月28日までの6年半の間にWGIPが定着するようにあらゆる仕組みをつくりました。最大の仕組みは、マスコミや大学の支配です。戦争犯罪者にするという脅し文句のもとにマスコミをWGIP一辺倒の報道にさせます。さらに、これらマスコミの加担者たちは、いったん定めた反日の方向性を逆転できないような人事配置をつづけることになります。戦前の実態を知らないがゆえに、一層反日の報道を繰り返すようになって現在に至っています。たとえば大東亜戦争を取り上げるにしても、1941年12月8日の真珠湾攻撃から取り上げます。それ以前のアメリカの日本に対する制裁は取り上げません。日本がアメリカから受けた制裁について東京裁判で「モナコ王国やルクセンブルク大公国のような小国でも、アメリカに対して矛をとってたちあがったであろう」とパル裁判官が発言しても日本のマスコミも歴史学者もとりあげません。

公職追放

健全な日本の中核をなしていた20万人も公職から追放した上で、大学においても、日本を弱体化させるために、日本が東亜百年戦争を戦ってきた真実を覆い隠すために、日本がきらいで、日本を解体して新しいユートピア的な社会にするという理想をもっている共産主義者や共産主義者的キリスト教徒を東大や京大などの総長・学長にしました。トップの人事が研究者の動向を支配します。

隠れ共産主義者

共産主義思想といっても、フランクフルト学派のそれで、いわば隠れ共産主義者として存在します。明確に共産主義者であるというカミングアウトはしていないだけに潜在的に拡がっていく傾向にあります。日本の伝統文化や良きところを封建的遺制として切り捨てます。家族制度や天皇が担ってきた役割についても否定的です。日本が解体して不安定な状態にならないと共産主義政権ができないからです。

伝統の破壊

特にこの共産主義思想は、政治的プロパガンダですが、歴史学の形をとっていますので、日本史を研究する学者は、おおむね唯物史観にもとづく天皇廃止論者であり、GHQのWGIPの史観にもとづく研究をおこなっています。このような人たちに教育された、歴史の先生は、ほとんど知らないうちにWGIPの史観をそのまま学校で教えることになります。当然のことながらこのようにほとんどすべての国史を扱う歴史者が反日ですので、教科書もほとんどWGIP史観すなわち自虐史観に立って著述されています。フランクフルト学派について詳しくは、かなり専門的ですが「戦後日本を狂わせたOSS『日本計画』二段階革命理論と憲法」田中英道著(展転社 平成23年)をお読み下さい。 (サイトから引用は以上です。)

正しい国史教育

先日、竹田恒泰氏の講演会に行ってきました。竹田氏はこのように言っていました。「その逆もまた然りである。もし真っ当な教科書が普及したなら、真っ当な青年が育ち、将来日本の指導者になって、その時に本当の日本が復興するのではあるまいか。正しい教科書を普及させることの価値は大きい。」嘆いてばかりはいられません。

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本の文化、伝統、習慣、価値観、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を開き、日本人として何を大切にして継承していかなければならないのか考えていただきたいと思います。

新約聖書 使徒行伝 15章22~29節

そこで、使徒たちや長老たちは、全教会と協議した末、お互の中から人々を選んで、パウロやバルナバと共に、アンテオケに派遣することに決めた。選ばれたのは、バルサバというユダとシラスとであったが、いずれも兄弟たちの間で重んじられていた人たちであった。

この人たちに託された書面はこうである。「あなたがたの兄弟である使徒および長老たちから、アンテオケ、シリヤ、キリキヤにいる異邦人の兄弟がたに、あいさつを送る。こちらから行ったある者たちが、わたしたちからの指示もないのに、いろいろなことを言って、あなたがたを騒がせ、あなたがたの心を乱したと伝え聞いた。

そこで、わたしたちは人々を選んで、愛するバルナバおよびパウロと共に、あなたがたのもとに派遣することに、衆議一決した。このふたりは、われらの主イエス・キリストの名のために、その命を投げ出した人々であるが、彼らと共に、ユダとシラスとを派遣する次第である。この人たちは、あなたがたに、同じ趣旨のことを、口頭でも伝えるであろう。

すなわち、聖霊とわたしたちとは、次の必要事項のほかは、どんな負担をも、あなたがたに負わせないことに決めた。それは、偶像に供えたものと、血と、絞め殺したものと、不品行とを、避けるということである。これらのものから遠ざかっておれば、それでよろしい。以上」。

使徒、長老、全教会

これらの名称からも、イエスの弟子たちのグループは使徒たちを中心に、かなりの人数になっており、組織化されるようになっていた様子を感じます。今日の教会という宗教組織になりつつあったのかもしれません。異邦人も割礼を受け、モーセの律法を守るべきなのかといった、それぞれが判断すれば良いような事柄について、教会での公式見解をまとめたという印象を受けます。しかし、自己中心、人間中心を退け、神に立ち帰り、神を中心にして生きる幸いとは、教会や宗教の問題ではなく、各人と神との問題ではないでしょうか。皆さんはどう思われますでしょうか。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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