【日本とイスラエル】稲荷神社はイエス・キリスト神社だった(2)

「稲荷神社はイエス・キリスト神社だった」久保有政氏のYouTube解説から何回かに分けてご紹介いたします。 今日はその(2)です。

平田篤胤

大神道家・平田篤胤は、「天御中主神」(大元神)は、はじめなく終わりもなく、天上にあって天地万物を生じる徳を持ち、万有を主宰していると説いた。これは聖書の神と同様の性格である。

渡辺重石丸

また彼の弟子・渡辺重石丸は、その著書の中で「天御中主神」は聖書のいう神ヤハウェと同一だと唱えた。

吉田兼俱

大神道家の吉田兼俱(15~16世紀)も、古来の純粋な神道は、天地の根元なる神、無始無終、常住恒存、また絶対なる唯一神に発するものだとした。その神が本来、日本人の信じてきた根源神だったのである。

秦氏がつくった稲荷神社

稲荷神社は、古代の有名な渡来人一族「秦氏」が創建したものである。・・・秦氏が日本に渡来して来たとき、神道はすでに日本にあった。秦氏はその神道を発展させ、さらにそこにキリスト教的(新約聖書的?)要素を加え、そのような神社を、全国津々浦々につくっていった。その代表的なものが、稲荷神社だったのである。

稲荷神社とキツネ

ふつう神社の狛犬は獅子(ライオン)だが、稲荷神社の狛犬はキツネである。・・・しかし稲荷神社とキツネは本来、無関係である。のちに仏教系の稲荷信仰――ダキニ信仰(茶枳尼天)が習合し、稲荷神社にキツネが置かれるようになった。(次回に続く)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の心の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 11章1~9節

全地は同じ発音、同じ言葉であった。時に人々は東に移り、シナルの地に平野を得て、そこに住んだ。彼らは互に言った、「さあ、れんがを造って、よく焼こう」。こうして彼らは石の代りに、れんがを得、しっくいの代りに、アスファルトを得た。

彼らはまた言った、「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。そしてわれわれは名を上げて、全地のおもてに散るのを免れよう」。

時に主は下って、人の子たちの建てる町と塔とを見て、言われた、「民は一つで、みな同じ言葉である。彼らはすでにこの事をしはじめた。彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。さあ、われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、互に言葉が通じないようにしよう」。

こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのをやめた。これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。

全地は同じ発音、同じ言葉であった

ノアの3人の子供たちは、その血統にしたがい、その言葉にしたがって、それぞれ別々の土地に住み、増え広がっていったように思っていましたが、ここには同じ発音、同じ言葉だったと明確に記されています。それは人々が一致し、協力し、発展するために大変有益であったことが分かります。人類は様々な工夫を凝らし、文明は発展していったことでしょう。

その頂を天に届かせよう

文明を発展させること自体はとても良いことだと思います。しかし、天に届かせようという考えは明らかに神の御心を逸脱し、人間中心になってしまったことを思います。神を中心にし、神の喜びのために、創意工夫することは大切なことですが、神を超えて、人間が神のようになろうとすることは慎まなければなりません。それが罪であり、人類に破滅をもたらします。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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