【人間関係】覚悟を決めると効果がある

拳を作るビジネスマン
決断し、覚悟を決めた時に人生が動き出す

「これは、世の中で高い結果を出している人に共通の考え方です。目の前の問題を解決するためには、あなたがある種の覚悟を決める必要があります。覚悟を決めることで心の軸が定まります。人間関係に苦しむ時、心の軸は大きくブレがちです。しかしこれからご紹介する3つの覚悟を決めることであなたの心の軸が定まります。」とありました。「『職場の人間関係・改善術』苦しみ続けた私に効果があった24の方法」からご紹介いたします。

これ以上ない最悪を想定する

これ以上ないほどの最悪を想定し、心の準備をしておきましょう。以下のように行うことで、あなたの心に余裕を生み出すことができます。

  1. これ以上ないほどの最悪な状況を想定する。
  2. 最悪な状況が起きたらどうするか?心の準備をする。
  3. それ以上(1番以上)の最悪な状況を想定する。
  4. それ以上の最悪が起きたらどうするか?心の準備をする。
  5. 3番、4番を繰り返す。

人間関係の悩みやストレスは、冷静な思考、感情を奪い、心を大きく揺さぶります。しかし、それ以上の最悪な状況を想定し覚悟した時、今が最悪ではないと考えることができ、今の自分を冷静に客観的に見ることができます。冷静で客観的な視点を取り戻したあなたは、自分の感情をコントロールすることができます。(サイトからの引用は以上です。残りの2つは来週ご紹介いたします。)

最高ではないが、最悪でもない

問題に飲み込まれないで、適切な距離を取り、客観的で冷静な心を取り戻すことが問題解決には大変重要だと思います。ポイントはどうしたらそのような距離感を取ることが出来るかということでしょう。今日ご紹介した方法は有効な方法だと思いました。今置かれている状況は最高ではないかもしれませんが、最悪でもないということを知る必要があります。なぜなら、感情はすぐに「最悪だ!」と叫んでしまいやすいからです。

神様を中心とした問題との距離感

全ての状況は全能の神様が支配している。確かに私には足りないところがありますが、それでも神様にとって、それは大した問題ではなく、全てをコントロールすることができる。そうだとすれば、全ての現実は神様の支配下で起こっていることであることが分かります。それが神様を中心にするということです。人間関係においても、その神様に対して私は生きているのであって、その中で自分がすべきことをすれば良い。神様を中心にすると、このように問題と適切な距離感を取ることができると思います。毎日、時間を決めて、神様に思いを向けて祈り、聖書を読む。そうやって、神様を意識し、神様を中心にして生きることを習慣化することが大切だと思います。

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は宗教の戒律が記された教典ではなく、神様を中心にして生きようとしたイスラエル人の記録であり、実は日本人の信仰のルーツでもあります。キリスト教の教典としてではなく、神様を中心にするために聖書を読んでみてください。

新約聖書 マルコによる福音書 6章1~6節

イエスはそこを去って、郷里に行かれたが、弟子たちも従って行った。そして、安息日になったので、会堂で教えはじめられた。それを聞いた多くの人々は、驚いて言った、「この人は、これらのことをどこで習ってきたのか。また、この人の授かった知恵はどうだろう。このような力あるわざがその手で行われているのは、どうしてか。

この人は大工ではないか。マリヤのむすこで、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟ではないか。またその姉妹たちも、ここにわたしたちと一緒にいるではないか」。こうして彼らはイエスにつまずいた。

イエスは言われた、「預言者は、自分の郷里、親族、家以外では、どこででも敬われないことはない」。そして、そこでは力あるわざを一つもすることができず、ただ少数の病人に手をおいていやされただけであった。そして、彼らの不信仰を驚き怪しまれた。それからイエスは、附近の村々を巡りあるいて教えられた。

郷里で教えるイエス

それはイエスの出身地であるナザレという村のことだと思います。イエスが安息日に、ユダヤ教の会堂で教えたことが記されていますが、教えの内容は記されていません。ただ、その知恵に驚いたとあります。どんな話をしたのでしょうか。また、人々はイエスを通して力あるわざが行われるのも見ました。

神様の声を聞く

他の聖書の記述から想像するなら、イエスの教えの中心は、人間中心を退けて、神様を中心にして生きる幸いについて語られたのだと思います。しかし、郷里の人々は、イエスをただの人と考え、その教えに耳を傾けませんでした。ユダヤ教の偉い先生の話だったら聞いたのでしょうか。小さい頃から知っている大工の息子ではいけないのでしょうか。神様の声とは、誰が言っているのかということではなく、それぞれの良心で、「確かにそうだな」と語りかけられる神様からの声だと思います。誰が言っていたとしても、神様は何と言っているのか、それぞれの心で聞くことが大切だと思います。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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