【特別企画】伊勢、京都旅行(追記)

伊勢神宮

旅行から帰って、目の疲れからだと思いますが、頭がふらふらするので、今週はゆっくりさせていただきました。また、来週からブログを再開しますので、今年もよろしくお願いいたします。

畠田秀生氏との再会

畠田氏と

今回の旅行の最初の目的は「聖書と日本フォーラム」の会長をしていらっしゃる畠田秀生氏との再会でした。三重県志摩市のご自宅にお伺いし、貴重な時間を過ごすことができました。また、多くの資料をいただきましたので、少しずつご紹介したいと思います。

畠田氏からいただいた

これは畠田氏からいただいたCDやDVDです。2010年の聖書と日本フォーラム研修会の「内宮早朝案内」のDVD、2006年の沖縄大会におけるジム・ピーコック師の講演、2017年12月の「ユダヤとイスラエル」、「エルサレムと悟り」と題する畠田氏のメッセージ。きっと新しい情報があると思います。

書籍「失われた十部族の足跡」

アビグドール・シャハン著「失われた十部族の足跡」の日本語訳、330ページ以上もある書籍をいただきました。ここにもきっと新しい情報があると思います。

蘇民将来之子孫の板

それから、「蘇民将来之子孫家」と書かれた木の札を見つけたので、写真を撮らせて欲しいとお願いしたら、1つ下さいました。

蘇民将来の裏

裏はこのようになっています。「蘇民将来」については何度かご紹介していますが、伊勢地方のお正月飾りでは一般的だということで、ちょうど年末に訪れたために、スーパーでも普通に売られていましたし、どこの家の正月飾りにも普通に見ることができ、あらためて驚かされました。

伊勢のお正月飾り

これは伊勢神宮内宮の入口近くにあるお店ですが、入口に「蘇民将来之子孫家」の木札のついたお正月飾りが飾られています。

伊勢神宮DVD

これは伊勢神宮内宮で購入したDVDです。神嘗祭(かんなめさい)、式年遷宮、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)の様子などが収録されているようです。

天の岩戸訪問

天の岩戸

畠田氏のご自宅から伊勢神宮へ向かう途中に「天の岩戸」と言われる場所があります。ご存知のように、「天の岩戸」は古事記、日本書紀に記されている神話ですが、天照大神がお隠れになった場所です。考古学的にこの場所だと断定されている訳ではなく、他にも天の岩戸と言われる場所はあるようですが、この場所もそのように言われているということだと思います。駐車場から山の中を10分ほど歩いて行くと、天の岩戸に着きます。

天の岩戸

天の岩戸

天の岩戸

天の岩戸

ひっそりとしていて、我々の他には誰もいません。名水百選になっているということで、水が汲めるようにパイプが設置されています。

天の岩戸

すぐ脇に更衣室があり、先ほどの写真にもある滝で禊ぎをすることができるようにになっているのだと思います。

天の岩戸

天の岩戸から流れ出る水は、道の脇を川となって流れているのですが、途中このように石段がついていて、川に降りることができるようになっています。さらに良く見ると、窪みのような箇所が何箇所かあり、禊ぎを行うことができるのか、洗礼のためのものではないかとも感じました。

京都太秦へ

伊勢神宮を後にして、京都太秦の秦氏関連の寺社に向かいました。また詳しくは来週以降にお伝えしたいと思いますが、国宝の弥勒菩薩がある広隆寺の霊宝殿を見て感じたことを少し記しておきたいと思います。

大日如来像

広隆寺の霊宝殿には国宝がニ十点、重要文化財が四十八点ありますが、「大日如来」の説明文にこのように記されていました。「密教の最上根本の仏。大宇宙の真理の象徴である大日如来さまは、人々の煩悩を消し、永遠不滅に慈悲の活動を続けられています。」 もちろん、そこに置かれているのは大日如来像であって、この像が大日如来そのものでないことは明らかだと思います。この説明文からも大日如来は目で見ることのできない存在であり、それは古事記、日本書紀が記す「天御中主神」、聖書が記す「あってある方」と同じ存在を指し示しているように思いました。人は誰に教えられなくても、そのような存在を知っている者なのか、それともここにも聖書の影響があるのか。いずれにしても、それは神様のことだと思いました。

弥勒菩薩半跏思惟像

国宝の「弥勒菩薩半跏思惟像」には、このような説明文がありました。「弥勒さまは、お釈迦さまに代わってこの世のすべての悩み苦しみをお祓いくださる慈悲の仏さまです。人間として正しい生き方を心がけ十善戒を実践することで身も心も清浄になり、安心を授けられ、悟り人へとみちびいて下さいます。」 これはメシヤのことではないかと思いました。

十善戒

十善戒

「十善戒」とは、「十の善き戒め」とあり、「不殺生(ふせっしょう)生きものを殺しません。不偸盗(ふちゅうとう)ものを盗みません。不邪淫(ふじゃいん)みだらな男女の関係をしません。不妄語(ふもうご)うそいつわりを言いません。不綺語(ふきご)たわごとを言いません。不悪口(ふあつく)人の悪口を言いません。不両舌(ふりょうぜつ)二枚舌をつかいません。不慳貪(ふけんどん)ものを慳(おし)み貪りません。不瞋恚(ふしんに)いかり憎むことをしません。不邪見(ふじゃけん)間違った考え方をしません。」と霊宝殿の入口付近に掲げられていました。これらは全て否定の命令であり、モーセの十戒に大変似ていると思いました。

いかがでしたか

参考になりましたら、「いいね」でお知らせください。また、シェアのご協力もよろしくお願いします。

2018年2月2日(金)タピ大決定!

今回は「古代史に見る日本人とユダヤ人の不思議な関係(3)~キャンピングカーで行く古代ユダヤ人ゆかりの地を巡る旅」と題して、昨年の夏に訪問した石川県宝達町にある「モーゼの墓」、京都府丹後にある日本最古の神社の一つ「元伊勢籠(この)神社」のレポートを、道の駅情報などキャンピングカーの旅行の魅力を交えながらお伝えしたいと思います。お近くにお住いの方はぜひお出でください。参加費無料、予約も要りません。お待ちしております。詳しくはタピ大をご覧ください。

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本の表紙Amazonから「日本人の信仰が世界を救う—元キリスト教牧師が語る神の国ニッポン」を出版しています。(Amazonのリンクはこちらです。)日本人の高い国民性のルーツは聖書にあること、イエスの教えはキリスト教よりむしろ「日本人の信仰」の中に引き継がれていることが分かります。ぜひ、読んでみてください。

目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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