【聖書預言と日本】ヨハネ福音書の預言

聖書

水、土曜日は「聖書預言と日本」というテーマで、聖書に記されたイスラエル12部族に関する預言をご紹介しています。日本とイスラエルに何らかの関係があるとすれば、聖書預言は日本と無関係ではないということになります。新約聖書ヨハネによる福音書にはイスラエルについて、どのように書かれているのでしょうか。

ユダヤ人とイスラエル人

聖書では、ユダヤ人という言葉は南ユダの人々を指し、イスラエルという言葉は全イスラエル12部族、または北イスラエル10部族のみを指す場合もあるようです。ヨハネ福音書ではイスラエルよりも、ユダヤ人という言葉が目立つようです。また、ヨハネ福音書3章1節で、ニコデモという人物は「ユダヤ人の指導者」と記されていますが、以下のイエス・キリストの言葉の中では「イスラエルの教師」と言い換えられています。

新約聖書 ヨハネによる福音書 3章10節

イエスは彼に答えて言われた、「あなたはイスラエルの教師でありながら、これぐらいのことがわかならないのか。

サマリヤの女

次の箇所はイエス・キリストがサマリヤの女に語った言葉ですが、サマリヤは北イスラエルの他民族と混血した人々のことを指していると思います。北イスラエルの回復を預言しているのではないでしょうか。

新約聖書 ヨハネによる福音書 4章21、22節

イエスは女に言われた、「女よ、わたしの言うことを信じなさい。あなたがたが、この山でも、またエルサレムでもない所で、父を礼拝する時が来る。あなたがたは自分の知らないものを拝んでいるが、わたしたちは知っているかたを礼拝している。救はユダヤ人から来るからである。

イスラエルの回復

次の箇所は、イエス・キリストがユダヤ人と散在しているイスラエル人を一つに集めて回復するために死ぬことになっているという預言ではないでしょうか。

新約聖書 ヨハネによる福音書 11章51節

このことは彼が自分から言ったのではない。彼はこの年の大祭司であったので、預言して、イエスが国民のために、ただ国民のためだけではなく、また散在している神の子らを一つに集めるために、死ぬことになっていると、言ったのである。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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