【日本とイスラエル】出産する女性

日本とイスラエルに関連する事柄について、アビグドール・シャハン著「古代日本に辿り着いたユダヤ人・失われた十部族の足跡~イスラエルの地から日本まで」からご紹介いたします。

出産する女性

出産する女性は神道でもモーセの宗教でも穢れるため隔離されなければならない。この穢れはとても強いものとされたため、古代日本人、つまり日本に来たイスラエルの民は彼女らのために窓のない隔離小屋を居住地から離れた場所に建てた。出産する女性や月経のある女性は、この小屋に入れられ、穢れが清められるまでそこで過ごした。イスラエルの民も、砂漠時代を放浪していた時代は、同様に出産する女性、月経のある女性は宿営の外に建てられた天幕に隔離された。

アーネスト・サトウ

研究者アーネスト・サトウは1878年に日本のある島を訪れた。彼はその島の妊婦たちが村から出て、山の麓に建てられた小屋で出産し、産後もしばらく過ごす習慣があるのを見て驚いた。

月経

月経中の女性は、モーセの宗教でも神道でも、夫のみならず周囲から一時的に隔離される。

陣営を清めよ

神道では、汚れも穢れになる。イスラエルの民はモーセの律法において、個人も陣営も清潔に保つことが繰り返し命じられている。この遠い過去に与えられた清めと清潔についての命令が日本の神道において、どれほどしっかりと守り、受け継がれているかについて、古事記を英語に翻訳したバジル・ホール・チャンバレンが次のように書き残している。

「(日本の)古代文書には、便所が何度も登場する。便所はたいてい住居から遠く離れた流れる水の上に建てられていて、それを古代の呼び名で「かわや」と言う。(「ケハー・ヤ」はヘブライ語で「神よ、持って行き給え」の意)。

清浄さと質素さ

モーセのトーラーが定める清めと清潔に関する命令は神道に大きな影響を与えた。神道には成文の聖典がないため、これらの命令は口伝伝承で厳しく伝えられた。砂漠時代、イスラエルの宿営地で厳しく守られてきた清めと清潔とは、神道の神殿においては、清浄な宿営地と幕屋とが一つになったような形態で結実した。今でも神社は清浄さと質素さ、そして豊かな自然環境を厳しく守っており、森林の中や気品あふれる峻厳な山々など、魂に興奮を覚えるほどの神々しい自然の中に建てられている。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本の歴史のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を開くとき、そこに古くて新しい発見があることでしょう。

新約聖書 ヨハネによる福音書 8章12~20節

イエスは、また人々に語ってこう言われた、「わたしは世の光である。わたしに従って来る者は、やみのうちを歩くことがなく、命の光をもつであろう」。するとパリサイ人たちがイエスに言った、「あなたは、自分のことをあかししている。あなたのあかしは真実ではない」。

イエスは彼らに答えて言われた、「たとい、わたしが自分のことをあかししても、わたしのあかしは真実である。それは、わたしがどこからきたのか、また、どこへ行くのかを知っているからである。しかし、あなたがたは、わたしがどこからきて、どこへ行くのかを知らない。

あなたがたは肉によって人をさばくが、わたしはだれもさばかない。しかし、もしわたしがさばくとすれば、わたしのさばきは正しい。なぜなら、わたしはひとりではなく、わたしをつかわされたかたが、わたしと一緒だからである。あなたがたの律法には、ふたりによる証言は真実だと、書いてある。

わたし自身のことをあかしするのは、わたしであるし、わたしをつかわされた父も、わたしのことをあかしして下さるのである」。

すると、彼らはイエスに言った、「あなたの父はどこにいるのか」。イエスは答えられた、「あなたがたは、わたしをもわたしの父をも知っていない。もし、あなたがたがわたしを知っていたなら、わたしの父をも知っていたであろう」。

イエスが宮の内で教えていた時、これらの言葉をさいせん箱のそばで語られたのであるが、イエスの時がまだきていなかったので、だれも捕える者がなかった。

わたしは世の光である

だから、イエスの教えに従う者自身もまた命の光を持つとイエスは教えました。何を指針にして生きたら良いのでしょうか。自分の願いや思いを中心にして生きるなら、その行きつく先は滅びです。しかし、自己中心、人間中心を退けて、神の願いや神の思い、神の計画を受け入れて、それに従って生きるなら、永遠の命を持ちます。決してやみの中を歩くことがなく、命の光を持つのです。

あなたの父はどこにいるのか

それは天地万物を造られた神のことです。神を知らないとは、神を知ろうとしない、神に背を向けて生きることに他なりません。それでは神を知ることはできないでしょう。しかし、神に向くなら、誰でも神を知ることができ、イエスの教えが正しいことを知るのです。それはキリスト教徒になるということではありません。人として神の前に正しく生きるということに他なりません。

いかがでしたか

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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