【日本近現代史】日本時代は良かった

今日も引き続き「高校生のためのおもしろ歴史教室」というサイトの「台湾と朝鮮に対する植民地支配」からご紹介いたします。

「世界史に躍り出た日本」渡部昇一著 より

「日清戦争において、日本は台湾を清国から譲渡されて統治していたわけだが、台湾とコリアとではまったく事情が違う。なぜなら、当時の台湾はいわゆる“瘴癘(しょうれい)[伝染性の熱病]の僻地”であって、統一民族としての歴史もなく、住民も少ない。そもそも清国が日本に譲渡する気になったのも、台湾という島に対して所有権を感じるところがなかったからである。

当時の台湾の実態

台湾を日本に割譲した清国の李鴻章も、「日本はとんでもないガラクタを背負い込んだことに気づくだろう」と言っている。『ロンドン・タイムズ』も、「台湾は方々からの犯罪者の逃げ場所であり、風土病もひどく、オランダやフランスなども植民地にしようとすればできたのにしなかった島である」という主旨の記事を書いている。

理想的といえる日本の台湾統治

現在の台湾の繁栄があるのも、元を質せば、日本がこの島を統治したからである。台湾に対して、戦前の日本が積極的に公共投資を行い、近代的教育を普及させ、産業を興し、インフラを整備しなかったら、戦後の台湾の繁栄はもっと遅れていたであろうということは、台湾人の学者でも認める事実である。例の『ロンドン・タイムズ』も、「日本は台湾のために惜しみなく金を注ぎ込み、住みよい島にしたので、日本の統治以来、十年間に六十万人の人口増加があった」と指摘している。台湾に行った日本人たちも、この地を本当に日本と同じ水準に高めようという使命感を持っていた。

他の植民地ではあり得ない

これに対し、ヨーロッパの植民地帝国で、その植民地を自国と同じ生活水準、文化水準に高めようと努力した例は皆無である。戦前、すでに台湾人の中から貴族院議員も出ていた。インド人やビルマ人からイギリスの上院議員が出たという話は聞いたことがない。アメリカが、原住民のインディアンの酋長を州知事や上院議員にする配慮を示したことはない。そして日本は金のかかる帝国大学を名古屋より前に台北に建てた。

アメリカのジャーナリストの記事

十数年ほど前、PHP研究所が『Attiude to the Law 』という題名の英文雑誌を発行していたが、その中にアメリカのマーティン・ロスというジャーナリストが台湾に行って、日本統治時代のことを調べた記事が載ったことがある(”Taiwan looks to Japan for the good life”) どうも、このジャーナリストは当初、日本人が台湾人に対して、どのような悪辣な植民地統治を行ったかを暴くつもりであったようである。ところが、実際に台湾で当時のことを知る人たちにインタビューしてみると、みんな「日本人がいたころはよかった」と口を揃えて答えるのだ。「今では夜になれば鍵を閉めて寝るけれども、戦前はドアを開けて寝ていても大丈夫だった」というような話しか出ない。それで、結局、この米人記者は当初の目論見とは反対の、「日本時代はよかった」という記事を作ったということであったが、その当時においても台湾では日本統治を恨むような声がなかったのだ。」(サイトからの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本人の文化、伝統、習慣、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を開く時、そこに古くて新しい発見があることでしょう。

新約聖書 使徒行伝 12章20~25節

さて、ツロとシドンとの人々は、ヘロデの怒りに触ていたので、一同うちそろって王をおとずれ、王の侍従官ブラストに取りいって、和解かたを依頼した。彼らの地方が、王の国から食糧を得ていたからである。

定められた日に、ヘロデは王服をまとって王座にすわり、彼らにむかって演説をした。集まった人々は、「これは神の声だ、人間の声ではない」と叫びつづけた。するとたちまち、主の使が彼を打った。神に栄光を帰することをしなかったからである。彼は虫にかまれて息が絶えてしまった。

こうして、主の言はますます盛んにひろまって行った。バルナバとサウロとは、その任務を果したのち、マルコと呼ばれていたヨハネを連れて、エルサレムから帰ってきた。

主の使が彼を打った

ツロとシドンの人々はヘロデ王を神であるかのように持ち上げた。ヘロデ王は神に栄光を帰さなかったので、神に打たれて死んだ。そういう出来事が記されています。自惚れに注意が必要ですね。単に口先で自己卑下すればよいということではないと思います。心から遜ることが大切だと思います。自己中心、人間中心を退けて、神に立ち帰り、神の前に遜り、神の御心に生きることだと思います。それが神が意図された、本来の人間の姿だと思います。私ではありません。すべては、ただ神の恵みです、と生きる神の国こそが救いだとイエスは教えたのです。それはキリスト教徒になるということではありません。太古の昔から日本人が大切にしてきた生き方であり、日本人の心だと思います。今こそ、この日本人の心に立ち帰る必要があるのではないでしょうか。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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