【日本近現代史】戦争犯罪者とは誰か

戦争を「聖戦」と「侵略」に区別しうる者は勝ちほこった時の勝利者のみであると林房雄氏は書いています。「大東亜戦争肯定論」からご紹介いたします。

すべての戦争は犯罪的である

犯罪と呼ぶならば、すべての戦争はことごとく犯罪的である。「満州事変」や「日支事変」だけが犯罪的なのではない。アレクサンダーの戦争もジンギスカンの戦争もナポレオンの戦争も、犯罪の点では数倍も大規模であった。「太平洋戦争」における戦争犯罪者としては、トルーマンもアイゼンハワーもチャーチルもマッカーサーもスターリンも蔣介石も、東京裁判の被告たちとなんら異なるところはない。

人類が背負いつづけて来た巨大な重荷

「戦争は文明と共に発生し、文明は戦争によって発展しまたは崩壊した」という意味のことを言ったのは、文明の歴史を約七千年と見るトインビー教授だった。戦争を「聖戦」と「侵略」に区別しうる者は勝ちほこった時の勝利者のみである。勝った側は自己の戦争を「正義の戦争」とよび、敗者に「侵略者」の名をおしつける。だが戦争に正義はない。戦争とは文明とともに人類が背負いつづけて来た巨大な重荷なのだ。いかにこの重荷を投げ捨てるかが、今日以後の人類の問題である。

戦争犯罪者とは誰か

すべて戦争を回顧する者には、精神の強靭さが必要である。「あやまちは二度とくりかえしません」のくりかえしや、敗戦後になって「聞けわだつみの声」を詠嘆する大学教授の声は何事をも解決しない。東京裁判の論理に従えば、戦犯は敗戦国のみにいる。だが、より高い理論に従えば、戦争を遂行したものはすべて戦争犯罪者である。故に「戦犯裁判」なるものは歴史のあらゆる時代、あらゆる国の戦死者を墓場から呼びおこさなければ成立しえない全くのナンセンスである。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は古代日本にやって来たイスラエル系、ユダヤ系渡来人によってもたらされた日本人の文化、伝統、習慣、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の心を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 1章24、25節

神はまた言われた、「地は生き物を種類にしたがっていだせ。家畜と、這うものと、地の獣とを種類にしがたっていだせ」。そのようになった。神は地の獣を種類にしたがい、家畜を種類にしたがい、また地に這うすべての物を種類にしたがって造られた。神は見て、良しとされた。

創造の第六日目

創造の第六日目に神は地の生き物、家畜、這うもの、地の獣を造ったと記されています。それはみな「種類にしたがって」造られたことが繰り返し記されています。日本の学校では進化論を学ぶので、私も長い間、動物は進化して今日のようになったと思い込んでいました。しかし、良く考えてみれば、動物が種類を越えて進化することはあり得ないでしょう。なぜなら遺伝子の中に記された遺伝情報によって、動物はみな同じ種類の動物を生むように造られているからです。犬が猫を生んだりすることはあり得ません。少しずつ変化することはあったとしても、「種類」を超えることは科学的にあり得ないことでしょう。神はこのように初めから種類に従って生き物を創造したことが聖書には記されています。進化論の最大の問題は、この世界も生き物もすべて偶然であり、そこには何の目的もないという恐ろしい思想であり、人を神から引き離そうとする悪意に満ちた思想だということではないでしょうか。しかし、私たちがこの世界に命を受けて生まれて来たのは、決して偶然ではありません。なぜなら、すべての根源である神は確かにおられるからです。神を前提としなければ、この世界はあり得ないからです。神を見失うなら、私たちは自らの存在意義そのものを失ってしまいます。今こそ明確に神に立ち返り、神の目的に生きましょう。なぜなら、それが事実であり、そこにこそ私たちが生きる意味、幸いがあるからです。これこそが日本人が太古の昔から大切にしてきた日本人の心に他なりません。それは「神を中心にして生きる」ことです。

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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