【聖書預言と日本】失われた北イスラエル十部族と日本

イスラエル12部族の回復の預言

1948年にイスラエル共和国が建国し、ユダヤ人の呪いの時代は終わったと考えられますが、それは南ユダ2部族が中心であり、イスラエル12部族が回復された訳ではありません。聖書は、あくまでもイスラエルの回復とは南ユダ2部族だけでなく、イスラエル12部族の回復であることを明らかに記しています。旧約聖書エゼキエル書には神様がエゼキエルにこのように語られたことが記されています。少し長くなりますが、ご紹介いたします。

エゼキエル書37章15~23節

主の言葉がわたしに臨んだ、「人の子よ、あなたは一本の木を取り、その上に『ユダおよびその友であるイスラエルの子孫のために』と書き、また一本の木を取って、その上に『ヨセフおよびその友であるイスラエルの全家のために』と書け。これはエフライムの木である。

あなたはこれらを合わせて、一つの木となせ。これらはあなたの手で一つになる。あなたの民の人々があなたに向かって、『これはなんのことであるか、われわれに示してくれないか』と言う時は、これに言え、主なる神はこう言われる、見よ、わたしはエフライムの手にあるヨセフと、その友であるイスラエルの部族の木を取り、これをユダの木に合わせて、一つの木となす。これらはわたしの手で一つとなる。

あなたが文字を書いた木が、彼らの目の前で、あなたの手にあるとき、あなたは彼らに言え。主なる神は、こう言われる、見よ、わたしはイスラエルの人々を、その行った国々から取り出し、四方から彼らを集めて、その地にみちびき、その地で彼らを一つの民となしてイスラエルの山々におらせ、ひとりの王が彼ら全体の王となり、彼らは重ねて二つの国民とならず、再び二つの国に分かれない。

彼らはまた、その偶像と、その憎むべきことどもと、もろもろのとがとをもって、身を汚すことはない。わたしは彼らを、その犯したすべての背信から救い出して、これを清める。そして彼らはわが民となり、わたしは彼らの神となる。

南ユダと北イスラエルは一つになる

ユダとは南ユダ2部族のことであり、ヨセフ、エフライムとは北イスラエル10部族を指しています。この二つの民がイスラエルに集められ、一つになる。二度と二つに分かれることはないと書かれています。

失われた北イスラエル十部族を捜すユダヤ人

ユダヤ人は失われた北イスラエル10部族がイスラエルに帰還して初めてイスラエルの回復という聖書預言が成就すると考えていることでしょう。実際、失われた北イスラエル10部族を捜し出すアミシャブというユダヤ人の調査機関がありますが、なんと彼らは日本人こそ失われた北イスラエル10部族の末裔だと言っているようです。

失われた北イスラエル10部族は日本だとするアミシャブ

畠田秀生著「日本は聖書の国だった!」には次のように書かれています。「2010年6月、イスラエルのラビの中でも高位にあるエリヤフ・アビハイル師(アミシャブの最高責任者)が日本各地、東京、大阪、京都、神戸そして沖縄で講演とセミナーの旅をした。アビハイル師は、失われた十部族を探し出し、本国のイスラエルに連れ戻す運動をライフワークとしている。日本こそ北イスラエルの本流であるエフライムだと、彼と同行した彼の息子ダビデ・アビハイル師も講演した。

各地で講演後必ずといっていいほどの質問が投げかけられた。『日本がイスラエルの失われた十部族であることのいちばんの証拠は何ですか?』第一の理由として挙げたのは、神社の構造と古代イスラエルの神殿、幕屋の構造が同じである、だった。」

ユダヤ人から見ると、日本の神社と古代イスラエルの神殿の構造が同じであるという証拠だけで十分だということなのでしょう。日本人がそのことを自覚しているかどうかは別として、ユダヤ人の方では日本人こそ失われた北イスラエル十部族だと考えているということだと思います。

それはどのようにして起こるのか

どうやって日本人がそのことを自覚し、イスラエルに帰還するようになるのか。人間的には想像することもできませんが、それは1948年にイスラエル共和国が建国するとは誰も予想しなかったとことと同じなのかもしれません。そのことが起った時に、全ての人がそうだと理解するようになるということなのだろうと思います。

聖書を読んでみてください

大切なことは人間中心、自己中心を退けて、神様の思い、神様の願い、神様の計画を中心にして生きることだと思います。次回からはイスラエル12部族について、聖書には何が書いてあるのか。日本とどういう関係があるのか。少しずつ紹介していきたいと思います。ぜひ、毎日時間を決めて、神様に思いを向けて祈り、聖書を少しずつ読んでみてください。

いかがでしたか

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本書の目次

一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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