聖書やキリストの教え、またクリスチャンや日本の宗教行事に関して、どのような意識を持っているのかアンケート調査を実施しました。以下はその結果です。
114人から回答を得ました。男女比です。
聖書やキリストの教え、またクリスチャンや日本の宗教行事に関して、どのような意識を持っているのかアンケート調査を実施しました。以下はその結果です。
114人から回答を得ました。男女比です。
回答者の年齢構成です。
なるべくクリスチャンでない方にアンケートをお願いしました。
クリスチャンの方を通してお願いしましたので、クリスチャンの知り合いがいる割合が多くなっています。
その約5分の1の方は家族、親族にもクリスチャンがいました。
結果です。まず、キリストや聖書の教えについて、どのような印象を持っているのか聞いてみました。概ね良い印象を持っているようですが、「よく分からない」という回答も比較的多いことを考慮すると、「詳しくは知らないが、良いものだろうと思う」という結果ではないかと思います。
続いて、クリスチャンについての印象を聞いてみました。こちらも概ね良い印象を持っているようです。「その他」という方が14名いましたが、その中の5名の方のコメントに「その人による」、「クリスチャンだからと一概に言えない」とありました。クリスチャンであるかどうかはあまり関係ないというコメントだろうと思います。
続いて、クリスチャンについて、左記のように感じることはありませんかと聞いてみました。全体では2割弱の方がクリスチャンの態度を不快に感じているということが分かりました。無回答というのは、特に不快に感じていることはないということです。
当初、私はこのようなクリスチャンの態度がキリスト教に対する反感を買っているのではないかと想定して、このアンケートを実施しましたが、結果は私が予想していたよりは少なかったという感想です。ただ、家族、親族にクリスチャンがいる方に限定して回答を見ると、その割合は高くなっています。
家族、親族にクリスチャンがいるという方は全体で25名いらっしゃいましたが、仏壇を大切にしないので嫌だという方は、5名中5名とも家族、親族にクリスチャンがいるという方の回答でした。
最後に、日本の神道的行事、仏教的行事についてどう感じているか聞いてみました。
どちらも8割の方が大切なことだと思うと回答しています。
以上、アンケートの結果からは、日本人は聖書、キリストの教え、クリスチャンに対しては、概ね良い印象を持っていることが分かりました。しかし、自分がクリスチャンになることとは別問題なのかもしれません。
今回のアンケートでは、一般的な神道的行事、仏教的行事を8割の方が大切なことだと答えています。大方の日本人の意識としては、それは宗教ではないという言い方をしているのも聞いたことがあります。しかし、仮に神道系、仏教系であったとしても、特定の宗教団体の信者になるということになれば、また話は別なのではないでしょうか。
以上の結果からも、「日本人の信仰と聖書について考える会」では、キリスト教に限らず、特定の宗教団体の信者になることではなく、本当に大切な聖書の内容を、宗教の先入観を取り除きつつ広く伝え、それぞれの人生の糧としていただければと願っております。