【特集】古代ユダヤ人ゆかりの地を巡る旅(剣山周辺の神社)

剣山周辺には古代ユダヤ人との関連のある神社がいくつかあります。今回の旅で、倭大國魂神社、栗枝渡神社、磐境神明神社を訪問しました。ご紹介いたします。

剣山周辺地図

倭大國魂神社

この神社は徳島自動車道美馬インターから、県道12号線を三好市に向かい、小学校の裏手にあり、比較的分かりやすい場所にありました。

倭大國魂神社の案内

「史跡のあんない」を見てみると、かなり古い神社であることが分かります。鳥居の前に車を停め、石段を上がって行くと、倭大國魂神社の鳥居が見えて来ました。

倭大國魂神社の鳥居

鳥居をくぐり、拝殿の前に来ると、神紋が見えて来ました。

倭大國魂神社の拝殿

ここには、かつて駐日イスラエル大使のエリ・コーヘン氏が訪れ、この神紋はイスラエルの神殿にある七枝の燭台メノラーの図案でああると指摘し、倭大國魂神社の神官も、それを否定せず、ここはユダヤ系渡来人である秦氏との関連が深いので、あるいはそうかもしれないと答えています。

倭大國魂神社の神紋

下の写真がイスラエルを象徴する七枝の燭台メノラーです。倭大國魂神社の神紋がメノラーであるとすれば、イスラエルとの関連を示すものと言えるでしょう。

栗枝渡(くりしど)神社

正式には八幡神社です。八幡神社はユダヤ系渡来人である秦氏の神社と言われています。この神社は栗枝渡という名前の集落を上って行った、一番奥にありました。車一台やっと通れるような細い山道で、この斜面に栗枝渡の集落があります。

栗枝渡神社の入り口

ここに車を停めて、階段を上った上に神社がありました。

栗枝渡神社の階段

このような切り立った崖の斜面に集落が広がっています。平地ではなく、あえてこのような不便だと思われる斜面に居住している理由は昨日ご紹介した通りです。

栗枝渡神社

この神社についての説明書きがありますが、この説明以前から、ここには神社があったのだろうと思います。また、この地域が栗枝渡という場所であることもお分かりいただけると思います。秦氏との関連があるとすれば、それは「キリスト」から来ているのかもしれません。「キリスト」はギリシャ語では、「クリストス」と言います。

栗枝渡の説明書き

それにしても、ここは切り立った斜面にある集落であり、神社はそのてっぺんにあるといった感じです。道は大変狭く、急な坂であるため、大変危険でした。実際、車を切り返すことができず、危うく崖から落ちそうになりながら、バックして広い所まで車を下ろし、そこから切り返して帰って来ました。とても怖かったです。

磐境神明神社

この神社は国道492号線から少し入ったところにありました。この神社も山の上にあるので、初めはなかなか見つけることができませんでした。

磐境神明神社の鳥居

鳥居をくぐって、この階段を上った上に神社というか、古代遺跡のような、岩を積み重ねた祭儀場のような場所があります。

磐境神明神社

ここには「神明神社」という表示がされていますが、こんな形状の神社は他には見たことがありません。中に入ってみると祠があります。

磐境神明神社の祠

元駐日イスラエル大使のエリ・コーヘン氏はここを訪れ、これはユダヤ人の礼拝所だと言っています。そして、神の契約の箱はこの近辺にあるのではないかと言っています。

磐境神明神社

いずれにしても、これは普通の神社ではないでしょう。古代の礼拝所の跡、イスラエル系渡来人がこの辺りに来ていたことを示すものではないでしょうか。

いかがでしたか

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