【日本近現代史】時は満ちた!

今は熟慮の時。自己充実の時だ。と林房雄氏は記しています。それから55年が経ちました。今、日本はどうするべきなのでしょうか。「大東亜戦争肯定論」からご紹介いたします。事実を正しく知らなければ、正しい判断はできないと思います。

ナショナリズムには牙がある

ナショナリズムには牙がある。牙も爪もない「新ナショナリズム」などというクラゲのお化けみたいなものは、どこの国の水産試験場でもつくり出せない。・・・ただし、日本のナショナリズムの復興を考える場合、自らはやす牙と爪のことを考えなければならぬ。

日本人の覚悟

マッカーサー元帥給与の「平和憲法」なるものが、日本弱体化政策の遺物にすぎないことを見抜けず、自国の軍隊を「自衛隊」という名で日陰者あつかいしに、原子力潜水艦や核兵器におじけをふるう「国民」には、ナショナリズムを語る資格はない。ナショナリズムを口にする以上は、いずれは原子爆弾の牙をはやすことも今から覚悟しておかねばならぬ。

日本はまだ動くな

だから私は日本はまだ動くな、軽挙妄動をつつしめと警告する。・・・「百年戦争」を戦いつづけて破れ傷ついた武士が、再び歴史をつくるためには、休養が必要だ。そのあいだの歴史の推移は他の戦士たちにまかせておくよりほかない。傷ついたまま、病気のまま、あわててとび出して行ったのでは、歴史の進展に何一つ貢献できない。

「入山」と「出山」

仏教には「入山」と「出山」という言葉がある。人に道を説くためには、まず山に入って仏に問い、おのれ自身に問う時間と修業が必要である。シャカもツァラトゥストラも「出山」して教えを説くまでには、長い「入山」の期間をもった。民族にも「入山」が必要なのだ。日本民族はいましばらく歴史の舞台から退き、「入山」して天に問い、おのれ自身と対話する資格と権利がある。あわてることはない。再び山を下る時が十年後であるか二十年後であるか、それは知らぬ。今は熟慮の時だ。自己充実の時だ。傷ついた、内容空虚の人間が、いくら世界をとびまわっても、何の役にもたたぬ。(本からの引用は以上です。)

山を下る時

いつまでも日本には眠っていて欲しい、山に入ったままでいて欲しいという人たちもいるのかもしれない。しかし、日本が世界のために再び立ち上がる時は、すでに来ているのではないでしょうか。もう山を下らなければならない。時は満ちたのではないでしょうか。

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本の文化、伝統、習慣、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の心とその使命を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 1章26~31節

神はまた言われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう」。

神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。

神はまた言われた、「わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう。また地のすべての獣、空のすべての鳥、地を這うすべてのもの、すなわち命あるのもには、食物としてすべての青草を与える」。そのようになった。

神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第六日である。

人の創造

創造の第六日目に、神は人を「神のかたち」に造ったと記されています。この点において人は他の動物とは決定的に違います。いくら進化論がそのことを否定しようとしても、人は皆、そのことを良く知っていると思います。人はこの点において、特別です。どんなに能力に差があったとしても、どんなに小さな子供だったとしても、身分や人種にもよらず、人であるということは、その人のうちには「神のかたち」があるということを聖書は明確に主張しています。自分も、そして人も大切にしなければなりません。神を中心にする時、この土台に立つことができます。これは日本人の心だと思います。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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