【恋愛・結婚】どうしても外せない条件

大学講師をしている佐藤智子さん(仮名、39歳)が結婚を考え始めたのは、仕事にも慣れ、自信がついた33歳の時だったそうです。そして、結婚相談所に入会を決意したのは37歳の時。「39歳大学講師が結婚のために『捨てたもの』」という記事からご紹介します。

1つだけ決めておきなさい

智子さんが希望する「東京圏に居住」「年収500万円以上」「34~45歳まで」をすべて満たす男性とお見合いするのは「多分無理」とはっきり言われた。上記の3条件を満たす男性に申し込んでも9割からは断られた。「相手に求める条件はどんどん落とすことになる。だからこそ、どうしても外せない条件を1つだけ決めておきなさい」そう友人はアドバイスしてくれた。

自分が求める結婚相手像

智子さんは改めて考えた。一緒にいて楽しい相手であれば、年齢や収入は気にする必要はない。ただし、たとえ単身赴任になったとしても研究の仕事は続けたい。それが唯一の条件だ。30人近くとのお見合い経験と友達や所長の助言によって、ようやく自分が求める結婚相手像がはっきりした智子さん。そのときにお見合いしたのが、現在の夫である晴彦さん(仮名、40歳)だ。

「彼は何かを決めつけることがない人です。私の話をちゃんと聞いてくれて、納得したら賛成してくれます。結婚の条件にするつもりはなかったのですが、姓も私のほうにしてくれました。研究者としては論文に書く名前をできれば変えたくないことを伝えたからです」

もっと早くに結婚すればよかったとは思わない

それでも智子さんはもっと早くに結婚すればよかったとは思わない。「自分が結婚相手に求めるものがわからないままに結婚していたら、安易に仕事を辞めたりして後悔し、今ごろ離婚していたかもしれません。遅くに社会に出た私の場合、30代前半で適切な結婚相手を見つけるのは無理でした」

すべてを自分に合わせてもらうことはできない

働き方、住む場所、インテリア、食事内容、金銭管理、家事分担、子育て、家族や友人との付き合い……。好きな相手でも、結婚して家庭を共有すると相違点が次々に見つかる。すべてを自分に合わせてもらうことはできない。「相手のほうが素敵な家具を知っているかもしれない」「老親の介護をどうするか。夫婦で話し合ったら良いアイデアが浮かぶかもしれない」という姿勢が必要だし、それが結婚生活の面白さであり強みだと思う。

どうしても譲れないことは何か

ただし、誰しも譲れないポイントがある。智子さんの場合は、研究者としてのキャリアを断絶する生活は考えられない。

「どうしても外せない条件を1つだけ決めておきなさい」

友達からのアドバイスを思い出す。それが満たされれば機嫌良く暮らせるような条件は自分にとっては何なのか。長い人生を楽しく過ごすためのシンプルだけど真剣な問いである。(サイトからの引用は以上です。)

本当に結婚に求めているものは何なのか

「もっと早くに結婚すればよかったとは思わない」という言葉が心に残ります。結婚するにしても、しないにしても、何でもメリット、デメリットはあると思います。本当に求めているものは何か。その見極めが大切だと思います。それこそが自己中心を退け、神様を中心にすることだと思います。

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は宗教の戒律が記された教典ではなく、実は私たち日本人の信仰のルーツでもあります。キリスト教の教典としてではなく、神様を中心にして生きる日本人の心に触れるために聖書を読んでみてください。

新約聖書 マタイの福音書 26章17~19節

さて、種なしパンの祝いの第一日に、弟子たちがイエスのところに来て言った。「過越の食事をなさるのに、私たちはどこで用意をしましょうか。」イエスは言われた。「都に入って、これこれの人のところに行って、『先生が「わたしの時が近づいた。わたしの弟子たちといっしょに、あなたのところで過越を守ろう」と言っておられる』と言いなさい。」そこで、弟子たちはイエスに言いつけられたとおりにして、過越の食事の用意をした。

種なしパンの祝い

過越の祭りはユダヤ教の祭りの中で最も大きな祭りです。かつて、イスラエル人がエジプトの奴隷状態から救われたことを祝う祭ですが、パン粉にイースト菌を入れて発酵させる暇もなく、エジプトを脱出したことを思い出すために、種の入っていないパンを焼いて食べたので、種なしパンの祝いとも呼ばれたようです。

各家庭で守る食事

そして、今でもユダヤ人は各家庭で過越の食事をします。時にはホテルで過越の食事をすることもあるようですが、それは教会で行う宗教セレモニーではなく、各家庭ごとにテーブルで食事を取ります。イエスはすでに食事の場所を予め決めておいたのでしょう。弟子たちをそこへ先に送り、過越の食事の準備をさせました。

神様の救いの象徴

種なしパンはマッツァと呼ばれ、餅(もち)の起源ではないかとも言われています。その他、エジプトでの苦難を思い起こすためなのでしょう、苦菜を食べます。そして、イスラエル人が救われるために犠牲として捧げられた過越しの小羊を食べます。食事の後にはぶどう酒を飲みます。こうしてユダヤ人は何千年にも渡って、神様がイスラエルをエジプトの奴隷状態から奇跡的な力を持って救い出してくれたことを思い起こしたのです。

いかがでしたか

参考になりましたら、「いいね!」でお知らせください。また、シェアのご協力もよろしくお願いします。

「日本人の信仰と聖書について考える会」では、宗教ではなく、神様を中心として生きる幸いを多くの人たちに知っていただくために、パンフレット「今こそ伝えたい日本人の心」(1部10円。100部以上で送料無料。)を作成しました。ぜひ、知り合いの方にもお渡しください。ご協力をよろしくお願いいたします。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。