日本とイスラエルの類似した風習について、日本ユダヤ教団のラビ(教師)として、日本に10年以上居住したことのあるマーヴィン・トケイヤー氏の著書「日本・ユダヤ封印の古代史」から紹介しています。
皇室の菊の紋
日本の皇室の紋章は、中央の小さな円と、そのまわりの16枚の花びらとからなっている。日本人はこれを「菊の紋」と呼んでいる。それが菊の花に似ているからである。この紋章は、古くからの伝統に基づいている。
昔はヒマワリに似た形だった
しかし、古い時代の菊の紋章を見てみると——たとえば平安京出土のものなどを見てみると、昔はこの紋章は中央の円がもう少し大きく、菊というよりはヒマワリに似た形だったことがわかる。
ヘロデ門の紋章
それはエルサレムのヘロデ門上部に今もある紋章と、ほとんど同じ形をしている。エルサレムのヘロデ門の紋章も、やはり16枚の花びらであり、日本の皇室の紋章と同じである。
古代中近東で広く用いられていた
この形は、中近東地域では古代からあちこちで用いられていたマークであった。ただし、中近東のマークは、「菊の紋」とは呼ばれていない。イスラエルには昔、菊はなかった。この形は、古代のイスラエルや中近東地域で広く用いられていた一種のデザインであった。
古代イスラエルとの関係を示すものなのか
日本の皇室の紋章は、日本の皇室と中近東、とりわけ古代イスラエルとの関係を示すものなのかも知れない。(本からの引用は以上です。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は神様を中心にして生きようとしたイスラエル人の記録であり、日本人と深い関係があると考えられます。キリスト教の教典としてではなく、神様を中心にして生きる日本人として、聖書を読んでみてください。
新約聖書 ルカによる福音書 3章18~38節
こうしてヨハネはほかにもなお、さまざまの勧めをして、民衆に教を説いた。ところが領主ヘロデは、兄弟の妻ヘロデヤのことで、また自分がしたあらゆる悪事について、ヨハネから非難されていたので、彼を獄に閉じ込めて、いろいろな悪事の上に、もう一つこの悪事を重ねた。
さて、民衆がみなバプテスマを受けたとき、イエスもバプテスマを受けて祈っておられると、天が開けて、聖霊がはとのような姿をとってイエスの上に下り、そして天から声がした、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。
イエスが宣教をはじめられたのは、年およそ三十歳の時であって、人々の考えによれば、ヨセフの子であった。ヨセフはヘリの子、それから、さかのぼって、マタテ、レビ、メルキ、ヤンナイ、ヨセフ、マタテヤ、アモス、ナホム、エスリ、ナンガイ、マハテ、マタテヤ、シメイ、ヨセク、ヨダ、ヨハナン、レサ、ゾロバベル、サラテル、ネリ、メルキ、アデイ、コサム、エルマダム、エル、ヨシュア、エリエゼル、ヨリム、マタテ、レビ、シメオン、ユダ、ヨセフ、ヨナム、エリヤキム、メレヤ、メナ、マタタ、ナタン、ダビデ、エッサイ、オベデ、ボアズ、サラ、ナアソン、アミナダブ、アデミン、アルニ、エスロン、パレス、ユダ、ヤコブ、イサク、アブラハム、テラ、ナホル、セルグ、レウ、ペレグ、エベル、サラ、カイナン、アルパクサデ、セム、ノア、ラメク、メトセラ、エノク、ヤレデ、マハラレル、カイナン、エノス、セツ、アダム、そして神にいたる。
領主ヘロデ
領主ヘロデには兄弟の妻ヘロデヤのことで非難される事があったようです。神様の前に正しくないことがあり、自己中心があったということだと思います。ヨハネはそのことを指摘しました。それは神様の声と言ってもよいでしょう。領主ヘロデは自分の良心でそれが分かっただろうと思います。自己中心を改めて、神様を中心にすべきでした。それが聖書が言う「悔改め」であり、救いの道だと思います。しかし、領主ヘロデはそうしませんでした。それだけでなく、ヨハネを投獄しました。領主ヘロデは救いのチャンスを退け、自ら滅びの人生を選び取ってしまったのだと思います。
イエスのバプテスマ
さて、人々はみなヨハネから水のバプテスマ、つまり禊ぎを受けました。イエスも受けたと記されています。その時、天が開けたとあります。それはどういうことなのか、私は見たことがないので分かりません。そして、神様の霊がはとのような姿をとってイエスの上に下ったとあります。私は神様の霊を見たこともありませんし、天からの声も聞いたことはないので、これが事実の記録なのか、今でもこういうことがあるのかは分かりません。ただ少なくとも、この福音書を書いたルカは、イエスが神様から遣わされた者だということを伝えようとしていることは間違いないと思います。
ヨセフの系図
そして、イエスの父ヨセフの系図が記されています。イエスは処女マリヤから生まれたとルカは書いており、ヨセフとは血のつながりはないと思われますが、人々はヨセフの子と考えていたということでしょう。その系図はイスラエル12部族のユダ族の系図であることが分かります。イスラエル(ヤコブ)はユダ族からイスラエルを治める王が出ると預言したことが旧約聖書には記されています。
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