日本とイスラエルに関連する事柄について、畠田秀生著「日本は聖書の国だった!」からご紹介いたします。
アビグドール・シャハン博士
1947年イスラエルの地に移住したアビグドール・シャハン博士は2013年3月、著書『失われた十部族の足跡』出版記念会に来日された。教育家、文学者、歴史家として綿密な調査の結果を数百名の前で、次のように大きな声で話された。
十部族をさがす旅
「それから約五十年、私はずっと兄弟である十部族をさがして来ました。砂漠を彷徨し、いくつもの川を渡り、高い山々に登り、遠くの国々にでかけて、十部族の痕跡らしきものが見つかれば、私は休むのも忘れてその解明と十部族の足跡の再現に取り組んできました。
日本でエフライム族を発見した
中国の開封では、アシェル族の子孫を見つけ、ウズベキスタンでは、ダン族とゼブルン族の子孫の足跡を見つけました。ヒマラヤ山麓では、メナシェ族、日本ではエフライム族を発見しました。エフライム族に率いられて、疲れ切った十部族の子孫たちが日本に到着してから、彼らはその地に住みつきました。」
ヘブライ・アラム語アルファベットを守って来た民族
日本の土地を聖なる地として、モーセの教えを取り入れ、ユダ族と同様、自分たちの文字であるヘブライ・アラム語のアルファベットを守ってきたのが日本人だと言うのだ。
式年遷宮とトーラー
東の果ての日本でシナイ砂漠のときに作った幕屋と同様、木で神殿を建て、二十年ごとに神殿を建て直す遷宮をなし続けているのが日本人なのである。トーラーは虎の巻と漢字を当てはめてはいるが、大切な教えを守り続けてきた。
シントウ
「神道」(シントウ)という名前で私たちはなじみ深く、シャハン博士は「シナンテム」、つまり「この教え、トーラーを教えなさい」という意味のヘブル語であると言う。
カミカゼ
彼は続けて日本人の心のふるさと、伊勢神宮の境内の一角に鎮座している「風日祈宮(かざひのみのみや)に祭られている風の神、カミカゼに言及して次のように語られた。「日本語には約五千ものヘブライ語、アラム語起源の単語が織り交ぜられていると言われています。時には二つの単語でできた熟語が残されている場合もあります。例えば『聖なる風』は『カミカゼ』です。
古代の風
アラム語で『カミ』は、日本語同様に『古代の』という意味があります。また『カゼ』を左右逆にして読むと『ズイカー』となり、日本語同様「風、嵐」という意味になります。現在世界に六十億の人間がいるとして、おそらくどれだけの人が『カミカゼ』という二つの単語の起源が、ヘブライ・アラム語であると知っているでしょうか。」(本からの引用は以上です。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本人のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の心を知るために聖書を読んでみてください。
新約聖書 ルカによる福音書 18章15~17節
イエスにさわっていただくために、人々が幼な子らをみもとに連れてきた。ところが、弟子たちはそれを見て、彼らをたしなめた。するとイエスは幼な子らを呼び寄せて言われた、「幼な子らをわたしのところに来るままにしておきなさい、止めてはならない。神の国はこのような者の国である。よく聞いておくがよい。だれでも幼な子のように神の国を受けいれる者でなければ、そこにはいることは決してできない」。
幼な子のように神の国を受けいれる
「神の国」とは神を王とし、神に従う人々の国。神をその心の真ん中に据えることこそ救いであり、幸いであることを知る人は幸いです。確かに幼な子は、これが正しいことだと教えると、素直にそれを受けいれる。そして、その幸いを実感している。いつまでも反抗していることは、決して幸せではないことを子供は直観的に理解する。中には反抗的で、我儘な子供もいない訳ではないが、比較的子供は素直に受け入れる。幼な子のように、素直に、神をその心の真ん中に据えること、それが幸いの秘訣だ。幼い子供たちと関わると、そのことが良く分かる。
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6月11日(月)タピ大決定!
「古代史に見る日本人とユダヤ人の不思議な関係」シリーズの第4回目です。今回は「古代ユダヤ人ゆかりの地を巡る旅~伊勢神宮・京都太秦」と題して、昨年12月23日~31日に訪れた伊勢志摩、京都太秦の旅の報告です。道の駅情報もお伝えします。お近くの方はぜひお出で下さい。詳しくは固定ページをご覧ください。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」