【日本とイスラエル】ブネイ・イスラエル

日本とイスラエルに関連する事柄について、アビグドール・シャハン著「古代日本に辿り着いたユダヤ人・失われた十部族の足跡~イスラエルの地から日本まで」からご紹介いたします。

日本にやって来たブネイ・イスラエル

ブネイ・イスラエル(イスラエルの子孫)が日本に到着してから、この列島の様子は一変した。彼らは一神教信仰の基本や、進んだ農業地帯であったイスラエルの地の先進農業技術など、高度な文化をこの地にもたらしたからである。

米、養蚕、絹織物などの技術をもたらした

また彼らは、日本へ向かう途中の中国で学んだ米栽培の方法を持ち込み、中国でそうであるように、米は日本全土で最も主要な食品となっていった。彼らは、おそらく日本に養蚕と絹織物の技術を持ち込んだ。

日本にやって来たニニギノミコトとその民

ベンアミ・シロニー教授はその著書『伝統的日本、その文化と歴史』の中に、日本にやって来たニニギノミコトとその民について、次のように書いている。

「この神話物語にはいくつかの異なる要素を見出すことができる。例えば国の始まりと米の栽培と関係、日本の始まりが九州であったということなどである。ここにはまた、最大の島である本州に向けて軍事的拡張と、政治的中心地の移動があったことを読み取ることができる。しかし私たちは、いつその移動が起きたのか知らない。日本に天皇制の基礎が置かれたのは、神話によれば(古代の年代表記を西暦に置き換えると)紀元前660年のことである。これは中国の年代記や考古学的発見によって推測できる年代より、約900年古い。」

何度もあったブネイ・イスラエルの波

「神代」の人々による、最初の波が日本に到来して以来、彼らの同胞たちはさらに何度もの波となって、朝鮮半島から日本へと渡って来た。紀元一世紀末ごろ、中国人の軍隊が朝鮮北部を占領、そこを中国の植民地とした。中国軍はさらに南下し、朝鮮半島各地を支配していった。占領軍のあとには、大量の中国人が半島にやってきて入植を始め、中国文化を広めた。

朝鮮半島に援軍を送った日本

中国人による占領と入植は、地元朝鮮人たちの蜂起と反乱とを引き起こしたが、その中には南ルートでこの地に入り、そのまま定住していた十部族の人々も含まれていた。中国人らは、厳しい集団的懲罰で応じた。朝鮮半島への中国人の侵入が続いた、紀元後最初の数世紀間、日本軍は、兄弟である十部族のために度々援軍を送り、朝鮮半島の局部的な戦争に積極的に関わっていることは、驚くに値しない。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本とイスラエルの共通のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を読んでみてください。

新約聖書 ルカによる福音書 20章41~47節

イエスは彼らに言われた、「どうして人々はキリストをダビデの子だと言うのか。ダビデ自身が詩篇の中で言っている、『主はわが主に仰せになった、あなたの敵をあなたの足台とする時までは、わたしの右に座していなさい』。このように、ダビデはキリストを主と呼んでいる。それなら、どうしてキリストはダビデの子であろうか」。

民衆がみな聞いているとき、イエスは弟子たちに言われた、「律法学者に気をつけなさい。彼らは長い衣を着て歩くのを好み、広場での敬礼や会堂の上席や宴会の上座をよろこび、やもめたちの家を食い倒し、見えのために長い祈をする。彼らはもっときびしいさばきを受けるであろう」。

ダビデの子

旧約の預言者が預言したメシヤ、神から特別に油注がれた者、キリストはダビデの子孫として生まれると言われていました。しかし、単にダビデの子孫ではない。神から特別な権威を与えられた者であり、イスラエルの人々を神に立ち帰らせる者であり、ダビデ自身も主と呼んでいるではないかとイエスは民衆に教えています。

律法学者に気をつけなさい

彼らは宗教という人間の組織の頂点に立つ人々の象徴でしょう。宗教に気をつけなければなりません。結局、彼らは人間を中心にしているのであって、神を中心に据えてはいません。この地上で、人間的には一目置かれているようではありますが、偽善に過ぎません。本当の権威は神を頂点とする神の国にあります。それは時代を超え、民族を超え、宗教を超えた真理であり、本当の幸いであり、人の生きる目的です。

いかがでしたか

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2018年6月11日(月)タピ大決定!

「古代史に見る日本人とユダヤ人の不思議な関係」シリーズの第4回目です。今回は「古代ユダヤ人ゆかりの地を巡る旅~伊勢神宮・京都太秦」と題して、昨年12月23日~31日に訪れた伊勢志摩、京都太秦の旅の報告です。道の駅情報もお伝えします。お近くの方はぜひお出で下さい。詳しくは固定ページをご覧ください。

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」