日本とイスラエルの関係について、今日も落合莞爾著「天孫皇統になりますましたユダヤ十支族」からご紹介いたします。
イスラエルの日本渡来を隠蔽する勢力
古代日本にイスラエル系渡来人があったことを示す有力な証拠がこれほどあるにもかかわらず、なぜ教科書に載らないし、あまり一般的には知られていないのでしょうか。これが私の疑問ですが、落合氏はこのように述べています。
「十支族ユダヤ」が本邦に渡来したことの強力な人証が丹波亀岡の上田家ですが、同家を継いだ上田正昭氏が歴史学者になったため、上田家伝が世間に流出せずに今日に至りました。日本古代史の最高峰といわれた上田氏が、ユダヤ人の日本渡来という史学上極めて重要な事実を知悉していながら、あろうことか、みずから封印したことこそ、戦後の日本史学を覆う最大の黒雲というしかありません。
逆に考えると、「上田アヤタチ伝承」の保有者の上田正昭氏を国史界に入れて古代史の最高峰とした構想力は、通常の日本人の発想でなく、戦後日本を支配してきたワンワールド金融勢力がすべてを計画したと見るしかないからです。上田正昭氏のバックがオリエント学会の初代会長となった三笠宮殿下と言えば、諸兄はどんな顔をなさるでしょうか。
聖書を読みましょう
隠蔽しようとしている人々がいるということなのでしょう。真実というものは意外に隠されているものなのかもしれません。それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本の歴史のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を開くとき、そこに古くて新しい発見があることでしょう。
新約聖書 ヨハネによる福音書 14章1~11節
過越の祭の六日まえに、イエスはベタニヤに行かれた。そこは、イエスが死人の中からよみがえらせたラザロのいた所である。イエスのためにそこで夕食の用意がされ、マルタは給仕をしていた。イエスと一緒に食卓についていた者のうちに、ラザロも加わっていた。
その時、マリヤは高価で純粋なナルドの香油一斤を持ってきて、イエスの足にぬり、自分の髪の毛でそれをふいた。すると、香油のかおりが家にいっぱいになった。
弟子のひとりで、イエスを裏切ろうとしていたイスカリオテのユダが言った、「なぜこの香油を三百デナリに売って、貧しい人たちに、施さなかったのか」。彼がこう言ったのは、貧しい人たちに対する思いやりがあったからではなく、自分が盗人であり、財布を預かっていて、その中身をごまかしていたからであった。
イエスは言われた、「この女のするままにさせておきなさい。わたしの葬りの日のために、それをとっておいたのだから。貧しい人たちはいつもあなたがたと共にいるが、わたしはいつも共にいるわけではない」。
大ぜいのユダヤ人たちが、そこにイエスのおられるのを知って、押しよせてきた。それはイエスに会うためだけでなく、イエスが死人のなかから、よみがえらせたラザロを見るためでもあった。そこで祭司長たちは、ラザロも殺そうと相談した。それは、ラザロのことで、多くのユダヤ人が彼らを離れ去って、イエスを信じるに至ったからである。
高価で純粋なナルドの香油
このマリヤはラザロの兄弟のマリヤで、イエスの母マリヤではありません。彼女が自分の持ち物であるナルドの香油を自分がしたいように用いてはいけないということがあるでしょうか。彼女はイエスのために惜しまず使ったのです。そうしたかったのでしょう。イエス自身がそれはもったいないと言うなら分かりますが、イスカリオテのユダが言う筋合いのものではありません。一見正論を主張しながら、このような自己中心的な主張をするということはないでしょうか。しかし、神の前に何が正しいことであるかは明白だと思います。いつも神の前に正しくありたいと思います。
ラザロも殺そうと相談した
祭司長たちやユダヤ教のおもだった人たちは神の前に何が正しいかということではなく、自己保身になっていたことは明らかです。ユダヤ教が間違っているとか、キリスト教なら正しいということではありません。組織や宗教、または自分たちの神学や考え、思想などを優先し、何が神の前に正しいことなのかということがないがしろにされてしまうことが問題なのだと思います。
いかがでしたか
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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