【日本とイスラエル】イスラエル十部族の旅

日本とイスラエルに関連する内容について、アビグドール・シャハン著「古代日本に辿り着いたユダヤ人・失われた十部族の足跡~イスラエルの地から日本まで」からご紹介いたします。

アフリカ大陸に向かったレビ族

ヨセフ家の諸部族は日本列島に安住の地を見出したが、しかし彼らと一緒に北ルートで日本に来た熱心で頑固なレビ族の指導者たちは、日本がアフリカではなく、彼らの故郷であるイスラエルの地には繋がっていないことを知ると、最初の目的を逸脱することを快しとせず、他部族からの有志も募って兄弟たちに別れを告げ、かつて彼らが追放された約束の地に戻るため、アフリカ大陸へと渡る道を探す旅に出かけた。

彷徨う人々

この旅で彼らはさらに流浪を続け、多くの国々、山々、峰々を通り、サンバティオン川を渡り、暗黒の山脈を越え、見も知らぬ土地に到着した。しかし彼らを失望させたことに、そこもまた目的の土地ではなかった。その大陸で彼らは力尽き、これ以上旅を続ける気力も失ってその地に留まる。しかし日本に行った兄弟たちが家を建て、定住したのとは異なり、彼らはその大いなる地を縦横に彷徨し続けた。ただ、彼らはどこを歩き彷徨っていた時でも、その顔はイスラエルの地の方角を向き続けていたのである。

エピローグ

ここで筆を置くが、まだ完成してはいない!熱心に神に仕えるレビ族の子孫がサンバティオンと闇の山脈に向かった旅と、大いなる土地での彼らの彷徨については、次の書で明らかにしたい。弱った者に力を与え、力失せた者に勢いを与えたもうお方に祝福あれ。ユダヤ暦5759年エルールの月二日、パラシャット・ショフティームの週の安息日明け、イスラエル諸部族の国、約束の地、モシャブ・ベイト・ヨシュアにて(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本の文化、伝統、風習、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を開く時、そこに古くて新しい発見があることでしょう。

新約聖書 使徒行伝 5章12~16節

そのころ、多くのしるしと奇跡とが、次々に使徒たちの手により人々の中で行われた。そして、一同は心を一つにして、ソロモンの廊に集まっていた。ほかの者たちは、だれひとり、その交わりに入ろうとはしなかったが、民衆は彼らを尊敬していた。

しかし、主を信じて仲間に加わる者が、男女とも、ますます多くなってきた。ついには、病人を大通りに運び出し、寝台や寝床の上に置いて、ペテロが通るとき、彼の影なりと、そのうちのだれかにかかるようにしたほどであった。

またエルサレム附近の町々からも、大ぜいの人が、病人や汚れた霊に苦しめられている人たちを引き連れて、集まってきたが、その全部の者が、ひとり残らずいやされた。

どんなグループだったのか

使徒たちを通して、神の超自然的な力が働いていた様子が記されています。彼らは民衆から尊敬されていましたが、だれひとり、その交わりに入ろうとはしなかったとあります。何か異質な、イエスの教えを受けいれた人でなければ入れないような、そんな雰囲気があったのでしょうか。

主を信じて仲間に加わる者は多くなってきた

しかし、主を信じて仲間に加わる者は多くなってきたとも記されています。彼らは何を信じた人たちだったのでしょうか。「主」とは神を指しているのなら、ユダヤ人は皆神を信じていたのではないのでしょうか。しかし、本当に生きて働く神に立ち帰って生きていたかというと、そうでもなかったのでしょう。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰り、神を中心にして生きる幸いに目が開かれた人はどんどん増えてきたということなのかもしれません。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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