【日本人と日本文化】日本の古神道

「高校生のためのおもしろ歴史教室」というウェブサイトにトインビーの言葉が引用されていましたので、ご紹介いたします。

解決は日本の古神道以外にない

トインビーが来日したおりに、伊勢神宮に参拝し、その清らかさと日本の精神文化に、大変感動したという話が伝わっている。「剣をもった救世主の事業は剣によって短命におわる。」というトインビーの言葉は、現在の超大国の近未来を暗示しているのではないか。キリスト教とイスラム教やそれぞれの宗派間の宗教対立をいやす道は、日本の古神道の清らかさと深い精神文化をベースとする以外はないのではないか。○伊勢神宮参拝(1967年)のおりトインビーが記帳 (「人間と文明のゆくえ」評論社) 「私は、ここ、聖地にあって、全ての宗教の根源的統一性を感じます。」

古代イスラエル人によってもたらされた聖書の信仰

それは古代イスラエル人によって日本にもたらされた聖書の信仰によるものだと考えることができると思います。本来、聖書はユダヤ教、キリスト教の教典ということではなく、イエス・キリストもまた神の教えを宗教化してしまった当時のユダヤ社会に対して、そうではないということを主張したために、十字架につけられることになったのだと思います。「高校生のためのおもしろ歴史教室」には、出雲にあったと考えられる高層神殿と関連して、聖書の記述を紹介しています。

聖書に記されている高層神殿に関する記述

ヨシュア記22章10節「ルベンの子孫、ガドの子孫、およびマナセの部族の半ばが、カナンの地のヨルダンのほとりにきた時、その所で、ヨルダンの岸べに一つの祭壇を築いた。それは大きくて遠くから見える祭壇であった。」

ヨシュア記22章26~29節「われわれは言いました、『さあ、われわれは一つの祭壇を築こう。燔祭のためではなく、また犠牲のためでもなく、ただあなたがたと、われわれとの間、およびわれわれの後の子孫の間に、証拠とならせて、われわれが、燔祭と犠牲、および酬恩祭をもって、主の前で、主につとめをするためである。こうすれば、のちの日になって、あなたがたの子孫が、われわれの子孫に、「あなたがたは主の民の特権がありません」とは言わないであろう』。またわれわれは言いました、『のちの日に、われわれ、またわれわれの子孫が、もしそのようなことを言われるならば、その時、われわれは言おう、「われわれの先祖が造った主の祭壇の型をごらんなさい。これは燔祭のためではなく、また犠牲のためでもなく、あなたがたと、われわれとの間の証拠である」。主にそむき、ひるがえって今日、主に従うことをやめて、われわれの神、主の幕屋の前にある祭壇のほかに、燔祭、素祭、または犠牲をささげるための祭壇を築くようなことは、決していたしません』」。」

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本人の信仰、伝統、習慣、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を開く時、そこに古くて新しい発見があることでしょう。

新約聖書 使徒行伝 7章54~60節

人々はこれを聞いて、心の底から激しく怒り、ステパノにむかって、歯ぎしりをした。しかし、彼は聖霊に満たされて、天を見つめていると、神の栄光が現れ、イエスが神の右に立っておられるのが見えた。

そこで、彼は「ああ、天が開けて、人の子が神の右に立っておいでになるのが見える」と言った。人々は大声で叫びながら、耳をおおい、ステパノを目がけて、いっせいに殺到し、彼を市外に引き出して、石で打った。

これに立ち合った人たちは、自分の上着を脱いで、サウロという若者の足もとに置いた。こうして、彼らがステパノに石を投げつけている間、ステパノは祈りつづけて言った、「主イエスよ、わたしの霊をお受け下さい」。

そして、ひざまずいて、大声で叫んだ、「主よ、どうぞ、この罪を彼らに負わさないで下さい」。こう言って、彼は眠りについた。

聖霊に満たされて

旧約聖書に記されているイスラエル民族の歴史を語り、彼を訴える人々の神に対する反逆を指摘したステパノでしたが、人々は激しく怒り、ステパノを石で打って殺してしまったことが記されています。ステパノは聖霊に満たされ、神の栄光に目を留めていました。ステパノは神に目を留め、神の御心にかなうことを語り、その心は神の霊に満たされていたということでしょう。人々は耳をふさいで、ステパノの言葉を遮り、憎しみにかられ、ステパノを殺してしまいました。しかし、本当は、自己中心、人間中心を退け、神に立ち帰り、神の前に何が正しいことであるのかを考えなければならなかったのではないでしょうか。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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