【日本とイスラエル】秦氏のルーツ(6)

日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「秦氏のルーツ:古代イスラエル、東方基督教との関係」からご紹介いたします。

大和(前回からの続き)

このヤマトの名は、のちに日本全体を表す愛称ともなった。「大和心」「大和魂」「大和言葉」など、ヤマトといえば日本人のことである。

日本を表す名称

じつはヤマトに限らず、日本を表す名称はみな、もとはヘブル語だと言っても過言ではない。たとえば日本は古来「葦原の瑞穂の国」と呼ばれてきた。「葦原」は、古代イスラエル人の住んでいた約束の地「カナン」と同じ名称である。カナンはカヌ・ナーから来た言葉で、葦の原の意味だ(ヨセフ・アイデルバーグ)。

「瑞穂」

一方「瑞穂」は、東を意味するヘブル語ミズラホから来たものだろう。つまり「葦原の瑞穂の国」日本は、カナンの東の国、あるいは東方のカナンを意味する。

「八島」

また、日本列島を意味する古い言葉に、「八島」「大八洲」がある。この「ハ(ヤ)」も、ヤハウェの短縮形ヤーであり、ヤハウェの島の意味であろう。

「ニホン」

さらに「日本書紀」にみられる「ニホン」の名称も、ヘブル文字で書くと、真ん中に「ヤハウェ」の神聖四字のうちの3文字が入っている。ユダヤ人は、名前によくヤハウェを表す文字を入れる。ただし神聖四字すべてを入れてはいけないので、ヤハウェの最初の2文字、あるいは3文字を入れる。その3文字が、ニホンというヘブル文字表記の真ん中にある。ニホンはまさに、ヤマト(ヤハウェの民)なのである。

安住の地

これらの名称には、祖国を失い、アッシリアに捕囚され、そののち安住の地を求めて日本に到達した古代イスラエル人たちの思いが込められているように感じられる。日本をヤマトの国にし、その伝統文化の基礎をつくったのは、彼ら古代イスラエルからの渡来人であった。その中心的な人々が秦氏である。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 26章17~25節

イサクはそこを去り、ゲラルの谷に天幕を張ってその所に住んだ。そしてイサクは父アブラハムの時に人々の掘った水の井戸を再び掘った。アブラハムの死後、ペリシテびとがふさいだからである。

イサクは父がつけた名にしたがってそれらに名をつけた。しかしイサクのしもべたちが谷の中を掘って、そこにわき出る水の井戸を見つけたとき、ゲラルの羊飼たちは、「この水はわれわれのものだ」と言って、イサクの羊飼たちと争ったので、イサクはその井戸の名をエセクと名づけた。彼らが彼と争ったからである。

彼らはまた一つの井戸を掘ったが、これをも争ったので、名をシテナと名づけた。イサクはそこから移ってまた一つ井戸を掘ったが、彼らはこれを争わなかったので、その名をレホボテと名づけて言った、「いま主がわれわれの場所を広げられたから、われわれはこの地にふえるであろう」。

彼はそこからベエルシバに上った。その夜、主は彼に現れて言われた、「わたしはあなたの父アブラハムの神である。あなたは恐れてはならない。わたしはあなたと共におって、あなたを祝福し、わたしのしもべアブラハムのゆえにあなたの子孫を増すであろう」。

それで彼はその所に祭壇を築いて、主の名を呼び、そこに天幕を張った。またイサクのしもべたちはそこに一つの井戸を掘った。

祭壇を築いて、主の名を呼んだ

イサクはペリシテびとからの不当な扱いに対して、人間的な対抗をせずに、別の場所を求めているようです。最終的に、ペリシテびとの妨害のない地にたどり着き、そこに祭壇を築いて、神様を呼び求めたことが記されています。必ずしも不当な扱いを甘んじて受け入れることが神様に従うこととは言えないかもしれませんが、どんな状況でも常に神様に心を向けることが大切です。何か神様の計画があるかもしれません。人間的な力で無理やり道を開くのではなく、神様が開いてくださる道を歩むことが大切ではないでしょうか。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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