日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「神道のルーツとユダヤ1」からご紹介いたします。
神官の衣(前回の続き)
・・・神社の神官の衣に関し、研究家のヴァンミーター美子氏は、次のようなことを述べている。神社の神官の衣は、両袖の幅が非常に大きい。両腕を水平に伸ばすと、両袖は横長の長方形となる。両袖の端には、房がたれている。これは、ちょうどユダヤの「正方形の祈祷衣」を上からかぶり、それを両袖となしたような形にみえる。
前後の布
また、神社の神官の浄衣をよく見ると、肩から膝の近くまで、体の前後にかけて縦長の白い長方形の布をかぶっている。そして腰のあたりを、帯で締めてとめている。これはイスラエルの祭司たちが着た「エポデ」または外衣によく似ている。
帽子
古代イスラエルの祭司はまた、帽子をかぶっていたが、日本神道の神官も帽子をかぶっている。神官の袴や帯も、古代イスラエルの祭司のものによく似ている。さらに聖書によると、古代イスラエルの祭司は「ウリムとトンミム」と呼ばれる、神託を得るための一種のくじを持っていた(旧約聖書出エジプト記28章30節)。その材質や形状などは明らかではないが、木片、もしくは棒状のものだったろうという学者もいる。一方、日本神道の神官は「笏」と呼ばれる木片を手に持っている。起源ははっきりしないようだが、神託を得るために手に持つ必要がある。・・・
男性であった
日本神道の神官は男性である。戦後、女性も資格をとれば神官になれるようになったようだが、古来、戦前までは神官は男性のみであった。同様に古代イスラエルの祭司も、男性だけであった。このように日本神道の神官は、古代イスラエルの一般祭司にきわめてよく似ている。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 創世記 31章1~13節
さてヤコブはラバンの子らが、「ヤコブはわれわれの父の物をことごとく奪い、父の物によってあのすべての富を得たのだ」といっているのを聞いた。またヤコブがラバンの顔を見るのに、それは自分に対して以前のようではなかった。主はヤコブに言われた、「あなたの先祖の国へ帰り、親族のもとに行きなさい。わたしはあなたと共にいるであろう」。
そこでヤコブは人をやって、ラケルとレアとを、野にいる自分の群れのところに招き、彼女たちに言った、「わたしがあなたがたの父の顔を見るのに、わたしに対して以前のようではない。しかし、わたしの父の神はわたしと共におられる。あなたがたが知っているように、わたしは力のかぎり、あなたがたの父に仕えてきた。しかし、あなたがたの父はわたしを欺いて、十度もわたしの報酬を変えた。けれども神は彼がわたしに害を加えることをお許しにならなかった。
もし彼が、『ぶちのものはあなたの報酬だ』と言えば、群れは皆ぶちのものを産んだ。もし彼が、『しまのあるものはあなたの報酬だ』と言えば、群れは皆しまのあるものを産んだ。こうして神はあなたがたの父の家畜をとってわたしに与えられた。また群れが発情した時、わたしが夢に目をあげて見ると、群れの上に乗っている雄やぎは皆しまのあるもの、ぶちのもの、霜ふりのものであった。
その時、神の使が夢の中でわたしに言った、『ヤコブよ』。わたしは答えた、『ここにおります』。神の使は言った、『目を上げて見てごらん。群れの上に乗っている雄やぎは皆しまのあるもの、ぶちのもの、霜ふりのものです。わたしはラバンがあなたにしたことをみな見ています。わたしはベテルの神です。かつてあなたはあそこで柱に油を注いで、わたしに誓いを立てましたが、いま立ってこの地を出て、あなたの生まれた国へ帰りなさい』」。
神はわたしと共におられる
いよいよヤコブは生まれ故郷に帰る時が来たことを確信しました。必ずしも私たちにはヤコブのように神の声が直接聞こえる訳ではありませんが、いつも自己中心、人間中心を退け、神を意識して生活するなら、様々な状況から、神の時を見極めることはできるのではないでしょうか。大切なことはヤコブのように神が共におられることを知り、神に忠実に生きることではないでしょうか。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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