【日本とイスラエル】結婚

結婚における日本とイスラエルの関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「日本のルーツとユダヤ2」からご紹介いたします。

イザナギとイザナミ

日本の神話では、イザナギとイザナミは、大きな柱(天御柱)のまわりを互いに左右反対にまわって、出会ったところで結婚したという。一方ユダヤの結婚式では、柱にみたてられた花婿のまわりを、花嫁がまわって結婚する。まわって結婚するというところが似ている。

あなにやし

イザナギとイザナミは、出会ったところで互いに「あなにやし」と言った。「あなにやし」は普通「まあ、なんて」の意味と解釈されている。だが、ユダヤ人研究家ヨセフ・アイデルバーグは、これは「私は結婚する」を意味するヘブル・アラム語「アナ・ニィサ」から来たのではないか、という。

神官の結婚

それから、神道の神官がみな結婚していることも、神道の重要な特徴である。これはユダヤ教と同じだ。神道にもユダヤ教にも神官の独身制はない。現代の日本では仏教の僧侶もたいてい結婚しているが、これは明治以来の風習であり、それ以前は仏教の僧侶は独身が当たり前だった。結婚した仏教僧侶のいるのは、世界の中で日本だけである。日本以外の仏教僧侶はみな独身だ。カトリックの神父もみな独身である。しかし神道には古来、神官の独身制はない。これは古代イスラエルの祭司、また現代ユダヤ教のラビも同じである。彼らは結婚している。ここにも共通点がある。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 43章16~25節

ヨセフはベニヤミンが彼らと共にいるのを見て、家づかさに言った、「この人々を家に連れて行き、獣をほふって、したくするように。この人々は昼、わたしと一緒に食事をします」。その人はヨセフの言ったようにして、この人々をヨセフの家へ連れて行った。

ところがこの人々はヨセフの家へ連れて行かれたので恐れて言った、「初めの時に袋に返してあったあの銀のゆえに、われわれを引き入れたのです。そしてわれわれを襲い、攻め、捕えて奴隷とし、われわれのろばをも奪うのです」。

彼らはヨセフの家づかさに近づいて、家の入口で、言った、「ああ、わが主よ、われわれは最初、食糧を買うために下ってきたのです。ところが宿に行って袋をあけて見ると、めいめいの銀は袋の口にあって、銀の重さは元のままでした。それでわれわれはそれを持って参りました。そして食糧を買うために、ほかの銀を持って下ってきました。われわれの銀を袋に入れた者が、だれであるかは分かりません」。

彼は言った、「安心しなさい。恐れてはいけません。その宝はあなたがたの神、あなたがたの父の神が、あなたがたの袋に入れてあなたがたに賜わったのです。あなたがたの銀はわたしが受け取りました」。そして彼はシメオンを彼らの所へ連れてきた。

こうしてその人はこの人々をヨセフの家へ導き、水を与えて足を洗わせ、また、ろばに飼葉を与えた。彼らはその所で食事をするのだと聞き、贈り物を整えて、昼にヨセフの来るのを待った。

あなたがたの神があなたがたに賜わったのです

ヨセフの家づかさは「安心しなさい。恐れてはいけません。その宝はあなたがたの神、あなたがたの父の神が、あなたがたの袋に入れてあなたがたに賜わったのです。」と言いました。彼はエジプト人でしょう。しかし、彼は目には見えなくても、そのような神がいることを知っているようです。それはイスラエルの人々が「神」と呼ぶ存在であることも分かっているようです。神は宗教ではないことが分かります。イスラエルの神は「神」であって、すべての人にとって神であり、宗教を超越した存在です。このイスラエルの神こそ、日本人が太古の昔から崇めて来た神です。この神に立ち返って、神が喜ばれる生き方をすること。それこそ神が人類に願っていることです。それが日本人の国民性のルーツです。この生き方こそ世界の救いなのです。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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