【日本とイスラエル】「清き明き心」はどこから来たのか

世界でも独特な「日本精神」はどこから来たものなのでしょうか。そのルーツは日本と古代イスラエルの関係にさかのぼることができます。久保有政氏のYouTube動画「清き明き心のルーツ:日本精神と聖書1」からご紹介いたします。

中韓から来たものではない

こうした敵の死者にさえ温情を示す文化は、中国や韓国から来たものではない。なぜなら中国や韓国では、古来、敵は死んでも未来永劫、敵のままなのである。そしてそれらの地には、「屍を掘り出して鞭打つ」という文化がある。たとえば、ある人が父親の仇を打つために、何年も苦労した末、ついに仇を探し出して、そこへ行ったとしよう。ところが相手がすでに死んでいた、というような場合に、中国人はどうするか。相手の墓を暴いて死体をムチ打つのだ。そうしたことが、中国の昔の本にたくさん出てくる。

中国の軍人岳飛

中国の杭州に、岳飛という中国人の墓がある。この人は、国を愛して死んでいった有名な軍人だ。岳飛は、時の総理大臣であった秦檜という人に陥れられて、獄中で死んだ。そのお墓に行くと、日本人には絶対に考えられないような光景に出くわす。墓に行く沿道の脇に、後ろ手で縛られて、ひざまずいた状態の秦檜夫妻の像がある。何のためにあるのか。それは参拝者たちが、この夫妻の像にツバを吐きかけるためなのだ。・・・

インナー・トーラー

このように中国では、敵は死んでも未来永劫、敵のままなのである。つまり、日本が死んだ敵兵のために慰霊碑を建てたという出来事は、中国や韓国からきたものではなく、日本人の父祖たちが伝えた文化である。この文化は、ユダヤ人と同様、神に愛された日本人としての文化であり、聖書から来ている。日本人には、一種の「インナー・トーラー」があるとしか思えない。このように日本人の内面的文化伝統は、ユダヤ人、また聖書の教えに、不思議にも深くつながっていることがわかる。(久保有政氏の解説からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 出エジプト記 6章2~9節

6:2神はモーセに言われた、「わたしは主である。 6:3わたしはアブラハム、イサク、ヤコブには全能の神として現れたが、主という名では、自分を彼らに知らせなかった。 

6:4わたしはまたカナンの地、すなわち彼らが寄留したその寄留の地を、彼らに与えるという契約を彼らと立てた。 6:5わたしはまた、エジプトびとが奴隷としているイスラエルの人々のうめきを聞いて、わたしの契約を思い出した。 

6:6それゆえ、イスラエルの人々に言いなさい、『わたしは主である。わたしはあなたがたをエジプトびとの労役の下から導き出し、奴隷の務から救い、また伸べた腕と大いなるさばきをもって、あなたがたをあがなうであろう。 

6:7わたしはあなたがたを取ってわたしの民とし、わたしはあなたがたの神となる。わたしがエジプトびとの労役の下からあなたがたを導き出すあなたがたの神、主であることを、あなたがたは知るであろう。 

6:8わたしはアブラハム、イサク、ヤコブに与えると手を挙げて誓ったその地にあなたがたをはいらせ、それを所有として、与えるであろう。わたしは主である』と」。

 6:9モーセはこのようにイスラエルの人々に語ったが、彼らは心の痛みと、きびしい奴隷の務のゆえに、モーセに聞き従わなかった。

わたしは主である

神に訴えるモーセに対する神の答えはこのような答えでした。イスラエルを苦しみから救い出し、神の民とし、約束の地カナンに導き、そこに住まわせる。神はイスラエルの人々の主となる。いかがでしょうか。私たちがそのことを意識しようとしまいと、またたとえ私たちが人間中心、自己中心に生きていたとしても、天地万物の創造主である神は確かにおられます。いない訳ではありません。しかし、私たちが神を主として生きているのかどうか。神を中心としているのかどうかということで、私たちの生き方は大きく違ったものになってしまいます。イスラエルの人々は心の痛みと、きびしい奴隷の務のゆえに、モーセに聞き従わなかったとありますが、大切なことは神を主とすること。自己中心、人間中心を退けて、神に立ち帰り、神を中心にして生きることではないでしょうか。それは日本人の本来の生き方です。この日本人本来の心をしっかりと取り戻そうではありませんか。

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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