子供達に教えたいこと

6月11日(土)に国立オリンピック記念青少年センター(東京・代々木)で行われるチア・コンベンション(ホームスクーリングをサポートしているクリスチャンの団体)の分科会でもお話しさせていただこうと思っていますが、今、子供達に積極的に日本の良さを身に付けさせていただきたい。思いつくままにいくつか書いてみますので、参考にしてください。

まず、挨拶がしっかりできるように教えたい。日本の教育では挨拶を大切にしてきたと思います。

それから、遠慮することを教えたい。それは慎み深さだと思います。

また、他人からどう見られているのかを意識するようにさせたい。昔はよく、人様から後ろ指さされるようなことはするなと教えられたと思います。信仰という名で非常識が正当化されるようなことがあってはならないと思います。正しい信仰は決して非常識ではないと思います。日本人としての高い見識と良識こそ信仰の実であると思います。それは他人への配慮でもあると思います。また、恥を知るということでもあると思います。必ずしも人様の迷惑ではないことでも、恥ずかしいこと、尊厳を失うようなこと、卑劣なことはしてはいけないと教えることは大切なことではないでしょうか。

それはまた自分の権利ばかりを主張しないということにも通じると思います。今の時代は権利ばかりを主張するような時代かもしれません。しかし、それはみっともないこと、恥ずかしいことであり、本来の日本人の姿ではないと私は思います。

日本人は命より大切なもの、命をかけても守るべき美徳というものがあるということを知っていたんだと思います。それが大袈裟であれば、目先の損得よりも大切なことがあることを子供達に教えることは大切な教育ではないでしょうか。そういったことが品性とか品格につながるのではないでしょうか。品がないとか、はしたないということがないように教えたい。

それは和を重んじるということでもあると思います。協調性です。それから、義理とか人情ということも良く言われてきました。お世話になったとか、お互い様だというのは大切なことではないでしょうか。

日本の文化、伝統に対して、敬意を払う、尊重する。間違っても蔑むようなことがないように教えたい。

それから、日本人の特性として、勤勉ということがかつてはよく言われてきたと思います。子供達に勤勉は大切なことだと教えたい。

また、高い能力を身に付けさせるために、読書、文章を書かせる(自分の考えを文章化する)ことは日本の教育の基礎だったと思います。

思いつくままにいくつか書いてみました。何か皆様の参考になれば幸いです。