良い木が良い実を実らせる

神様の願いが中心になっていますか

皆さんの毎日の生活は自分の願いが中心でしょうか、それとも神様の願いが中心となっているでしょうか。自分の願いを中心とした生活はストレスが多く、やがてこんなはずではなかったという人生になってしまいます。しかし、神様の願いを中心にするなら、日々喜びがあり、悔いのない人生を送ることができます。日々、不満が多いと感じる方は、もう一度、何が中心となっているか確認してみると良いと思います。

神様の願いと自分の願いは正反対ということもないと思います

ただ心配なさらないでください。自分の願いと神様の願いは決して正反対ということでもないと思います。多くの方は重なる部分があると思います。たとえば自己中心性がとても強くて、そのような自分の願いをいつも中心にしている人であれば、何事もうまくいかず、人からも嫌がられて、いつも不満でいっぱいになるでしょう。多くの方はそれでは幸せにはなれないということはすでに分かっていらっしゃると思います。つまり、たいてい自分の願いの中にすでに神様の願いは入っていると思います。それが日本人というものだと私は思います。

自己中心から神中心へ

ただ、必ずしもそれが明確になっていない。弱くなっているということが考えられると思います。今一度、自分の願いではなく、神様が私に願っている生き方をすることこそが本当の意味で深い喜びと満足をもたらす生き方であるということを明確にすることが大切だと思います。自己中心から神中心へ。それは幼稚な生き方から大人の生き方への転換だと思います。

神様が中心。それは大人の世界

一言で言えば、日本人は大人であることを大切にし、大人になることを求めて来たんだと思います。目先の損得に囚われない。命よりも大切なことがある。自分のことよりも、まず他人。このような日本人の特質は、単なるハウツーではなく、やっぱり大人じゃないと出来ないことだと思います。今、日本人として、大人であること、大人になることを心に決めましょう。そこに大人だけが知る本当の人生の喜びがあると思います。

人となった神様であるイエスはそのことを教えています

それは自分の願いではなく、神様が私に願っておられる生活をすることによってもたらされる結果です。太古の昔から日本人はそのように生きて来たんだと思います。また、人となった神様であるイエスという人物はそのことを教えたんだと思います。今日はルカの福音書6章43~49節から私が感じたことを書いてみたいと思いますので、皆様が神様を中心にして生きるための参考にしていただければと思います。

良い木が良い実を結ぶという例え

人となった神様であるイエスという人物が弟子たちに語られた続きの言葉です。「悪い実を結ぶ良い木はないし、良い実を結ぶ悪い木もありません。木はどれでも、その実によってわかるものです。いばらからいちじくは取れず、野ばらからぶどうを集めることはできません。良い人は、その心の良い倉から良い物を出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を出します。なぜなら人の口は、心に満ちているものを話すからです。」

心の中心にあるものが外に出てくる

いばらにいちじくがなっていないかと探す人はいないし、野ばらからぶどうを集めようという人はいないでしょう。良い実は良い木に実る。それは私たち人間のことを言っていると思います。私たちの心の中心には何があるのでしょうか。それが外に出てくるということでしょう。自分の願いを中心にしているのであれば、またそれが自己中心的なものであるならば、良い実がならないのです。神様の願いを求めて生きる。そのような良い木にこそ良い実は実ることを教えられていると思います。何を中心にしているのか。中心が間違っていたら、どんなに努力しても虚しいと思います。だから大切なのは努力ではなく、正しい努力をすること。中心を確認しましょう。

実行する人、しない人

続いてイエスはこう語っています。「なぜ、わたしを『主よ、主よ』と呼びながら、わたしの言うことを行わないのですか。わたしのもとに来て、わたしのことばを聞き、それを行う人たちがどんな人に似ているか、あなたがたに示しましょう。その人は、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を据えて、それから家を建てた人に似ています。洪水になり、川の水がその家に押し寄せたときも、しっかり建てられていたから、びくともしませんでした。聞いても実行しない人は、土台なしで地面に家を建てた人に似ています。川の水が押し寄せると、家は一ぺんに倒れてしまい、そのこわれ方はひどいものとなりました。」

どんな災難にもびくともしない人生

大切なことは実行することだと教えています。そりゃそうですよね。キリスト教徒に改宗するとか、何かの宗教のメンバーになるということではなく、実際に毎日の生活の中で神様の願いを中心にして生活するかどうかということだと思います。どんな災難が降りかかったとしても、びくともしない生活がそこにあることを思います。

皆さんの良心で判断してください

いかがでしょうか。何が正しいことなのか。皆様のそれぞれの良心で判断することができると思います。その確信こそ神様からの導きであることを知っていただきたい。それを実行して生きることを励ましたいと思っています。どうぞ毎日、神様に心を向けて祈り、聖書を開き、神様の願いに歩んでいただきたいと思います。

パンフレット「日本人の心」を配布しています

昨日、今日と宮城県名取市名取が丘5丁目、箱塚の皆様のご自宅にパンフレット「日本人の心」を配布しております。どうぞお読みください。ブログも毎日更新しておりますので、どうお読みください。