【日本近現代】共産主義の正体

正しく事実を知ることが、正しい判断をするための土台です。 今日も加瀬英明、藤井厳喜、稲村公望、茂木弘道著「日米戦争を起こしたのは誰か~ルーズベルトの罪状・フーバー大統領回顧録を論ず」からご紹介いたします。

革命、転覆

(前回からの続き)同時に、プロレタリアートは国際的にほかの国の革命を助けなきゃいけない、ということについても、レーニンの言葉を引いて解説しています。それから次に、労働組合はストライキをやり、それから法的な秩序、団体を転覆させることについて述べてます。

トロイの木馬

ここで「トロイの木馬」という言葉が出てくる。このテクニックを共産主義者は多用しているということです。一九三八年に非米委員会ができまして、いろいろな調査をやっています。一九四〇年には非米委員会の委員長マーティン・ディースという人、民主党の人なんですが、非米委員会の活動報告を使いながら、共産主義者が「トロージャンホース」、トロイの木馬作戦ですね、そういった戦術タクティクスをいかに活用しているかという実例を書いてるんです。

それは敵対関係をかき立てる方法

共産主義というのは、国家間、グループ間における敵対関係をかき立てるのが方法の一つ、政策の基礎だというです。あらゆる矛盾、あるいは軋轢というものを利用して、資本主義を解体する為に利用する。

平和はあり得ない

平和については、共産主義国と資本主義国との間に平和ということはあり得ない。レーニン、スターリンの演説を引用しながら、平和、平和と言いながら実は共産主義者にとって、絶対に平和はあり得ないと考えているということを述べています。(本からの引用は以上です。)

敵は他宗教ではない

キリスト教は、イスラム教は他宗教だと攻撃し、日本は多神教だと攻撃するのかもしれません。キリスト教内部でも分裂、紛争があるようです。そこにあるのは宗教対立であり、宗教紛争です。自分と違うものは排除するという考え方でしょう。しかし、本当の敵は他宗教ではなく、人間中心主義であり、共産主義ではないでしょうか。神はすべての宗教を超越して、ただお一人しかおられません。神が唯一であればそうだと思います。この宗教を超越した神に立ち返って生きる。それが日本人の信仰であり、それこそが救いではないでしょうか。

聖書を読みましょう

実は、そのような日本人の信仰心は、古代日本にやって来たイスラエル系、ユダヤ系渡来人によってもたらされた聖書の信仰だと考えられます。キリスト教の教典としてではなく、日本人の信仰の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 4章8~13節

カインは弟アベルに言った、「さあ、野原へ行こう」。彼らが野にいたとき、カインは弟アベルに立ちかかって、これを殺した。

主はカインに言われた、「弟アベルは、どこにいますか」。カインは答えた、「知りません。わたしが弟の番人でしょうか」。

主は言われた、「あなたは何をしたのです。あなたの弟の血の声が土の中からわたしに叫んでいます。今あなたはのろわれてこの土地を離れなければなりません。この土地が口をあけて、あなたの手から弟の血を受けたからです。あなたが土地を耕しても、土地は、もはやあなたのために実を結びません。あなたは地上の放浪者となるでしょう」。

これを殺した

主なる神はカインに、「あなたは正しい心でこれをしたのか。もし正しい事をしていないのなら、罪が門口に待ち伏せしています。それはあなたを慕い求めるが、あなたはそれを治めなければならない」と警告しました。しかし、カインは罪、すなわち自己中心に従い、弟アベルを殺してしまいました。人間中心、自己中心がこの世界に何をもたらすかお分かりいただけるでしょう。人間中心、自己中心を退け、神に立ち返り、神に従って生きることが救いであることも分かると思います。

神の呪い

カインは弟アベルはどこにいるのかと主なる神に問われても自分の罪を認めず、知らないと神に嘘をつきました。神への反逆です。それは人間に祝福ではなく呪いをもたらすことになりました。これが今の世の中の現実ではないでしょうか。神に立ち返って生きなければなりません。自己中心、人間中心は世界に呪いと滅びをもたらしています。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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