【日本近現代】共産主義と戦うフーバー米大統領

正しい事実を知ることは、正しい判断をするための土台です。今日も加瀬英明、藤井厳喜、稲村公望、茂木弘道著「日米戦争を起こしたのは誰か~ルーズベルトの罪状・フーバー大統領回顧録を論ず」からご紹介いたします。

フーバーの共産主義批判

茂木 この本の一番の元になっているのは、フーバーの共産主義に対する根本的な批判ですね。第一章でそれが書かれている。論じていきましょう。

イントロダクション

まずボリューム一の第一篇のイントロダクションで、この本の目的について書いている。この本の目的は「いつ、どこで、どのようにして、また、だれによってわれわれは、第二次大戦と第三次大戦に引き込まれたのか。その結果、自由が裏切られることになったのかということを、ステップ・バイ・ステップで分析しようとするところにある」と、非常に簡潔に言っています。 同時に、この戦争が始まり進んでいく過程で、だれが警告を発し、また間違ったディシジョン(決定)に対して反対したかということを、述べている。

共産主義の正体

今度はセクション一に入りまして、「自由人に対する巨大な、知的または道徳的な脅威というものがやってきた」と指摘します。それが共産主義なんです。これが五つのチャプターで構成されています。

共産主義はだれが作ったのか

まず最初のチャプターでは、共産主義はだれが作ったのか。リーダー、その理論、方法論について書いてまして、もちろんマルクス・エンゲルス等々については説明してますが、「共産主義の原則と方法」というところで独裁論を展開している。

無神論

その次は宗教と道徳論。無神論ですね。これは、論拠を引用しながら書いてます。その次は国際関係について。例えばレーニンは「条約というのは、自分たちの力を得るための方法なんだ」と言っている。またスターリンは、「外交官の言葉というのは、彼の行為と矛盾しなければいけない」。「must」と言ってるんですね。言葉は one thing (一つのこと)で、行いは全く別だと。要するに「誠実な外交官」なんていうのは、まるで「dry water」乾いた水、あるいは「wooden iron」木の鉄だとか表現していますが、全く矛盾した言葉である。誠実に交渉するなんてばかだ、とスターリンは言っている。こういう発言を引用しながら、共産主義者はどういうことを考えているのかを明らかにしている。・・・(続きは次回へ。本からの引用は以上です。)

共産主義。それは人間中心主義。

人間中心、自己中心を退け、神に立ち返り、神を中心にして生きる。そのような人間本来の生き方、幸いな人生を真っ向から破壊しようとする思想が共産主義であることをフーバー大統領は指摘しているのだと思います。このことを正しく知って欲しいと思います。

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は古代日本にやって来たイスラエル系、ユダヤ系渡来人によってもたらされた日本人の文化、伝統、習慣、国民性のルーツであり、神を中心とした生き方です。キリスト教の教典としてではなく、神を中心とする本来の日本人の心を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 4章1~7節

人はその妻エバを知った。彼女はみごもり、カインを産んで言った、「わたしは主によって、ひとりの人を得た」。彼女はまた、その弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。

日がたって、カインは地の産物を持ってきて、主に供え物とした。アベルもまた、その群れのういごと肥えたものとを持ってきた。主はアベルとその供え物とを顧みられた。しかしカインとその供え物とは顧みられなかったので、カインは大いに憤って、顔を伏せた。

そこで主はカインに言われた、「なぜあなたは憤るのですか、なぜ顔を伏せるのですか。正しい事をしているのでしたら、顔をあげたらよいでしょう。もし正しい事をしていないのでしたら、罪が門口に待ち伏せています。それはあなたを慕い求めますが、あなたはそれを治めなければなりません」。

なぜ憤るのか

確かに正しいことをしているのなら、憤ることも、顔を伏せる必要もないでしょう。なぜカインは憤ったのでしょう。それはカインが正しい心でこれをしていなかったからだろうと思います。神の前に責められることのない良心を持って生きるなら、不平不満からも解放されていることを思います。人生の成功とは、人間的な画策によって、自分の思った通りに物事が運ぶようにすることではないでしょう。人間中心、自己中心を退け、神に立ち返り、神を中心にして生きる。それが人間本来の生き方であり、日本人の心であり、幸いであり、救いであることを思います。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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