【日本近現代】人種戦争

正しい判断をするためには正しく事実を知らなければなりません。今日も加瀬英明、藤井厳喜、稲村公望、茂木弘道著「日米戦争を起こしたのは誰か~ルーズベルトの罪状・フーバー大統領回顧録を論ず」から目に留まった個所をご紹介いたします。

アメリカ人の人種差別意識

稲村 アメリカの長距離のバスはかつて、六〇年代の終わりでも白人以外前の席に座ることはできなかった。ましてや開戦の一九四〇年代の始めなんかでは、相当な人種差別があっただろうと思いますね。

茂木 F・ルーズベルトは、マルクス主義にシンパシーを感じる進歩主義者です。日本は古代から続く君主がいて、遅れた封建的な国と見ていた。これに対し、中国は共和制だから進んでると思ってる。それが彼の日本に対する人種偏見を強化、深化させたんです。

藤井 ウェデマイヤー回顧録で書かれていることですが、ウェデマイヤーは軍の中枢にいて総動員計画を作らされるんです。アメリカの産業力を全部投入して総力戦をやる。命令が来たのは一九四〇年の一二月、ちょうどパールハーバーの一年ぐらい前です。もう一つ強烈な証拠があります。これは一般には知られていないんですが、JB-三五五計画。アメリカの爆撃機が支那大陸から飛んで日本を爆撃するという計画が昭和一六年七月一八日、陸海軍長官の連名で大統領に提出され、七月二三日に大統領がOKサインをした。これはアメリカの公的資料ですね。

茂木 この件に関しては、アメリカの真珠湾五〇周年のときに、テレビのABC放送で放送されています。ロークリン・カーリーという大統領特別補佐官・中国担当が、この計画を進めていた中心人物です。要するにカーリーがコーディネーターとして、陸海軍の参謀に指示し案を作らせた。中国のどの基地から日本のどの都市を爆撃するか、詳細な計画です。これはもはやオレンジプランとは違う。実行プランなんです。しかもそれを中国にやらせる。B-17、一五〇機。なんとカーリーは、やがてコミンテルンのスパイであったことが判明し、南米へ逃亡しているんです。この男がそのABC放送でインタビューされている。何の目的でこの案を作ったのか、との質問に対して、もちろん日本を破壊するためです、と答えています。

藤井 飛行機についているマークは中華民国だけど、実際はアメリカがやる。それを大統領が承認しているのですね。

茂木 そう。たまたまイギリスの方でB-17が必要になって、そっちへ回さなきゃいけないので作戦が遅れただけなんです。イギリスに回さなければ、昭和一六年の一〇月から一一月にかけては日本本土に爆撃が行われていた。アメリカこそが戦争を起こした何よりの証拠ですよ。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は古代日本にやって来たイスラエル系、ユダヤ系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の心を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 3章8~15節

彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。

主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。彼は答えた、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だったので、恐れて身を隠したのです」。

神は言われた、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」。人は答えた、「わたしと一緒にしてくださったあの女が、木から取ってくれたので、わたしは食べたのです」。

そこで主なる神は女に言われた、「あなたは、なんということをしたのです」。女は答えた、「へびがわたしをだましたのです。それでわたしは食べました」。

主なる神はへびに言われた、「おまえは、この事を、したので、すべての家畜、野のすべての獣のうち、最ものろわれる。おまえは腹で、這いあるき、一生、ちりを食べるであろう。わたしは恨みをおく、おまえと女とのあいだに、おまえのすえと女のすえとの間に。彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう」。

女をだますへび

沖縄には人をだますへびの話が数多く伝承されているそうです。そして、この聖書の記述と同じように、へびは両手両足をもぎとられ、腹ばいで歩くようになったと言われているそうです。古代の沖縄に聖書の民であるイスラエル系、ユダヤ系渡来人があったことを示す証拠ではないでしょうか。少なくとも聖書の話が何らかの形で沖縄、そして日本にもたらされていたことを示していると思います。

罪を認めること

大事なことは罪を認めて、再び神に立ち返ることでしょう。ここには他人のせいにして、自己正当化する人間の姿が描かれています。これが人間中心、自己中心の罪ではないでしょうか。過ちは誰にでもあると思います。それは罪だと認めて、自分の罪を受け入れ、罪を離れ、神に立ち返り、また神の御心に歩むことが大切です。自己正当化に労力を使っている暇があるなら、罪を認めて、神に立ち返り、神の御心に前進すべきでしょう。そうでなければ、一生自己正当化に無駄な労力を注ぐことになってしまいます。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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