【日本とイスラエル】古代イスラエル人は日本に来たか

これまでご紹介して来た内容と多少重複するところもありますが、ユダヤ人のラビもそのように感じているということをラビ・マーヴィン・トケイヤー著「日本・ユダヤ封印の古代史」からご紹介いたします。

古代イスラエル人は日本に来たか

私が日本に住んでいたとき、イスラエルの首席ラビ(シュロモ・ゴレン)が日本にやって来たことがある。彼は、日本という国に大変興味を持ち、滞在を非常に楽しんでいた。そして日本神道の神髄を学びたいと言って、しばしば国学院大学の講義に出席していた。

神宮の警備

ラビはそこで、日本の神宮を警備する人たちに関して質問をした。警備員たちは神宮のどこに立ち、またどのような順番で、どちらに向かって廻るのか、さらにどのようにして警備員の交代をするのか、などを先生に質問したのである。

ラビはその答えを聞いて、驚愕した。なんとその警備の仕方や、交代の仕方は、かつて古代イスラエル神殿でなされていたものと、全く一緒だったからである。

イスラエル神殿は西暦70年に破壊されて以来、いまだ再建されていない。しかし、それまでなされていたと同じ警備の仕方が、なんと日本の神宮で今もなされていたとは!「信じられない」とラビが言ったのも無理はない。

マーヴィン・トケイヤー氏の疑問

そのほかにも数多くの事柄にふれて、日本にはイスラエル起源と思われるような数々の風習があることに、私は気づかされるようになった。以来、頭の中を一つの大きな疑問がかけ巡るようになった。それは、

「あの古代イスラエルの失われた十部族が、かつてこの日本にやって来たのだろうか」
「ユダヤ人と日本人は、古代世界においてシルクロードのどこかで出会ったのだろうか」
「日本の非常に古い時代に、多くのユダヤ人がやって来て、日本の文化形成に影響を与えたのだろうか」
「この問題について、今まで誰かが書いた書物があるだろうか」
という思いであった。(本からの引用は以上です。)

こうしてマーヴィン・トケイヤー氏は日本とイスラエルの関係について調べ始め、その内容をこの本に記しています。次週からはその内容を少しずつご紹介したいと思います。

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は神様を中心にして生きようとしたユダヤ人の記録であり、今日もご紹介しましたように日本人の文化、伝統、生活、信仰と深い関係があると考えられます。キリスト教の教典としてではなく、日本人としての生き方を知るために聖書を読んでみていただきたいと思います。

新約聖書 マタイの福音書 10章16~20節

いいですか。わたしが、あなたがたを遣わすのは、狼の中に羊を送り出すようなものです。ですから、蛇のようにさとく、鳩のようにすなおでありなさい。人々には用心しなさい。彼らはあなたがたを議会に引き渡し、会堂でむち打ちますから。

また、あなたがたは、わたしのゆえに、総督たちや王たちの前に連れて行かれます。それは、彼らと異邦人たちにあかしをするためです。人々があなたがたを引き渡したとき、どのように話そうか、何を話そうかと心配するには及びません。話すべきことは、そのとき示されるからです。

というのは、話すのはあなたがたではなく、あなたがたのうちにあって話されるあなたがたの父の御霊(みたま)だからです。

12使徒の派遣

多くの弟子たちの中から12人を選んで使徒とし、神様を中心として生きるという神の国のメッセージを伝えるために送り出すにあたって、イエスが語った言葉の続きです。それは狼の中に羊を送り出すように危険なことだとイエスは言っています。

蛇のようにさとく

反対者がいるということなのでしょうか。イエスのアドバイスは蛇のようにさとく、鳩のようにすなおであれというものでした。蛇のようにとはエバを騙したずる賢さのことでしょうか。それとも音もなく近寄って獲物を捕らえるという賢さのことなのでしょうか。

鳩のようにすなおに

いずれにしても、ただ純粋で素直なだけではいけない。もちろん、神様を中心にして生きるという純粋性を失ってはいけませんが、反対する者たちは策略をもって来るのですから、それに対抗できるような知恵がなければならないということなのかもしれません。油断してはいけないということかもしれません。

反対者の策略

反対者から捕らえられて、裁判にかけられるような事態もあり得ると言うことでしょうか。神様を中心とした生き方を伝えたからと言って、今の日本で逮捕され、裁判にかけられるということは考えにくいですが、反対者はあらゆる手段を行使するかもしれません。

それはチャンスでもある

しかし、それはチャンスにもなるとイエスは言っているのだと思います。うまく弁明できるかどうかと心配する必要はないと言っています。人間的にあれこれ考えるのではなく、神様を中心にして生きるという生き方について、まっすぐに話せば良いということではないかと思います。

神様を中心にして生きる

宗教ではなく、全ての人が神様を中心にして生きるという人間本来の生き方を知って、喜びにあふれる人生を送ることができるように、私もまたこのことを伝えて行きたいと思います。

いかがでしたか

「日本人の信仰と聖書について考える会」では、宗教ではなく、神様を中心にして生きる幸いを多くの方に知っていただくために、パンフレット「今こそ伝えたい日本人の心」(1部10円。100部以上で送料無料。)を作成しました。ぜひお知り合いの方にお渡しください。ご協力をよろしくお願いいたします。

参考になりましたら、「いいね!」でお知らせください。また、シェアのご協力もよろしくお願いします。今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

■お知らせ■

2017年5月11日(木)19:00~20:00 泉パークタウンタピオ(仙台市泉区寺岡6丁目5-1)南館1階パークタウンスタイルで、「古代史に見る日本人とユダヤ人の不思議な関係」と題してお話しすることになりました。入場無料、予約不要です。ぜひたくさんの皆さんにお出でいただきたいと思います。詳しくはホームページのインフォメーションをご覧ください。