【子供の教育】親から子へ引き継がれる日本人の心

見上げる女の子
「いいことできるかな」

【日本赤十字社】Cross Now! MOVIE 「いいことできるかな」という動画が海外で評判になっているそうです。親がいない間に、知らない人が財布を落としたら、子供はどんな反応をするか。どの子供も財布を拾って、持ち主に渡す様子に海外から絶賛の声が寄せられたそうです。以下は海外からのコメントだそうです。「海外の反応CHステキな日本」からご紹介します。

海外の反応

可愛すぎる

本当に良い子!親は誇りに思うべきだよ!

日本人の子供は今まで見た中で一番かわいい。大好き!

子供たちのリアクションが好き。

日本でしかあり得ない。

何と言えば?日本大好き!

よくやった。君たちの国の未来は明るく安泰だ!

これが俺の感謝してる日本文化だよ。

リスペクトする!

日本では普通のことだよ。他の国も同じならいいのに。

アメリカの大半の子供より遥かに礼儀正しいよ。

マナーのない人がいるアメリカでは無理だね。

大人になると逆をするようになるのが悲しい。

↑日本では滅多にないよ。一生誠実なままだって。

財布を二度落としたけど二度とも戻って来た。ドルも円も中身はそのままで。日本を本気で信じてるよ。

日本ではスーパーで買い物をする時にレジで財布を渡す子供がたまに居る。そして店員が代金を財布から抜き取る。ほとんどの人が誠実で人を疑わない。

すごく嬉しそう!世界中の子供がこうならいいのに。良いことをすればいつもハッピーでいられる。

日本の子供は生まれながらにして善だということを示している。世界中の子供が同じだとは思わないな。

この年代の子ならどこでも同じだと信じたい。お手本になる両親の問題だよ。(動画サイトからの引用は以上です。)

親から子へ引き継がれる日本人の心

最後の方も言っていますが、これは決して日本人の子供が生まれながらにこうだということではなく、親の価値観、親の模範、親の生き方、親の教育によるものだろうと思います。意識的に言葉で教えることもあれば、無意識のうちに教えていることもあると思いますが、こうやって日本人の心が親から子へと引き継がれていくのでしょう。

日本人の心を意識することの大切さ

しかしながら、そのような日本人の心がややもすると失われてしまう危険性があるのではないでしょうか。最近では権利の主張とばかりに、自分のことしか考えない大人も子供も増えて来ているのかもしれません。だから、このような動画が作られたのかもしれません。今こそこのような日本人の心を子供たちに引き継いでいく大切さを考えて欲しいと思います。それはひとことで言えば、自己中心を退け、神様の思いを中心にして生きるという心だと思います。

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は宗教の戒律が記された教典ではなく、神様を中心にして生きようとしたユダヤ人の記録であり、日本人の心のルーツだと思います。キリスト教の教典としてではなく、神様を中心にして生きる日本人の心の原点を知るためにも聖書を読んでみてください。

新約聖書 マルコによる福音書 2章1~12節

幾日かたって、イエスがまたカペナウムにお帰りになったとき、家におられるといううわさが立ったので、多くの人々が集まってきて、もはや戸口のあたりまでも、すきまが無いほどになった。そして、イエスは御言(みことば)を彼らに語っておられた。

すると、人々がひとりの中風の者を四人の人に運ばせて、イエスのところに連れてきた。ところが、群衆のために近寄ることができないので、イエスのおられるあたりの屋根をはぎ、穴をあけて、中風の者を寝かせたまま、床をつりおろした。

イエスは彼らの信仰を見て、中風の者に、「子よ、あなたの罪はゆるされた」と言われた。ところが、そこに幾人かの律法学者がすわっていて、心の中で論じた、「この人は、なぜあんなことを言うのか。それは神をけがすことだ。神ひとりのほかに、だれが罪をゆるすことができるか」。

イエスは、彼らが内心このように論じているのを、自分の心ですぐ見ぬいて、「なぜ、あなたがたは心の中でそんなことを論じているのか。中風の者に、あなたの罪はゆるされた、と言うのと、起きよ、床を取りあげて歩け、と言うのと、どちらがたやすいか。しかし、人の子は地上で罪をゆるす権威をもっていることが、あなたがたにわかるために」と彼らに言い、中風の者にむかって、「あなたに命じる。起きよ、床を取りあげて家に帰れ」と言われた。

すると彼は起きあがり、すぐに床を取りあげて、みんなの前を出て行ったので、一同は大いに驚き、神をあがめて、「こんな事は、まだ一度も見たことがない」と言った。

語った内容は記されていない

御言(みことば)とは、神様の言葉という意味なのか、単にイエスの言葉に「御」をつけたのか分かりませんが、どんな話をしていたのか、その内容は不思議と記されていません。もし、教えの内容そのものが重要であれば、当然記されていても良いのではないかと思いますが、福音書全体を見ても、不思議とイエスの教えは多くは記されていないように思います。イエスの教えは「自己中心を退けて、神様を中心とした生活をしなさい」という内容であって、それ以上に何か特別な教えがなかったからではないかと私は想像しています。大切なことは難しい神学ではなく、自己中心を退けて、神様を中心にして生きるということであり、そこに全ての問題の解決と救いがあるということではないでしょうか。

罪をゆるす権威

そこに中風の者が床に乗せられたまま運ばれて来ましたが、驚いたことに、彼は屋根をはがしてイエスの前に降ろされました。イエスは彼らの「信仰」を見たと記されていますが、それは人にはできないことでも、神様には出来るという思いから出た行動のことを指して言っているのではないでしょうか。彼らはイエスを通して、神様の力が働くと期待してやって来たのだと思います。その時、イエスは「あなたの罪はゆるされた」と言いました。「罪」とは「的外れ」、「中心がずれている」という意味だと言われます。神様を中心にする時、罪はゆるされるということなのでしょう。そして、ここには多くの人々が見ている目の前で、実際に神様の力がイエスを通して働いたということが記されています。人間の力を超えた神様の力というものがある。これもまた日本人が太古の昔から大切にして来た心ではないかと思います。

いかがでしたか

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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