日本全国ご意見をお伺いする旅(その2)

ゴールを目指す

「日本人の信仰と聖書について考える会」を始めて4年目に入りました。ここまでやって来れたことに感謝の思いがあると同時に、何となくモチベーションが上がらないとも感じています。なぜなんでしょうか?昨日の続きになります。

モチベーション?

もちろん、私のモチベーションは神様だったはずです。このブログでもそう書いているように、神様の御心に生きること、それが最大のモチベーションであるはず!だから、成果とか結果ではなく、神様の御心と確信することに従事できているなら、「これでいいのだ!」となるはずではないか。それこそ私がお伝えしているメッセージではないのか。

神様の御心を検証する

もちろん、神様の御心は一つではなく、人によってそれぞれ与えられている使命も違います。他人との比較ではなく、私に与えられている使命に生きることこそが大切なことでしょう。でも、これが本当に神様から私に与えられている御心、使命なのか、それを検証することも大切なことなのかもしれません。確信とは、単なる思い込みの強さのことではないはずです。

3つの目的

そこで、このミニストリーの目的から、あらためて検証してみよう!そう考えてみました。3つあります。キーワードで言えば、「日本」と「ユダヤ」と「聖書」でしょう。

日本

日本と日本人の優れた国民性についてお伝えし、それを大事にし、継承して欲しい。そういう思いがあります。2月24日の天皇陛下在位30年記念式典で、天皇陛下の8分半にわたるおことばがあったという新聞報道を読みました。その中で陛下は天皇の務めを人々の助けを得て行えたことを「幸せなこと」と振り返り、「この国の持つ民度のお陰でした」と述べたとありました。

日本人の国民性

日本人は自分のことよりも、「みんなで」を大切にすると思います。たぶん陛下は大災害においても暴動や混乱がない日本の高い国民性のことを述べられたのではないかと推測しますが、日本人の秩序や規則を重んじる精神性がなければ、確かに山手線の過密ダイヤもこなすことはできないと思います。

竹田研究会

先日、竹田恒泰さんという方が講師を務める竹田研究会という講演会に参加してきました。天皇陛下の皇位継承について、三種の神器について、また天皇陛下を中心とした日本の国体を守ることの重要性について話していましたが、途中、小室圭さんの話なども織り交ぜながら、あっという間の2時間半でした。帰りに会員登録をして帰ってきましたが、このような活動をされている方々とも連携できたら良いと思いました。

ユダヤと聖書

ある意味、賛成、反対はあったとしても、竹田さんのような主張ははっきりしていて、すでに存在するカテゴリーでもあり、多くの人々にとって分かりやすいものではないかと思いました。だから、私も「日本」一本でやるというのも一つなのかもしれません。でも、私のお伝えしたいことは、それだけではないという思いがあります。「日本」「ユダヤ」「聖書」という私の主張は既存のカテゴリーにはないという点において、わかりにくいのかもしれません。しかし、それが私独自のユニークな主張でもあるのですが、そのような高い日本人の国民性は古代日本にやってきたイスラエル系、ユダヤ系渡来人の影響があるのではないかということも私は伝えたいのです。

聖書預言との関連

もちろん、日本人のすべてがユダヤ起源とは思いません。2000年を超える歴史の流れの中で、様々な影響があり、日本独自の発展を遂げたことも事実でしょう。しかし、その影響は大きくあるのではないか。日本人の国民性が他国の文化に比べても高く評価されることがあるのは、そこに要因があるからではないか。そして、何よりも、もし、そうだとすれば、聖書に書かれているイスラエルに関する預言は日本と無関係とは言えなくなるということです。それはこれから未来に関することで、どのように展開していくのか、私にも分かりませんが、そのような聖書預言の成就との関連を考えないわけではありません。

聖書のメッセージ

それから聖書のメッセージをお伝えしたい。これが3つ目のことです。そこには罪の赦しがあります。神に立ち帰って生きる幸いな生き方が記されています。これは今の私にとってぜひ皆さんに知っていただきたい現実です。そして、それは日本人の国民性と相容れないものではなく、むしろ大変親和性が高いと感じています。つまり、私の中ではこの「日本」と「ユダヤ」と「聖書」は一体となっていて、互に深く関連していると感じています。

このことをお伝えしたい

これらのことを一人でも多くの日本人にお伝えしたい。そして、幸いな人生を送って欲しい。そして、そんな日本が世界の救いとなって欲しい。特に人権とか、個人の権利というようなことが言われると、多くの人がそうだなと思ってしまうと思いますが、それは不信感を前提とした社会であって、太古の昔から日本人が大切にしてきた社会や国民性、家庭を破壊してしまうのではないかと危惧しています。人を信頼すること、感謝すること、自分に与えられている使命にしっかりと取り組むこと、そういうことをお伝えしていきたいと思っています。

どうやって伝えるか

それでは、どうやって伝えていくのか。どのように伝えられたら良しとするのか。そういう話になってくると思います。次回は「日本全国ご意見をお伺いする旅」まで話がいくと思います。もう少しお付き合いいただければ幸いです。今日もお読みくださって、本当にありがとうございます。

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本の表紙

Amazonから「日本人の信仰が世界を救う—元キリスト教牧師が語る神の国ニッポン」を出版しています。電子版は100円。文庫版は2,182円。日本人の高い国民性のルーツは聖書にあること、イエスの教えはキリスト教よりむしろ「日本人の信仰」の中に引き継がれていることが分かります。ぜひ、読んでみてください。詳しくは書籍情報をご覧ください。

目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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Amazonから「日本人の幸せ—古代ユダヤ人がもたらしたイエスの教え」(196ページ)が販売されました。一人でも多くの方に読んでいただけるように、電子版の価格を100円といたしました。(文庫版も好評発売中。詳しくはAmazonのサイトでご確認ください。)レビューのご協力もよろしくお願いします。

目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

詳しくは書籍情報をご覧ください。

投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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