【日本とイスラエル】日本の報復

書籍「失われた十部族の足跡」

日本とイスラエルに関連する内容について、アビグドール・シャハン著「古代日本に辿り着いたユダヤ人・失われた十部族の足跡~イスラエルの地から日本まで」からご紹介いたします。

日露戦争

古い伝統を持ち、高い倫理的価値観に根差した誇り高い民族を屈服させることは難しい。日本は屈辱を与えた者たちに対し、必ず報復をすると肝に銘じた。こうして日本は近代兵器で武装した強力な艦隊を作り、その機会を待った。1904年、南下政策を取るロシアは日本の領土を脅かし、再び日本を悩ませた。

最初の報復

日本を軽視するロシア人は来たるべき戦争に対して準備を怠り、基本的な情報収集さえできていなかった。日露間に戦争が始まると、日本軍は陸海でロシアを圧倒して世界中を驚かせた。この日露戦争での敗北は、帝政ロシアの崩壊を早め、共産革命を躍進させる原因の一つとなった。こうして日本はかつての屈辱に対して最初の報復を行った。

日本軍の躍進

明治維新から第二次世界大戦までの間に、日本の人口は3200万人から7200万人へと拡大した。第一次世界大戦では、日本は反ドイツの連合軍側で参戦した。日本軍は中国海岸地域や、オセアニア諸島にあるドイツ領をあっという間に攻略した。

日本の統治とアメリカの対応

ヴェルサイユ講和条約(1919年)では、非公式ながら日本は大国として認められ、戦争で占領したドイツ領での権益を認められた。またマーシャル諸島、カロリン諸島、マリアナ諸島などを委任統治領とした。この地域での日本の台頭は地域を害するものではなく、むしろ豊かにしたが、しかし利益が衝突するアメリカは日本の進出を快く思わなかった。日本の力を警戒するアメリカはカリフォルニア州への日本人移民を禁止し、すでにその地に住んでいた日系市民らの権利侵害も阻止しなかった。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本の文化、伝統、歴史、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を開く時、そこに古くて新しい発見があるでしょう。

新約聖書 使徒行伝 2章32~42節

このイエスを、神はよみがえらせた。そして、わたしたちは皆その証人なのである。それで、イエスは神の右に上げられ、父から約束の聖霊を受けて、それをわたしたちに注がれたのである。このことは、あなたがたが現に見聞きしているとおりである。

ダビデが天に上ったのではない。彼自身こう言っている、『主はわが主に仰せになった、あなたの敵をあなたの足台にするまでは、わたしの右に座していなさい』。

だから、イエスラエルの全家は、この事をしかと知っておくがよい。あなたがたが十字架につけたこのイエスを、神は、主またキリストとしてお立てになったのである」。

人々はこれを聞いて、強く心を刺され、ペテロやほかの使徒たちに、「兄弟たちよ、わたしたちは、どうしたらよいのでしょうか」と言った。すると、ペテロが答えた、「悔い改めなさい。そして、あなたがたひとりびとりが罪のゆるしを得るために、イエス・キリストの名によって、バプテスマを受けなさい。そうすれば、あなたがたは聖霊の賜物を受けるであろう。

この約束は、われらの主なる神の召しにあずかるすべての者、すなわちあなたがたと、あなたがたの子らと、遠くの者一同とに、与えられているものである」。

ペテロは、ほかになお多くの言葉であかしをなし、人々に「この曲がった時代から救われよ」と言って勧めた。そこで、彼の勧めの言葉を受けいれたものが三千人ほどあった。そして一同はひたすら、使徒たちの教を守り、信徒の交わりをなし、共にパンをさき、祈をしていた。

どうしたらよいのでしょうか

物音を聞いて集まった人々に語ったペテロの言葉の続きです。ペテロは旧約聖書に書いてあるダビデ王の預言の言葉を引用し、このイエスこそが聖書が預言していたキリスト、つまりメシヤだと語ります。あなたがたが十字架につけたキリストを神はよみがえらせたとペテロは言いました。「どうしたらよいのでしょうか」と言う人々に、ペテロは「悔い改めなさい」と言っています。それは中心を変えるという意味です。つまり、これまでの人間中心の生き方を退け、神を中心にした生活をするようにと言うことです。

三千人

この時、ペテロの言葉を聞いて、神に立ち返り、彼らの仲間に加わった者の数は三千人と記されています。イエスの教えに従い、神に立ち帰って生きる者は益々増え、その数は三千人に達したことがここには記されています。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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