【日本人と日本文化】神国日本

茅葺屋根

「高校生のためのおもしろ歴史教室」というウェブサイトを興味深く読ませていただいております。今日は「神国日本」という項から一部をご紹介させていただきます。 ぜひ、著者とお会いしてお話ししたいと願っています。

ここまで言われると、ちょっと恥ずかしい気もするが・・・

イギリスの詩人エドウィン・アーノルド(1832年~1904年)の1889年の来日スピーチで日本のことを「『地上で天国(パラダイス)あるいは極楽(ロータスランド)にもっとも近づいている国だ』と賞賛し、『その景色は妖精のように優美で、その美術は絶妙であり、その神のようにやさしい性質はさらに美しく、その魅力的な態度、その礼儀正しさは、謙譲ではあるが卑屈に堕することなく、精巧であるが飾ることもない。これこそ日本を、人生を生甲斐あらしめるほとんどすべてのことにおいて、あらゆる他国より一段と高い地位に置くものである』と述べた。」(「逝きし世の面影」渡辺京二著[1998年 葦書房]15頁~16頁)

蓬莱島

また、古代中国では、東の海上に仙人の住むといわれている蓬莱島がある、とされていた。中国の正史である後漢書「東夷伝」には「秦の始皇(始皇帝のこと)、方士徐福を遣わし、童男女数千人をひきいて海に入り、蓬莱の神仙を求めしむるも得ず」とある。この神仙つまり仙人が住むという蓬莱島こそ、日本の位置にある。

魏志倭人伝

 魏志倭人伝には、日本のことを「窃盗せず、訴訟少なし。」、隋書倭国伝には「人はすこぶる物静かで、争いごとが少なく、盗賊も少ない。‥‥気候温暖で、草木は冬でも青く、土は肥えて美しい。‥‥性質は素直で雅風がある。」とある。

江戸時代

 時代がくだっても日本の印象はすこぶるよい。江戸時代の1775年にオランダから来日したツンベルグの「江戸参府随行記」には「国民性は賢明にして思慮深く、自由であり、従順にして礼儀正しく、好奇心に冨み、勤勉で器用、節約家にして酒は飲まず、清潔好き。率直にして公平、正直にして誠実、疑い深く、迷信深く(これらはキリスト教徒でないということ)、高慢であるが寛容であり、悪に容赦なく、勇敢にして不屈である。」とある。

まさに天国

まさに、天国の風景ではないか。日本は、神の豊かな恵みを受けて、気候温暖・土地は肥えていて風光明媚である。パラダイスつまりエデンの園、天国つまり神の国といえるのが、古来の日本に対する伝承ではないか。(サイトからの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。秀でた日本の文化、伝統、風習、国民性のルーツは古代イスラエル系渡来人によってもたらされた聖書の信仰、イエスの教えに遡ることができます。確かに日本は聖書に記された神の国でもあるのです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を開く時、そこに古くて新しい発見があることでしょう。

新約聖書 使徒行伝 8章9~13節

さて、この町に以前からシモンという人がいた。彼は魔術を行ってサマリヤの人たちを驚かし、自分がさも偉い者のように言いふらしていた。それで、小さい者から大きい者にいたるまで皆、彼について行き、「この人こそは『大能』と呼ばれる神の力である」と言っていた。

彼らがこの人について行ったのは、ながい間その魔術に驚かされていたためであった。ところが、ピリポが神の国とイエス・キリストの名について宣べ伝えるに及んで、男も女も信じて、ぞくぞくとバプテスマを受けた。

シモン自身も信じて、バプテスマを受け、それから、引きつづきピリポについて行った。そして、数々のしるしやめざましい奇跡が行われるのを見て、驚いていた。

神の国とイエス・キリストの名

サマリヤはかつて北イスラエルの人々が住んでいた町です。そこにシモンという魔術を行うことができる人がいて、人々は彼に一目置いていた様です。しかし、ピリポが人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰り、神を中心にして生きる神の国について語り、イエス・キリストについて語ると、人々はぞくぞくと弟子入りした様子が記されています。バプテスマとは水に体を浸す宗教的儀礼ですが、その教えを受け入れ、弟子となることを示す儀礼だったのでしょう。シモンも弟子入りしたようです。そして、ピリポを通して、神の超自然的な奇跡が行われていた様子が記されています。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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