【日本近現代史】真珠湾のオトリ

大東亜戦争肯定論表紙

開戦当時の太平洋艦隊司令官セオポルト少将は、その著『真珠湾の最後の秘密』の中で『真珠湾は日本に最初の一発を放たせるためのオトリであった』と証拠をあげてはっきり告白していると林房雄氏はその著書「大東亜戦争肯定論」に記しています。著書からご紹介いたします。

石油の禁輸

アメリカ政府はあの手この手で時間をかせぎながら戦争体制をととのえ、ほぼその準備がととのったと見た時、石油の禁輸を実行した。このことについて、島田元海軍大臣は東京裁判の被告席で次のようにのべている。「海軍の手持ち石油量は二カ年分で、それ以上の入手の見込みは断たれてしまった。このままの状態で推移せんか、石油補給力の漸減のため、日本海軍はたとえ政府の要請を受けるとも、海戦を賭することは不可能におちいることは明らかである」

戦争回避のための「日米会談」

パール博士は「終局的に起った太平洋戦争については、日本ははじめからなんらこれを企図していなかったことは明瞭である。」と言っている。日本は野村全権大使を任命して、戦争回避のための「日米会談」を実に八カ月以上もつづけた。この「欺瞞的」交渉のかげにかくれて日本は時をかせぎ開戦準備と真珠湾攻撃その他の「共同謀議」を行ったというのが検察官側の見解であるが、パール博士によれば真実は全くその逆である。

米英共同して戦争に訴えるという協定

葦津珍彦氏の『明治維新と東洋の解放』によれば「ルーズベルトもチャーチルも日本会談によって日本との話をひきのばし、その間に経済圧迫によって日本の戦争物資(石油、鉄等々)を枯渇させることの有利なことを認めているが、日本との間に対等の妥協的平和解決をもとめるような平和への熱意は全くないのである。何時、いかにして降伏させるかだけが問題なのである。それにくらべると近衛内閣の外交は、悲痛なものだった、とも言いうるが、間が抜けていたとの批判もまぬかれないであろう。・・・」

日本を討つ

さらに田中正明氏によれば、「米国は主力艦隊を太平洋のハワイに集結し、英国も極東艦隊を増強して、シンガポールを根拠に、戦争配備についていた。それどころか、戦後アメリカの軍法会議及び上下院の合同査問委員会で明らかにされたところによれば、日本の真珠湾攻撃よりも前にルーズベルト大統領は秘密命令を発して、戦争指令を発していたことが判明し、アメリカの世論を愕然たらしめた。

日本を窮地に追い込む

いずれにせよ、日本を窮地に追い込み、日本を挑発することにより、日本に戦争を仕掛けさせ、これによってルーズベルト大統領は第二次世界大戦参加のキッカケをつくったという見解は、ビアード博士、タンネル教授、グルー大使、キンメル前司令官、ウェデマイヤー陸軍大将など、有力な当時のアメリカの責任者たちによってつぎつぎと明らかにされ、これに関する証拠もあげられている。ただし、これらの重要な証拠はなに一つ東京裁判に提出されず、また当時はアメリカ側もこれの秘匿にやっきとなっていた」(本からの抜粋引用は以上です。)

正しい歴史認識を持つ重要性

確かに日本は戦争に負けました。しかし、どのような経緯で戦争となり、どのようにして日本は負けたのか、その事実を正しく知らなければ、そこから学ぶこともできません。事実が隠蔽され、歪められていることを知り、歴史の事実を知ることはとても重要なことだと思います。

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は古代日本にやってきたイスラエル系、ユダヤ系渡来人によってもたらされた日本人の文化、伝統、習慣、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の心を知るために聖書を読んでみてください。

新約聖書 使徒行伝 28章16~22節

わたしたちがローマに着いた後、パウロは、ひとりの番兵をつけられ、ひとりで住むことを許された。

三日たってから、パウロは、重立ったユダヤ人たちを招いた。みんなの者が集まったとき、彼らに言った、「兄弟たちよ、わたしは、わが国民に対しても、あるいは先祖伝来の慣例に対しても、何一つそむく行為がなかったのに、エルサレムで囚人としてローマ人たちの手に引き渡された。

彼らはわたしを取り調べた結果、なんら死に当る罪状もないので、わたしを釈放しようと思ったのであるが、ユダヤ人たちがこれに反対したため、わたしはやむを得ず、カイザルに上訴するに至ったのである。

しかしわたしは、わが同胞を訴えようなどとしているのではない。こういうわけで、あなたがたに会って語り合いたいと願っていた。事実、わたしは、イスラエルのいだいている希望のゆえに、この鎖につながれているのである」。

そこで彼らは、パウロに言った、「わたしたちは、ユダヤ人たちから、あなたについて、なんの文書も受け取っていないし、また、兄弟たちの中からここにきて、あなたについて不利な報告をしたり、悪口を言ったりした者もなかった。

わたしたちは、あなたの考えていることを、直接あなたから聞くのが、正しいことだと思っている。実は、この宗派については、いたるところで反対のあることが、わたしたちの耳にもはいっている」。

この宗派について

ローマにいるユダヤ人たちはパウロと初めて会ったのだと思います。しかし、パウロが伝えている神を中心とした生き方については、すでにローマにまで伝わっていたようです。それがユダヤ人の間で反対のあることも伝わっていたようです。ただ、それは噂であって、正式な文書もないし、直接知っている人もいないという状況だったようです。彼らはパウロから直接話を聞くことが正しいことだと思っていると言っています。噂で物事を判断せず、当事者から直接話を聞いて判断することは大切なことでしょう。噂だけで、間接的な話だけで、物事を判断していないでしょうか。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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