【人生の目的】世界150ヶ国調査から分かったこと

ガッツポーズをする作業服の男性

「幸せとは?~世界150ヶ国の調査結果でわかった5つの要素」という記事からポイントをまとめてご紹介します。

人の幸せを決定する5つの要素

ギャラップ社の行った調査結果は次の5つだったそうです。

  1. 仕事に情熱を持って取り組んでいる。
  2. よい人間関係を築いている。
  3. 経済的に安定している。
  4. 心身ともに健康で活き活きしている。
  5. 地域社会に貢献している。

ただし、これらは相互に深く関係していて、これら5つの側面が互いに関わりあっていてこそ、本当に人生に満足し、幸せを実感できるようです。

仕事に情熱を持って取り組んでいる

ここでいう仕事とは必ずしも収入を得るものだけでなく、ボランティア活動なども含まれます。 大事なことは、多くの時間を費やすものに情熱を持って取り組んでいる、ということです。

良い人間関係を築いている

研究では、人間関係がうまくいっている人は平均して1日6時間を人間関係に使っているということが分かったそうです。また、人間関係の幸福度を高めるためには、親友を持つことが有効だといいます。どんな人に囲まれ、どんな人間関係を築いていくかは幸福度に大きな影響を与えるということでしょう。

経済的に安定している

ここで語られる経済的な幸福度が高い人たちは特別なお金持ちではないようです。年収や資産が少なくても、自分の収入と支出を自分で決めてコントロールし「何か欲しいものがあったら買えるし、やりたいことがあったらできる」と感じている人は幸福度が高いということです。そんな経済的幸福度の高い人たちは、お金の使い方も賢く、モノより体験に好んでお金を使います。また、自分のためだけでなく、誰かを喜ばせるためにお金を使います。

心身ともに健康で活き活きしている

身体的な幸福には、健康に良い食事、定期的な運動、そして睡眠がとても大切だと言われます。運動に関しては、ほんの20分の運動で1日中気分が良くなり、週2日以上運動している人は運動していない人に比べて圧倒的にストレスが少なく幸せな気分で生活しているのだそうです。

 地域社会に貢献している

人のために行動すれば自分の幸福度が向上します。そして、地域社会への貢献は自分の身の丈に合っていて、その成果が体感しやすいというメリットもありそうです。(サイトからの紹介は以上です。)

神様を中心にして生きる

自己中心を退けて、神様の願いや思いを中心にして生きることが幸せな生き方の秘訣だと私は思っています。しかし、それは決して宗教的な生活をすることではなく、今日ご紹介したように日常生活の中で神様を中心にして生きることだと私は思います。参考にしてみてください。

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は戒律が記された宗教の教典ではなく、神様を中心にして生きようとしたユダヤ人の歴史の記録であり、実は日本人の生き方に深く関係があると思います。キリスト教の教典としてではなく、神様を中心にして生きる日本人の心に触れるために聖書を読んでみてください。

新約聖書 マタイの福音書 19章16~22節

すると、ひとりの人がイエスのもとに来て言った。「先生。永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをしたらよいのでしょうか。」イエスは彼に言われた。「なぜ、良いことについて、わたしに尋ねるのですか。良い方は、ひとりだけです。もし、いのちに入りたいと思うなら、戒めを守りなさい。」

彼は「どの戒めですか」と言った。そこで、イエスは言われた。「殺してはならない。姦淫してはならない。盗んではならない。偽証をしてはならない。父と母を敬え。あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」

この青年はイエスに言った。「そのようなことはみな、守っております。何がまだ欠けているのでしょうか。」イエスは彼に言われた。「もし、あなたが完全になりたいなら、帰って、あなたの持ち物を売り払って貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、わたしについて来なさい。」

ところが、青年はこのことばを聞くと、悲しんで去って行った。この人は多くの財産を持っていたからである。

どんな良いことをしたらよいのか

この青年はお金持ちでしたが、まだ何かが足りないと感じていたようです。お金だけでは幸せを実感できなかったのだと思います。彼はイエスのところに来て、永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをしたらよいのか教えて欲しいと言いました。

良いことではなく、良い方に思いを向ける

イエスは良いことではなく、良い方に思いを向けることが大切だと教えたのではないでしょうか。「永遠のいのち」とは「幸せ」と言い換えても良いと思いますが、それは宗教の戒律を守ることではなく、神様を中心にすること、神様の喜びとなる生き方をすることではないでしょうか。

宗教の戒律ではなく、神様を中心にすること

これも守っている。あれも守っている。これはモーセを通してイスラエルの人々に与えられた神様からの十戒であり、それ自体は悪いことではありませんが、大切なことは単にどれだけ戒律を守っているかということではなく、それぞれの良心に語り掛けられる神様の声なき声を中心にして、神様に喜ばれる人生を生きることではないでしょうか。そこに本当の幸いな生き方があると思います。

いかがでしたか

参考になりましたら、「いいね!」でお知らせください。また、シェアのご協力もよろしくお願いします。

「日本人の信仰と聖書について考える会」では、宗教ではなく、神様を中心にして生きる幸いを多くの方に知っていただくために、パンフレット「今こそ伝えたい日本人の心」(1部10円。100部以上で送料無料。)を作成しました。ぜひお知り合いの方にお渡しください。ご協力をよろしくお願いいたします。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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