【日本人と日本文化】静かに美しく毎日が過ぎて行く

夜の時間

「日本に暮らしていて最も素晴らしいこと、それは毎日の生活が無事に繰り返されていき、それによって、きちんと仕事をすることができることです。」とインドから来て在日経験通算5年のモハマド・ラフィさんは語る。「外国人だから見える日本の美点。『和の国』が世界中を感動させる理由」という記事からご紹介いたします。

全てが機能している

朝太陽が昇り、1日が始まる。人々が目覚めて仕事に向かう。やがて日が沈み人々は仕事を終えて家に戻って休む。夜が来て月が天に昇る。その繰り返しが今日も明日も明後日もずっと続いていきます。静かに美しく毎日が過ぎていき、全てが、いろいろなものや人の役割が、きちんと機能している。

自分たちの国を大切にしている

日本の人たちはそういった意味で、自分たちの国をとても大切にしていると思います。自分の国を汚くすることがない、私はそれを尊敬しています。公共の場所や道路を散らかさない、という意味だけではなく、政治的な問題や社会的な問題が起こったときなどにも暴動を起こして建物を壊したり火を放ったりしないし、ストライキで国中が混乱状態になってしまうような事態も起こりません。それは大変珍しいことです。

世界に誇る力を生み出しているもと

今日の続きとして明日を、明日の続きとしての明後日を、安心して待つことができるので、未来への計画も期待も持つことができます。1日1日が平安とともにあります。それが日本の経済力やハイテクノロジーなどの、世界に誇っている力を生み出しているもとになっていると思います。(記事からの引用は以上です。)

大いなる和の国

確かに日本は「大いなる和の国」であり、全体の安全、秩序、平和があってこそ、個人の生活も守られるということを太古の昔から心得ていたように思います。それが日本人の大変優れた点であり、世界から尊敬される点なのだと思います。それは個人を中心とした生き方ではなく、神様を中心とした生き方であり、そこに本当の人としての喜びがあるということだと思います。

個人主義は無秩序を招く

戦後、個人主義的な価値観が入って来て、日本人もずいぶん自己中心的な人が増えて来たように思います。しかし、それは無秩序と混乱を招くことになってしまうでしょう。今こそ日本人が太古の昔から大切にし、世界から尊敬されて来た神様を中心とした生き方を意識的に取り戻すことが大切だと感じます。

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は宗教の戒律が記された教典ではなく、神様を中心として生きようとしたユダヤ人の記録であり、日本人の価値観のルーツでもあります。キリスト教の教典としてではなく、神様を中心として生きる日本人の心を取り戻すために聖書を読んでみてください。

新約聖書 マタイの福音書 27章1~10節

さて、夜が明けると、祭司長、民の長老たち全員は、イエスを死刑にするために協議した。それから、イエスを縛って連れ出し、総督ピラトに引き渡した。そのとき、イエスを売ったユダは、イエスが罪に定められたのを知って後悔し、銀貨三十枚を、祭司長、長老たちに返して、「私は罪を犯した。罪のない人の血を売ったりして」と言った。

しかし、彼らは、「私たちの知ったことか。自分で始末することだ」と言った。それで、彼は銀貨を神殿に投げ込んで立ち去った。そして、外に出て行って、首をつった。

祭司長たちは銀貨を取って、「これを神殿の金庫に入れるのはよくない。血の代価だから」と言った。彼らは相談して、その金で陶器師の畑を買い、旅人たちの墓地にした。それで、その畑は、今でも血の畑と呼ばれている。

そのとき、預言者エレミヤを通して言われた事が成就した。「彼らは銀貨三十枚を取った。イスラエルの人々に値積もりされた人の値段である。彼らは、主が私にお命じになったように、その金を払って、陶器師の畑を買った。」

神様を中心にすべきだった

イエスが死刑にされるためにローマ総督に引き渡されると、ユダは自分が正しくなかったことを認めました。もちろん、ユダは自分が正しくなかったことを認めたのですから、これからは神様を中心にして生きることもできたと私は思います。確かにそれは辛い人生かもしれません。しかし、だからと言って神様を中心としないで、自己中心を続け、死を選ぶべきではなかったのではないでしょうか。

自己中心は自分も、人も滅ぼす

しかし、ユダは死を選んでしまいました。そこまで行ってしまう前に、自己中心を退けて、神様を中心にするチャンスは何度もあったのではないでしょうか。このように自己中心は自分も、人も滅ぼしてしまいます。神様を中心にすること。そこに全ての問題の解決があります。世界の救いもまたそこにかかっていると思います。それは日本人が太古の昔から大切にして来た生き方だと思います。

神様を中心とした「大いなる和」の心

個人主義、自己中心を退けて、神様を中心にした「大いなる和」の心を大切にしてください。そこに世界の救いがかかっていると思います。

 

いかがでしたか

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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