【人間関係】自分を高める

悩む女性
自分でできること

人間関係の問題は相手もあることですから、自分だけでは解決できないこともあると思います。でも、自分の問題、足りなさを克服し、自分を高めることによって、問題を減らすことは可能だと思います。そして、それが自分のできることであり、それで十分ではないかと私は思います。

イエスはどうだったのか

私は人間関係の問題を考える時、いつもイエスならどうしただろうかと考えます。イエスは全ての人と問題なく過ごしたのでしょうか。そうではなく、最後までユダヤ教の中心的な人たちとの問題は解決されず、結局十字架につけられることになりました。それは彼らが最後まで自己中心を改めることがなかったことが原因であり、イエスのせいではなかったと私は思います。

自己中心を退け、神様を中心にする

イエスの生き方は全ての人と問題なく過ごすということではなく、神様の前に正しく生きるという生き方を貫いたのではないでしょうか。しかし、問題の原因が自分の自己中心であるなら、それを相手のせいにすることはできないでしょう。確かに私たちは皆生まれながらに自己中心的な者であり、それが人間関係に問題を引き起こしていると思います。しかし、自分の自己中心を相手に受け入れさせることが解決ではなく、自己中心を退けて、神様の思いを中心にすることが解決であり、それは自分を高めることに他ならないと思います。

人のせいにするのではなく

そのために必要なことは、まず「自分を高める」、「成長を目指す」、「いつまでも幼児のままでいない」と決断することではないでしょうか。とかく私たちは人のせいにしやすい者ですが、人のせいにしている限り、自分の成長は期待できないのではないかと私は思います。「『職場の人間関係・改善術』苦しみ続けた私に効果があった24の方法」というサイトには次のようにありました。

徹底して自分を高められる人とそうでない人の違いは以下の3点です。

  1. 何を、どれくらい、どのように高めるか?ゴール(理想の自分、状態)を明確にする
  2. ゴールに向かい徹底的に行動すると決断する
  3. ゴール達成のために、今までの2倍、3倍頑張る覚悟を持つ

上記の3点を満たした瞬間から、人生は変わり始め、人間関係にも変化が起こり始めます。あとは継続して必要な行動を取りつづけましょう。その先には人間関係の改善だけでなく、あなたの仕事、人間関係、人生全般がより良くなっていくという素晴らしいギフトが待っています。

 

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は宗教の戒律が記された教典ではなく、神様を中心にして成長を目指したユダヤ人の記録であり、実は私たち日本人の源泉だと思います。キリスト教の教典としてではなく、成長を目指す日本人として聖書を読んでみてください。

新約聖書 マルコによる福音書 1章40~45節

ひとりのらい病人が、イエスのところに願いにきて、ひざまずいて言った、「みこころでしたら、きよめていただけるのですが」。イエスは深くあわれみ、手を伸ばして彼にさわり、「そうしてあげよう、きよくなれ」と言われた。すると、らい病が直ちに去って、その人はきよくなった。

イエスは彼をきびしく戒めて、すぐにそこを去らせ、こう言い聞かせられた、「何も人に話さないように、注意しなさい。ただ行って、自分のからだを祭司に見せ、それから、モーセが命じた物をあなたのきよめのためにささげて、人々に証明しなさい」。

しかし、彼は出て行って、自分の身に起こったことを盛んに語り、また言いひろめはじめたので、イエスはもはや表立っては町に、はいることができなくなり、外の寂しい所にとどまっておられた。しかし、人々は方々から、イエスのところにぞくぞくと集まってきた。

汚れた者

ここで「らい病」と記されている病気は、必ずしも現在の「らい病」ではないようですが、重い皮膚病のことで、単に病気であるということだけではなく、ユダヤ人の間では汚れた者として、他の人との接触も制限され、隔離されていたようです。

みこころでしたら

名前は記されていませんが、ひとりのらい病人がイエスの噂を聞いたのでしょう、イエスのところに来て、ひざまずいて、「みこころでしたら、きよめていただける」と言いました。「みこころ」とは、神様の御心ということですから、このらい病人は自己中心ではなく、あくまで神様の思いを中心にしてイエスに求めのではないでしょうか。何が何でも治して欲しいということではなく、神様の御心であれば治るという信仰は大変すばらしい信仰ではないかと思いました。

いかがでしたか

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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