2017年12月28日(木)7:45起床
「ガレリヤかめおか」は以前にも利用したことがあり、約400台止まれる大きな道の駅です。朝から大勢の人が来て、野菜などをたくさん買って帰って行きます。車がひっきりなしに出入りしています。
10:13 出発
今日は京都太秦(うずまさ)周辺の秦氏関連の寺社を回ります。太秦と書いて、「うずまさ」とは普通読めないと思います。大秦とは中国語でローマを表し、「うずまさ」という読みは、「イシュ・マシャ」、それは「イエス・メシヤ」から来たという説もあります。その太秦駅近くのコインパーキングに車を止めて、歩いて広隆寺、いさら井、蚕の社、大酒神社、天塚古墳、蛇塚古墳、葛野大堰、法輪寺、松尾大社と回ることにしました。果たして一日で回れるでしょうか。
11:10 到着
まず秦野河勝が聖徳太子から譲り受けた弥勒菩薩半跏思惟像を安置するために建てた広隆寺を訪問し、数々の国宝、重要文化財となっている仏像を見学しました。詳しくはまたお伝えいたしますが、その中に重要文化財の秦野河勝御夫妻神像があります。夫婦像の前にはそれぞれ神道の御神体としてよく見られる鏡が置かれてありましたが、これは秦野河勝が仏教徒ではなく、神道の信者であることを示しているのではないでしょうか。そして、神道はイスラエルの信仰と関連があることを考えると、秦氏とイスラエルの関係につながるのではないかと思います。
いさら井
広隆寺には「いさら井」と呼ばれる今は枯れた井戸があると本で読んでいましたが、探しても見つけることができませんでした。そこで、霊宝殿の受付の方に聞いてみたところ、広隆寺を出て、民家を入ったところにあると教えていただき、見つけることができました。「いさら井」とは、イスラエルの井戸という意味だと地元の人たちは言っているそうです。ここにもイスラエルと秦氏の関係を見ることができるのではないかと思います。写真を拡大していただくと、「いさら井」の文字が確認できると思います。
12:55 蚕の社到着
次に訪れたのは蚕の社です。正式には「木嶋坐天照御魂神社(このしまにいますあまてるみたまじんじゃ)」と言います。由緒をお読みいただくと秦氏との関係が分かると思います。そして、この由緒の最後のところには秦氏とキリスト教との関係がはっきりと記されています。
由緒にも書かれている三柱鳥居です。工事のためなのか池に水はありませんでした。
この写真の奥に三柱鳥居があり、本来ここには水があり、「元糺の池」と呼ばれていると由緒に書いてあります。階段がついていて、池の中に入り、水で禊ぎを行うことができることが分かります。秦氏はここで洗礼を行ったのではないでしょうか。
13:40 お昼
太秦映画村の真向かいにある「侘助」という食事処に入ることにしました。写真は湯豆腐定食850円です。おばあちゃんの手作りで、とてもやさしい味でした。作ってくれたおばあちゃんといろいろとお話しをするうちに、おばあちゃん手作りのおせちを注文することになりました。お正月の楽しみが出来ました。こんな旅の面白さも時にはありますね。
お店のおばあちゃんと店員さんと妻とお店の前で記念撮影。今度はゆっくりお酒でも飲みに来てくださいねと声をかけてくださいました。とってもおいしかったです。みなさん京都にいったら、ぜひ立ち寄ってみてください。映画村の真向かいですよ。
14:26 大酒神社
大酒神社はもともと大辟神社と書き、中国語で「ダビデ」を意味するそうです。つまり、大酒神社はダビデ神社なのです。大酒神社は秦氏の祖先である秦酒公が祀られています。由緒にはこのように記されています。
15:18 天塚(あまつか)古墳
秦氏の墓と考えられる古墳です。石室も見て来ました。
15:54 蛇塚古墳
こちらも秦氏の墓と考えらえる古墳ですが、古墳部分は失われていて、石室部分だけが残っています。住宅街の中にあります。
16:45 葛野大堰(かどのおおい)
渡月橋から川の上流を見ると、堰が見えます。これが葛野大堰です。川の氾濫を治めるために秦氏が造ったと言われています。
16:56 法輪寺
渡月橋を渡って、南に歩いて行くと、法輪寺というお寺があります。ここには十三まいりという風習があります。これは13歳になったことを祝うものですが、イスラエルにもバル・ミツバと言って、13歳を祝う風習があります。
17:30 松尾大社
すっかり暗くなってしまいましたが、最後は松尾大社です。松尾大社も秦氏が建てた神社と言われています。社殿背後の亀の井の水を混ぜると、お酒が腐敗しないと言われていて、たくさんのお酒が奉納されていました。
19:10 太秦を出発
なんとか今日予定していた場所は全て訪問することができました。きっと3万歩近く歩いたと思います。途中、夕食の買い物をし、京都を後にして、滋賀県にある道の駅「こんぜの郷りっとう」を目指します。今晩はそこで泊まります。それではまた明日。今日も読んでくださり、ありがとうございました。