【聖書預言と日本】ハガイ、ゼカリヤの預言

聖書

水、土曜日は「イスラエル12部族に関する聖書預言と日本」というテーマで書いています。日本とイスラエルとの間には何らかの関係があるとすれば、聖書に記されている預言は日本人と無関係ではないということになります。イスラエルについて、聖書には何が書かれているのでしょうか。今日はその22回目です。

預言者ハガイ

ハガイは南ユダのバビロン捕囚後の預言者だと言われています。ハガイもまたイスラエルの回復を預言しています。それはダビデ王やソロモン王の時代のイスラエルよりも大きな栄光であるとも預言されています。旧約聖書ハガイ書にはこのような言葉があります。

旧約聖書 ハガイ書 2章9節

主の家の後の栄光は、前の栄光よりも大きいと、万軍の主は言われる。わたしはこの所に繁栄を与えると、万軍の主は言われる。

預言者ゼカリヤ

ゼカリヤも南ユダ捕囚後の預言者だと言われています。旧約聖書ゼカリヤ書にその言葉が記されていますが、著者は複数いるとも言われています。ゼカリヤもまたイスラエル回復を預言しています。

旧約聖書 ゼカリヤ書 1章16、17節

それゆえ、主はこう仰せられます、わたしはあわれみをもってエルサレムに帰る。わたしの家はその中に建てられ、測りなわはエルサレムに張られると、万軍の主は仰せられます。あなたはまた呼ばわって言いなさい。万軍の主はこう仰せられます、わが町々は再び良い物で満ちあふれ、主は再びシオンを慰め、再びエルサレムを選ぶ』と」。

東の国から、西の国から

以下の言葉を見ると、神様は「わが民を東の国から、また西の国から」連れて来るとありますので、世界中に散らされたイスラエル民族がエルサレムに集められるという預言ではないかと考えられます。

旧約聖書 ゼカリヤ書 8章7、8節

万軍の主は、こう仰せられる、『見よ、わが民を東の国から、また西の国から救い出し、彼らを連れてきて、エルサレムに住まわせ、彼らはわが民となり、わたしは彼らの神となって、共に誠実と正義とをもって立つ』」。

イスラエル全12部族の祝福

次の言葉を見ると、それは北イスラエル、南ユダの両方を合わせたイスラエル全12部族の祝福であることが言われているように思います。ユダの家とは南ユダであり、イスラエルの家とは北イスラエルを指していると思います。それは歴史上まだ実現していない、これから起こる預言と考えることができるのではないでしょうか。

旧約聖書 ゼカリヤ書 8章11~13節

しかし今は、わたしのこの民の残れる者に対することは、さきの日のようではないと、万軍の主は言われる。そこには、平和と繁栄との種がまかれるからである。すなわちぶどうの木は実を結び、地は産物を出し、天は露を与える。わたしはこの民の残れる者に、これをことごとく与える。ユダの家およびイスラエルの家よ、あなたがたが、国々の民の中に、のろいとなっていたように、わたしはあなたがたを救って祝福とする。恐れてはならない。あなたがたの手を強くせよ」。

エルサレムの祝福

以下にもまたエルサレムの祝福、ユダの祝福が記されています。

旧約聖書 ゼカリヤ書 8章14、15節

万軍の主は、こう仰せられる、「あなたがたの先祖が、わたしを怒らせた時に、災を下そうと思って、これをやめなかったように、——万軍の主は言われる——そのように、わたしはまた今日、エルサレムとユダの家に恵みを与えよう。恐れてはならない。

全世界がイスラエルの神を知る

その時には全世界が神様はイスラエルと共にいることを知るようになると預言されています。

旧約聖書 ゼカリヤ書 8章23節

万軍の主は、こう仰せられる、その日には、もろもろの国ことばの民の中から十人の者が、ひとりのユダヤ人の衣のすそをつかまえて、『あなたがたと一緒に行こう。神があなたがたと共にいますことを聞いたから』と言う」。

神様がイスラエルを養う

そして、神様がイスラエルを養うと預言されています。

旧約聖書 ゼカリヤ書 9章16,17節

その日、彼らの神、主は、彼らを救い、その民を羊のように養われる。彼らは冠の玉のように、その地に輝く。そのさいわい、その麗しさは、いかばかりであろう。穀物は若者を栄えさせ、新しいぶどう酒は、おとめを栄えさせる。

いかがでしたか

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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