日本とイスラエルに関連する事柄について、アビグドール・シャハン著「古代日本に辿り着いたユダヤ人・失われた十部族の足跡~イスラエルの地から日本まで~」からご紹介いたします。
古事記、日本書紀の記述
私の考えでは、この神聖さと俗とを併せ持った「神」「神の子ら」とは、イスラエルの地から日本にやって来た、かのイスラエル十部族の第一波の人々、またその子孫のことで、彼らは後代の人々の記憶に、聖なる地イスラエルからやって来た「神の子ら」として深く記憶されたのであろう。
イスラエルの直接的な記憶
イスラエルの風景と彼らの繋がりは、まだこの時は直接的であった。彼らはまだ、自分の目で見たり、また長老たちから聞いたりしたイスラエルの地の風景や、エルサレムの神殿の記憶をはっきりと残していたのである。
神話に残るイスラエルの香り
彼らが、約束の地に向けて荒地を流浪した神話にさえ、イスラエルの地の香りを残している。それゆえ今日に至るまで、日本人たちはその神々の言葉を、特別で神聖なものとみなしており、「天孫」である日本民族だけがそれを正しく発音することができ、その言語により神々と結びつくことができる、と考えている。
神聖さに覆われていた父祖たち
天孫であり選民である日本民族の父祖は、聖なる地からやって来た。彼らは神の保護下に住み、聖なるものと地上的なものとが、混ぜ合わさった生活をしていた。彼らが日本にやって来たとき、最初の数世代はまだその神聖さに覆われていた。それゆえ日本の山々や土地には、この古代の神聖さを反映して、神代の人々の古い名前が付けられている。
天皇家に受け継がれる神聖さ
この神聖さは、神々の子孫であり、神道の最高位の祭司である天皇家に受け継がれている。神道こそが日本の最も古い宗教であり、その掟のルーツをたどると、モーセのトーラーに行きつく。(本からの引用は以上です。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本とイスラエルの共通のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を読んでみてください。
新約聖書 ルカによる福音書 20章1~8節
ある日、イエスが宮で人々に教え、福音を宣べておられると、祭司長や律法学者たちが、長老たちと共に近寄ってきて、イエスに言った、「何の権威によってこれらの事をするのですか。そうする権威をあなたに与えたのはだれですか、わたしたちに言ってください」。
そこで、イエスは答えて言われた、「わたしも、ひと言たずねよう。それに答えてほしい。ヨハネのバプテスマは、天からであったか、人からであったか」。
彼らは互に論じて言った、「もし天からだと言えば、では、なぜ彼を信じなかったのか、とイエスは言うだろう。しかし、もし人からだと言えば、民衆はみな、ヨハネを預言者だと信じているから、わたしたちを石で打つだろう」。
それで彼らは「どこからか、知りません」と答えた。イエスはこれに対して言われた、「わたしも何の権威によってこれらの事をするのか、あなたがたに言うまい」。
何の権威によるのか
「宮」とはエルサレム神殿です。イエスと弟子たちの一行はいよいよエルサレムにやって来ました。イエスは神殿で人々に教え、神の国について語りました。それを見て、ユダヤ教の指導者たちは、何の権威で、つまり誰の許可を得て、神殿で教えているのかと言いました。勝手なことをするなということでしょう。
天の権威
イエスは彼らに天の権威と人の権威について尋ねました。大切なことは天の権威、神の権威に従って生きることでしょう。それが神を中心とした生き方であり、神の国なのです。結局、ユダヤ教の指導者たちは神の権威を受けいれなかったのです。
いかがでしたか
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2018年6月11日(月)タピ大決定!
「古代史に見る日本人とユダヤ人の不思議な関係」シリーズの第4回目は、「古代ユダヤ人ゆかりの地を巡る旅~伊勢神宮・京都太秦」と題して、昨年12月23日~31日に訪れた伊勢志摩、京都太秦の報告です。道の駅の情報も交えてお話しします。お近くの方はぜひお出でください。お待ちしております。詳しくは固定ページをご覧ください。
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本書の目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
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