【日本とイスラエル】中央アジアの民族との関係

書籍「失われた十部族の足跡」

日本とイスラエルに関連する事柄について、アビグドール・シャハン著「古代日本に辿り着いたユダヤ人・失われた十部族の足跡~イスラエルの地から日本まで」からご紹介いたします。

古畑種基博士の指摘

血液学の権威古畑種基博士は、日本民族は中央アジアの民族と密接な関係がある、と指摘している。日本人の起源を研究した手島郁郎氏も、古畑博士の考えを踏襲しつつ次のように仮定する。

手島郁郎氏の仮定

「日本民族の血液型と血清とセム種族のそれとは、遠い古代において、パミール高原近くの中央アジアに住んでいた共通の祖先でつながっている。その高地から下って東方に向かってきた者たちが、日本人の父祖となった。」

日本民族の父祖たちの足跡

これは、日本民族の父祖たちが海を越えて西方から移動して、彼らが日本に到着する前に通過した最後の中継地点が、アジア大陸中部のどこかであった、という私の考えを補強するものである。パミール高原や、タクラマカン地域から日本民族がやって来た、と指摘する学者たちの考えは、私の結論と等しいからである。

十部族の足跡との一致

彼らはまた、原日本人はその地域から東方に移動し、中国、モンゴル、朝鮮を通過して、最後の目標地点である日本列島に到着したと仮定している。このルートは、私がこれまで描いてきた、十部族が通過したであろうルートの復元と正確に一致している。中央アジアは、十部族がアフガニスタンから東方へ向ったときの、大切な通過地点の一つであった。

古事記、日本書紀の記述

また、古事記や日本書紀によれば、この地域ではスサノオの子孫であり指導部族であったイズモ族と、神話の登場人物であるニニギの子孫たちとの間に戦いがあった。ニニギの子孫らは、母祖であるアマテラスを代表していると主張していた。この戦いは、彼らがさらに東方に旅を続ける前、約束の地に到達する前に勃発し、九州においてアマテラスの子孫の勝利で終結した。

北イスラエル十部族の王家

私の仮定では、このあと明らかになるように、この戦いは、自分たちこそ王家であり、この旅路と約束の地における、民の指導者としてふさわしいと考えていたスシの子ガディの子孫と、ヌンの子ヨシュアの子孫を取りまくものであった。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本とイスラエルの共通のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を読んでみてください。

新約聖書 ルカによる福音書 20章20~26節

そこで、彼らは機会をうかがい、義人を装うまわし者どもを送って、イエスを総督の支配と権威とに引き渡すため、その言葉じりを捕えさせようとした。彼らは尋ねて言った、「先生、わたしたちは、あなたの語り教えられることが正しく、また、あなたは分け隔てをなさらず、真理に基いて神の道を教えておられることを、承知しています。ところで、カイザルに貢を納めてよいでしょうか、いけないでしょうか」。

イエスは彼らの悪巧みを見破って言われた、「デナリを見せなさい。それにあるのは、だれの肖像、だれの記号なのか」。「カイザルのです」と、彼らが答えた。するとイエスは彼らに言われた、「それなら、カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい」。

そこで彼らは、民衆の前でイエスの言葉じりを捕えることができず、その答に驚嘆して、黙ってしまった。

まわし者を送る

イエスに敵愾心を持つ律法学者たちや祭司長たちは、イエスに手をかけようと思っていましたが、民衆を恐れ、出来ずにいました。そこでまわし者を送ることにしました。カイザルとはローマ皇帝であり、貢を納めても良いと言えば、ユダヤ人の敵としてイエスを告発できるし、納めなくて良いと言えば、ローマ総督の前に反逆者として訴えることができると考えたのでしょう。

カイザルのものはカイザルに

イエスは質問をうまくかわしたということではないでしょう。イエスはローマの支配下に置かれているユダヤという状況の中でも神を中心にして生きることは出来ると言っているのではないでしょうか。どんな状況に置かれていたとしても、そこで神を心に据え、神を中心にして生きるなら、神の国はそこにあります。

いかがでしたか

参考になりましたら「いいね!」でお知らせください。また、シェアのご協力もよろしくお願いします。今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2018年6月11日(月)タピ大決定!

「古代史に見る日本人とユダヤ人の不思議な関係」シリーズの第4回目は、「古代ユダヤ人ゆかりの地を巡る旅~伊勢神宮・京都太秦」と題して、昨年12月23日~31日に訪れた伊勢志摩、京都太秦の報告です。道の駅の情報も交えてお話しします。お近くの方はぜひお出でください。お待ちしております。詳しくは固定ページをご覧ください。

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本書の目次

一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

詳しくは書籍情報をご覧ください。

投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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