【日本人と日本文化】ツーリング天国

ハーレーの旅

「葉山は海が美しいし、住んでいる人たちも親切で暮らすのにとてもいい所です。」と語るのは、日本滞在10年のオーストラリア人、スティーブン・ペイドンさん。加藤恭子編「続・私は日本のここが好き!外国人43人が深く語る」からご紹介します。

ここに住みたい!

今から10年ほど前、神奈川県の葉山に住む日本人の友人を訪ね、初めて日本に来たとき、一週間ほどの滞在でしたが、私はすっかりこの葉山という場所に魅せられてしまったのです。たった一度訪れただけで、「あ、ここが私の居場所だ。ここに住みたい!」と。

日本の学生

現在、日本の大学で英語を教えていますが、日本の学生は真面目で礼儀正しく、とても有能です。英会話は苦手のようですが、一度コツをつかみ自信をもつと、一生懸命に勉強し、どんどん上達します。オーストラリアでもいろんな国籍の人たちに教えていましたが、その中でも日本の学生の多くは好奇心旺盛で、未知の文化や物事に前向きでした。積極的に異文化に溶け込もうとしていましたね。

それは大きな違いですね

教師に対する尊敬の念や信頼関係を築けるのも、日本人の特徴だと思います。来日以来、出会った教え子たちが、今でも連絡をくれ近況報告をしてくれるのです。これはとても嬉しいこと。私の国では珍しいことなので、それは大きな違いですね。国では一度卒業すると、教師に連絡をすることはありません。

日本は、ツーリング天国です

私の趣味の一つ、オートバイツーリングについてお話しましょう。大学の休暇を利用して出かけるのですが、来日以来、沖縄県を除き全国を訪れました。バイクは、ようやく手に入れた三代目のハーレーダビッドソン。日本は、ツーリング天国です。道路は整備されていますし、山道の景色も美しい。海や田園風景、風光明媚で景色が変化に富み素晴らしいです。日本には四季があるので、季節ごとに風景も変わります。行く先々にある温泉地。その地方独特の特産物や食文化もあり、食べ物も楽しめます。

魅力がたくさんあるはず

日本はアジアの中でも、伝統的な部分と近代的な部分がうまく融合している国。私がまだ出会っていない魅力がたくさんあるはず。これからも、趣味のツーリングを通して、日本の様々な顔に触れて行きたいですね。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本人の文化のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の心を知るために聖書を読んでみてください。

新約聖書 ルカによる福音書 22章31~38節

シモン、シモン、見よ、サタンはあなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って許された。しかし、わたしはあなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈った。それで、あなたが立ち直ったときには、兄弟たちを力づけてやりなさい」。

シモンが言った、「主よ、わたしは獄にでも、また死に至るまでも、あなたとご一緒に行く覚悟です」。するとイエスが言われた、「ペテロよ、あなたに言っておく。きょう、鶏が鳴くまでに、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」。

そして彼らに言われた、「わたしが財布も袋もくつも持たせずにあなたがたをつかわしたとき、何かこまったことがあったか」。彼らは、「いいえ、何もありませんでした」と答えた。

そこで言われた、「しかし今は、財布のあるものは、それを持って行け。袋も同様に持って行け。また、つるぎのない者は、自分の上着を売って、それを買うがよい。あなたがたに言うが、『彼は罪人のひとりに数えられた』としるしてあることは、わたしの身に成しとげられねばならない。そうだ、わたしに係わることは成就している」。

弟子たちが言った、「主よ、ごらんなさい、ここにつるぎが二振りございます」。イエスは言われた、「それでよい」。

シモン、シモン

「シモン」とはイエスの12人の弟子たちの筆頭である「ペテロ」のことです。誰が一番偉いかという彼らの争論に答えて、イエスは「ペテロ」に語りました。弟子たちは間もなくイエスが王となると考えていたようですが、そうではなく、弟子たちはふるいにかけられる、つまり信仰が揺さぶられる、そういう試練が待ち受けていると言っているようです。

聖書預言の成就

「彼は罪人のひとりに数えられた」という言葉は、旧約聖書の預言者イザヤの中にあります。旧約聖書の預言者が預言したメシヤは罪人のように苦しみを受ける。それがイエスによって成就すると言われたのでしょう。弟子たちはまだそのことを理解してはいなかったようです。メシヤの苦しみによって神に対する人類の罪は取り除かれるとイザヤは預言していたのです。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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