前回に続いて、今日も「高校生のための面白歴史教室」からご紹介いたします。最初に私が読んだ記事は「余話の部屋」の「17.シルクロードより来た秦氏」という記事でした。
「クンユエ」を検索していて
秦氏が出て来たと考えられている中央アジアにあった「クンユエ」という小国についてネットで検索していて、この記事に出会いました。内容はこれまで私のブログでも紹介して来た内容とほぼ同じですが、記事の最後のところで、このサイトの著者はこのように書かれています。
秦氏の全てが、ユダヤ系であるとは断言できないとのことで、一部中国系の秦氏もいるようではありますが、書き尽くせないくらい古代の秦氏にはイスラエル・ユダヤ系キリスト教徒であった可能性を示す証拠があるというのが結論となります。
受け入れている内容が同じ
参考文献を見ると、ほぼ私が読んでいるものと同じなので、同じ内容になるのも当然と思うかもしれませんが、そうではなく、この方が受け入れた内容が私が受け入れている内容とほぼ同じだということが重要だと思います。
クリスチャン、ユダヤ人でない方の意見
たぶんこの方はクリスチャンではないと思いますが、(クリスチャンだったら御免なさい!いくつかの記事を読んだ印象、使われている言葉がキリスト教的ではなく、一般的であることから、そう思いましたが、違っていたらご指摘ください。)クリスチャンでない方、またユダヤ人でない方の意見としても、同じように考えているということで、私の言っていることを、また違う角度から支持していただけるのではないかと感じています。
また、この記事の最後にはこのように書かれています
4回にわたって、古代日本に来ていたイスラエル・ユダヤ人というテーマで記述しましたが、前8~前7世紀に、失われたイスラエルの十支族とイザヤに率いられたユダ王国の二支族が、お互いに知らずに来日し、さらに4世紀に入ってユダヤ系キリスト教徒の秦氏が来日したことは、三つの偶然ではなく、シルクロード上を行き来して交易していたユダヤ・イスラエル人にとっては、日本にユダヤ人又はイスラエル人がいることは、よく知られた事実ではなかったろうかと思えます。
しかし、このことが日本人自身にもよくわからなくなってしまったのは、ユダヤ・イスラエル民族を含む多民族による日本を統一したのが、中国系であることによるのではないかと思える節があります。次回より来日したイスラエル・ユダヤ人の国内における痕跡について記述を進めてゆきたいと思います。
勉強させていただきます
日本を統一したのは中国系とこの方は書いていらっしゃいます。その点については、にわかには同意しかねる部分もありますが、全体的には私と同じ理解をしていらっしゃると感じます。もちろん、この方は歴史の先生で、歴史に関する理解の深さ、広さについては、私のブログよりずっと豊富ですので、これから記事を読ませていただき、勉強させていただきたいと思っています。
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本の歴史のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を開く時、そこに古くて新しい発見があることでしょう。
新約聖書 ヨハネによる福音書 8章31~47節
イエスは自分を信じたユダヤ人たちに言われた、「もしわたしの言葉のうちにとどまっておるなら、あなたがたは、ほんとうにわたしの弟子なのである。また真理を知るであろう。そして真理は、あなたがたに自由を得させるであろう」。
そこで、彼らはイエスに言った、「わたしたちはアブラハムの子孫であって、人の奴隷になったことなどは、一度もない。どうして、あなたがたに自由を得させるであろうと、言われるのか」。
イエスは彼らに答えられた、「よくよくあなたがたに言っておく。すべて罪を犯す者は罪の奴隷である。そして、奴隷はいつまでも家にいる者ではない。しかし、子はいつまでもいる。
だから、もし子があなたがたに自由を得させるならば、あなたがたは、ほんとうに自由な者となるのである。わたしは、あなたがたがアブラハムの子孫であることを知っている。それだのに、あなたがたはわたしを殺そうとしている。わたしの言葉が、あなたがたのうちに根をおろしていないからである。
わたしはわたしの父のもとで見たことを語っているが、あなたがたは自分の父から聞いたことを行っている」。
彼らはイエスに答えて言った、「わたしたちの父はアブラハムである」。
イエスは彼らに言われた、「もしアブラハムの子であるなら、アブラハムのわざをするがよい。ところが今、神から聞いた真理をあなたがたに語ってきたこのわたしを、殺そうとしている。そんなことをアブラハムはしなかった。あなたがたは、あなたがたの父のわざを行っているのである」。
彼らは言った、「わたしたちは、不品行の結果うまれた者ではない。わたしたちにはひとりの父がある。それは神である」。
イエスは彼らに言われた、「神があなたがたの父であるならば、あなたがたはわたしを愛するはずである。わたしは神から出た者、また神からきている者であるからだ。わたしは自分からきたのではなく、神からつかわされたのである。どうしてあなたがたは、わたしの話すことがわからないのか。あなたがたが、わたしの言葉を悟ることができないからである。
あなたがたは自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者であって、その父の欲望どおりを行おうと思っている。彼は初めから、人殺しであって、真理に立つ者ではない。彼のうちには真理がないからである。
彼が偽りを言うとき、いつも自分の本音をはいているのである。彼は偽り者であり、偽りの父であるからだ。しかし、わたしが真理を語っているので、あなたがたはわたしを信じようとしない。あなたがたのうち、だれがわたしに罪があると責めうるのか。
わたしは真理を語っているのに、なぜあなたがたは、わたしを信じないのか。神からきた者は神の言葉に聞き従うが、あなたがたが聞き従わないのは、神からきた者でないからである」。
真理を知る
イエスを信じるとは、キリスト教徒になることではなく、イエスの言葉、イエスの教えに留まることに他なりません。それは人間中心、自己中心を退けて、神に立ち返り、神と共に生きることです。そうすれば真理、すなわち本当のことが分かります。人間中心に物事を考えている限り、本当のことは分からないでしょう。そして、本当のことが分かれば自由になります。もう嘘に縛られている必要はないのです。
罪の奴隷
罪とは人の欲望であり、自己中心のことです。それは自分の得を求めますが、その行きつく先は滅びです。騙されてはいけません。罪を離れ、神に立ち返って生きることこそが救いであり、本来の人間の姿なのです。
誰を父とするのか
悪魔は私たちに、自己中心こそが喜びの人生だと騙そうとしています。しかし、そこにあるのは滅びです。神に立ち返って、神の御心に生きること。神を父とするのか、悪魔を父とするのか。それによって、その生き方はまったく正反対のものになってしまいます。悪魔に騙されてはいけません。イエスはそう教えたのではないでしょうか。
いかがでしたか
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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