元船井総研取締役で全国約4000に及ぶ企業の経営コンサルティング実績があり、現在は株式会社S・Yワークス代表取締役の佐藤芳直氏の考えに大変共感いたします。仙台の情報誌「りらく」(2019年2月号)にインタビュー記事が掲載されていましたので、一部ご紹介させていただきます。
一番のモデルは日本社会だと気づいた
世界中の企業経営者に「何を一番大事にしていますか?」と聞くと、繁栄・安定・継続を挙げます。その3要素のモデル的な事例はどこだろうかと、世界中の企業をまわりながら考えました。すると、世界のあらゆる組織の中で一番のモデルは日本社会だと気づいたのです。
リーダーの姿勢
日本という国を歴史的にみるとやはりリーダーです。日本のリーダーは天皇という存在ですが、リーダーがどれだけ和を以て経営をしていくのか。助け合い、譲り合い、守り合いながら組織をつくっていく、そのリーダーの姿勢が大前提となります。
3条件
リーダーがその点において明確な哲学(経営の世界では理念)を持つこと。その哲学に基づいて常に無矛盾な経営をすること。それがなにより大事です。さらに現場に引き付けて考えれば、善悪の判断基準が明確であり、励まし合う風土を持っている、そして一体化された組織であること。この3条件が何を置いても重要だと思います。(インタビュー記事からの引用は以上です。)
それは聖書の基準ではないか!
明確な善悪の判断基準。それは神の前に何が正しいのかという判断基準に他なりません。励まし合う風土。それは互に愛し合いなさいというイエス・キリストの教えの実践に他なりません。そして、一体化された組織。それは私たちはキリストにあって一つのからだだと教えた新約聖書のパウロの教えに他なりません。
日本社会と聖書の一致
聖書の中には、その完全なモデルが記されています。それは「神の国」と教えられています。日本社会はその完全な理想とは言えないかもしれませんが、聖書が指し示す姿が、他のどの社会よりも明確に見ることができることは確かだと思います。それは古代日本に聖書の民であるユダヤ系渡来人が多数あり、日本人の国民性に大きな影響を与えた動かぬ証拠だと思います。
日本人の信仰が世界を救う
佐藤芳直氏もまた、この日本社会にあるべき姿を見ているように、日本人が明確に神に立ち帰るなら、それは世界の救いになると確信します。それはキリスト教に改宗するということではありません。日本人の心である神に立ち帰って生きることだと思います。
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本人の国民性のルーツであり、人類の目指す姿です。キリスト教の教典としてではなく、日本人として、人として聖書を開くとき、そこに古くて新しい発見があることでしょう。
新約聖書 ヨハネによる福音書 18章28~32節
それから人々は、イエスをカヤパのところから官邸につれていった。時は夜明けであった。彼らは、けがれを受けないで過越の食事ができるように、官邸にははいらなかった。
そこで、ピラトは彼らのところに出てきて言った、「あなたがたは、この人に対してどんな訴えを起すのか」。彼らはピラトに答えて言った、「もしこの人が悪事をはたらかなかったなら、あなたに引き渡すようなことをしなかったでしょう」。
そこでピラトは彼らに言った、「あなたがたは彼を引き取って、自分たちの律法でさばくがよい」。ユダヤ人らは彼に言った、「わたしたちには、人を死刑にする権限がありません」。
これは、ご自身がどんな死にかたをしようとしているかを示すために言われたイエスの言葉が、成就するためである。
ローマ総督ピラト
ユダヤ教のおもだった人たちはイエスをローマ総督ピラトの官邸に連れて行ったことが記されています。ピラトは彼らに訴えの内容を求めましたが、ユダヤ教のおもだった人たちの答えは、訴えの内容ではなく、ただ死刑を求めるものであったことが分かります。決めつけ、結論が先であり、決して客観的にどんな悪が行われたのかということが吟味されることがなく、感情的な訴えであったことは明白でしょう。それでも、それはイエスの言った通りであったということが記されています。これがイエスが訴えられた状況だったということを聖書は証言してます。ローマ総督ピラトもまた実在の人物であったことが考古学的発掘から分かっています。
いかがでしたか
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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