このブログでは、あまり政治的なことは書いておりませんが、「高校生のためのおもしろ歴史教室」というウェブサイトの「古代アテネの政治」という項に興味深い内容が書かれていましたので、一部ご紹介いたします。「思い込み」って怖いですね。これまでの「思い込み」を再検証し、本質を見極めることが重要ですね。皆さんはどう思いますか。
本当に民主政治は最高の価値観なのか
民主政治が最高の価値観とされるようになったのは、1789年のフランス革命からであり、約200年余の歴史しかない。唯一絶対神の掟をベースとした神政政治を理念としているイスラム諸国においては、ヨーロッパの民主主義は、デモクラシーの言葉どおり、デーモン(悪魔)の思想そのものかもしれない。
民主政治の問題
民主政治を生かすのは、政治家ではなく、それを支える国民の意識による。・・・現代のような個人主義、拝金主義、規範意識の低下のなかで、そのような国民が支える民主政治は迷信であったという時代が来るかも知れないほどデメリットも多い。
善政は政治体制によらない
偏狭な民主主義絶対の価値観を排除して、冷静に歴史を視るとき、軍事政権でも王政でも善政を敷いていた時代はある。江戸時代や鎌倉時代の軍事政権はどうであろうか。鎌倉時代、元の侵略を防ぎ、国を護ったのは、鎌倉幕府の執権率いる軍事政権であった。江戸時代、武装解除して平和なエコロジー文化を守ったのも軍事政権である江戸幕府であった。どのような体制であれその時代の制約のなかで、国民に幸福をもたらした政権を積極的に評価する客観的な目を養成してほしい。(サイトからの引用は以上です。)
悪王より国民主権?
確かに悪い王様に支配されるより国民主権の方がまだ良いという考え方もあるでしょう。しかし、その国民が悪であるなら、誰がこれを糺すことができるでしょうか。必ずしも民主主義が良い社会を築くわけではないことも確かだと思います。良い統治者によって国民一人一人が大切にされ、国民どうしお互いを尊重し合い、「和」を重んじる日本の伝統にこそ世界の平和と人類の幸福がかかっていることを思わされました。権利と自己主張に解決はないでしょう。
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本人の文化、伝統、習慣、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を開く時、そこに古くて新しい発見があることでしょう。
新約聖書 使徒行伝 9章1~9節
さてサウロは、なおも主の弟子たちに対する脅迫、殺害の息をはずませながら、大祭司のところに行って、ダマスコの諸会堂あての添書を求めた。それは、この道の者を見つけ次第、男女の別なく縛りあげて、エルサレムにひっぱって来るためであった。
ところが、道を急いでダマスコの近くにきたとき、突然、天から光がさして、彼をめぐり照らした。彼は地に倒れたが、その時「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」と呼びかける声を聞いた。
そこで彼は「主よ、あなたは、どなたですか」と尋ねた。すると答があった、「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。さあ立って、町にはいって行きなさい。そうすれば、そこであなたのなすべき事が告げられるであろう」。
サウロの同行者たちは物も言えずに立っていて、声だけは聞えたが、だれも見えなかった。サウロは地から起き上がって目を開いてみたが、何も見えなかった。そこで人々は、彼の手を引いてダマスコへ連れて行った。彼は三日間、目が見えず、また食べることも飲むこともしなかった。
サウロ
やがて、このサウロがイエスの教えを宣べ伝え、新約聖書の大半の手紙を書くことになります。彼はイエスの弟子ではありませんでした。イエスに会ったこともありませんでした。彼はイエスの弟子たちの迫害者でした。その彼が、このようにイエスと出会ったという超自然的な出来事が記されています。私にはその信憑性を確かめる術はありませんが、このサウロによって伝えられたイエスの教えが、やがてローマにまで伝えられ、キリスト教という宗教になっていきます。ある意味、この超自然的な出来事が西欧キリスト教の起源だと言っているのかもしれません。
いかがでしたか
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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