【日本近現代史】日米戦争を起したのは誰か

日米戦争を起したのは誰か(表紙)

日本について正しい歴史認識を持つことは、これからの日本の進むべき道を正しく判断する上で欠かすことができません。加瀬英明・藤井厳喜・稲村公望・茂木弘道著「日米戦争を起したのは誰か~ルーズベルトの罪状・フーバー大統領回顧録を論ず」から紹介します。

ハーバート・フーバー著『裏切られた自由』

本書は、第三一代アメリカ合衆国大統領であるハーバート・フーバーの大著『裏切られた自由』(”FREEDOM BETRAYED”)のエッセンスを日本の読者に伝えようとするものである。『裏切られた自由』は日本語に訳されておらず、また九〇〇頁を越える大著である。一般の日本人には近づきにくい。

必読の書

しかし本書は、日本人の歴史観に大きな衝撃を与えるものであり、第二次世界大戦について論ずる全ての人の必読の書である。そこで、この様な形式の本で、フーバーの大著のエッセンスを紹介しようとするものである。

フーバーの主張

フーバーはこの大著で、次のような主張をきわめて実証的に展開している。
①日米戦争は、時のアメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトが、日本に向けて仕掛けたものであり、日本の侵略が原因ではない。
②一九四一(昭和一六)年の日米交渉では、ルーズベルトは日本側の妥協を受けいれる意図は、初めから全くなかった。日本側の誠実な和平への努力は実らなかった。
③アメリカは一九四五(昭和二〇)年に、原爆を投下せずに日本を降伏させることが出来た。原爆投下の罪は、重くアメリカ国民の上にのしかかっている。

驚くべき歴史の真相

何と驚くべき歴史の真相ではないだろうか。フーバーは、東京裁判史観を真向から全面否定しているのである。日本人にとって、必読の書である理由が、ここに存在する。

多くの日本人に目覚めて欲しい

本書ではまずこの本の企画者である加瀬英明先生に、ハーバート・フーバー論を執筆して頂いた。次に第一章、第二章、第三章では、稲村、茂木、藤井の三人の鼎談で、フーバーの大著の重要部分を紹介した。後半には稲村、茂木、藤井の三人の、このテーマに関連した論文が収録されている。本書によって、東京裁判史観の偽善と虚妄と害毒に、一人でも多くの日本人が目覚めることを期待したい。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本の文化、伝統、習慣、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の心を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 3章4~17節

これが天地創造の由来である。主なる神が地と天とを造られた時、地にはまだ野の木もなく、また野の草もはえていなかった。主なる神が地に雨を降らせず、また土を耕す人もなかったからである。しかし地から泉がわきあがって土の全面を潤していた。

主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。主なる神は東のかた、エデンに一つの園を設けて、その造った人をそこに置かれた。

また主なる神は、見て美しく、食べるのに良いすべての木を土からはえさせ、更に園の中央に命の木と、善悪を知る木とをはえさせられた。

また一つの川がエデンから流れ出て園を潤し、そこから分れて四つの川となった。その第一の名はピソンといい、金のあるハビラの全地をめぐるもので、その地の金は良く、またそこはブドラクと、しまめのうとを産した。

第二の川の名はギホンといい、クシの全地をめぐるもの。第三の川の名はヒデケルといい、アッスリヤの東を流れるもの。第四の川はユフラテである。

主なる神は人を連れて行ってエデンの園に置き、これを耕させ、これを守らせられた。主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。

人は土から造られた

神は人を土のちりでかたち造り、息を吹きいれることで、人は生きるものとなったという言い伝えは沖縄にもあるそうです。また、日本全土で、人が死ぬことを「土に帰る」と言うでしょう。「土に帰る」とは、もともとは土から造られたことを暗示している言葉でもあります。

エデンの園

人類の文明の始まりです。人はエデンの園で土を耕す働きを神から与えられました。日本では太古の昔から農耕は神から与えられた尊い働きであると言い伝えられています。

神に従う幸い

園のどの木からでも心のままに取ってたべてよろしいと神は定められました。食べるために仕方なくする農耕ではなく、それこそがこの地上で神から与えられた特別な幸いであることが分かります。しかし善悪を知る木には注意しなければなりません。それを取って食べるとは、神を離れ、人が自分で善悪を判断するということが暗示されているのかもしれません。それは死をもたらします。大切なことは、いつまでも神を中心にして生活することでしょう。それが日本人の心だと思います。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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